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- ̗̀⚠︎ ̖́-
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なーん。様のリクエストです
素敵なリクエストありがとうございます!
inm幼児化、inm愛され、エセ関西弁注意
kyng × inm要素多いです
kyng視点
Dyticaの拠点にOriensが遊びに来てる。
昨日の夜来て、泊まって明後日ぐらいまでいるらしい。
もう昼の14時になった。
ライ以外のみんなは起きてきてるのにライが全然起きてこない。
そもそもライはいつも24時を超えてから寝てるのに起きるのは早い日では3時、遅くて5時なのだ。
ここまで起きてこないのはおかしい。
という話になり、とりあえず俺がライの部屋に行くことになった。
軽く扉をノックしてから部屋に入る。
「ライ〜、起きてるか?」
そう声をかければモゾモゾと動く布団。
いつもよりライの体がだいぶ小さいような…?
「…おにぃさん、だぁれ……?」
「…は、?」
「……ぅ??」
「…すまん、びっくりさせたな。
俺は小柳ロウ。君は?」
「…いなみらい。」
「ライくんか、いい名前だな。」
「!ぇへへ」
「ライくん、もし良かったら俺と一緒に来てくれないか?」
「…お兄さんと??」
「……おう」
「…………うん、いいよ。」
「ありがとな。ライくんは好きな物とかあるのか?」
なんて聞けば先程までの人見知りは何処へやら。
目を輝かせて伝えてくれる。
「ヒーロー!俺、ヒーローが好き!」
「お、ヒーロー。かっこいいよな。」
「お兄さんもヒーロー?」
「?そうだけど……どうして?」
「お兄さん、かっこいいし優しいから!」
「……そうか、ありがとな。
あとそのお兄さんってやつ辞めないか、?」
「ぇ、じゃあ…ロウお兄ちゃん。」
「ん、いい子だな。」
そう言って頭を撫でれば嬉しそうに笑うライがすごく可愛い。
アイツらんとこ行かなきゃ連れてかなきゃ行けないのか〜……。
連れていきたくねぇな。
「……ロウお兄ちゃん、?」
「あぁ、どうした?」
「どっか連れていってくれるんじゃなかったの……?」
「そうだったな。じゃあ、ちゃんと捕まっとけよ。」
そう言い俺と向き合う形で抱き上げ、1階に降りる。
「ぇ、ライ?!」
「えー!!ライめっちゃ可愛いんだけど!」
「ライくん、めっちゃ可愛いぃ……。」
多種多様な反応を見せているがやっぱりライは少し人見知りみたいで先程まで握っていた俺の服を握る力が少し強くなったし俺の方を不安そうな顔で見ている。
「どうした?」
「ロウお兄ちゃん……。」
「ん、ゆっくりでいいからな。」
「こわい…。」
「ライ、ここにいるお兄さん達見えるか?」
「……うん、」
「そいつら全員ヒーローなんだよ。」
そう伝えれば少し目を輝かせて周りを見渡す。
「……ひーろー、?」
「そうだ。」
「、ヒーロー。」
「……ライ、ここに居るお兄さん達に挨拶できるか?」
「…うん!できる!」
「ぇ、っと伊波ライっていいます」
「その、ぇと……。き、かいとヒーローがすきです」
「上手に挨拶できたな。
でももうひとつ、おはようって言えたらもっとかっこよくなれるぞ。」
そう諭すように伝えればゆっくり口を開いて少し怯えながら目線をもう一度アイツらに戻す。
「……お、はようございます」
「ん、偉いな。」
そう言って頭を撫でれば俺の方を見て嬉しそうに笑ったあと抱きついてくる。
まじ可愛い。
「は、はわ……。ライくん、上手に挨拶できたなぁ。ほんま偉いで。」
「そういえば今のライって何歳なの?」
「ライ、今何歳か言えるか?」
「ぇ、あ……6歳…、です。」
「6歳でそんな敬語使えるん?!
ライくんは礼儀正しいいい子やな〜!」
「ほら、お前らもライに挨拶してやれよ。
お前らが一方的にライを知ってる状態は良くないだろ。」
「それもそうやな。
俺は緋八マナって言うんよ!
ライくんの好きなように呼んでな〜?」
「マナ、お兄さん。」
「次僕!
赤城ウェンだよ〜!
仲良くしてくれたら嬉しいな〜?」
「ウェンお兄さん。」
「絶対的ヒーローの佐伯イッテツだ〜!
何か困ったことがあったら誰でもいいからすぐ言ってね!」
「イッテツ、お兄さん、」
「U.S.A.M.I!宇佐美〜!宇佐美リト!
欲しいものとかあったら言うんだぞー!
兄ちゃんがなんでも買ってやるからな!」
「リトお兄さん」
「星導ショウです。
ライくんはお利口ですね。そんなお利口な子には飴ちゃんあげちゃいます!」
「わ、!!あめちゃん!!」
「叢雲カゲツ
ライ、喉乾いてへんか?」
「かわいた……」
「ロウお兄ちゃん?」
「ん、どうした?」
「カゲツお兄さんとショウお兄さんからジュースと飴ちゃん、貰ってもいい……?」
「あぁ、もちろん。」
了承を伝えれば嬉しそうに目を輝かせて星導とカゲツの方を向いて飴と飲み物を貰っていた。
「ありがとう!」
「ライはちゃんとお礼が言えて偉いですね〜!」
「そんな喜んで貰えるんやったら良かったわ。」
「ていうかロウはいつまでライのこと抱っこしてるん?!
俺も抱っこしたいんやけど!」
「ライ、自分で歩くか、それともマナに抱っこしてもらうか、どっちがいい?」
「……。」
そう聞けば凄い俺の体に擦り寄ってきながら服を少し強めに握りしめていた。
「……ロウお兄ちゃん、がいい…。
、だめ?」
「ダメじゃない。
でも、お腹すいてないか?」
「お腹空いた……。」
「ライ、何食べたい〜?
僕がなんでも作ってあげる!」
「おむらいす……、おむらいす、食べたい。」
「オムライス美味しいよね〜!
作ってくるからちょっとまっててね!」
「…ありがとう、ウェンお兄ちゃん……。」
なんて話してるライとウェンの後ろでリトとイッテツが話をしてる。
「え!!俺がライくんと話せてない間になんかウェンくんお兄ちゃん呼びになってるんだけど!」
「テツはタバコ吸いに行ったせいだろ。笑」
「いや、それはそうなんだけどさ〜!!
ていうかリトくんは?!」
「俺もまだお兄さん呼び。というか話せてない。」
仕方ないな……。なんて思いながらライに声をかける。
「ライ、あそこにいるお兄さん達がライと遊びたいって言ってるから一緒に遊ばないか?」
「あそぶ!!」
「マナお兄さん、リトお兄さん、イッテツお兄さん、ショウお兄さん、カゲツお兄さん、一緒に遊ぼ!!」
「ええで〜!ライはほんまかわええなぁ!」
「もちろんいいですよ。
リトもイッテツもカゲツも良いですよね?」
「もちろん!ライくんよろしくね!」
「ライが誘ってくれてるんやしやらんわけないやろ。」
「ライ、何して遊びたい?」
「ぇっとね、えっと……トランプ!やってみたい!」
「トランプ?ええよ〜!お兄さんがトランプとってくるからちょっとまっててな!」
「うん!」
「ライ、良かったな。」
「ロウお兄ちゃんも一緒に遊ぶよね……?」
「ライが良いなら。」
「じゃあ遊ぼ!トランプやるの初めてだから楽しみ!!」
「トランプは楽しいよ!」
「ほんと?!イッテツお兄ちゃん!」
「ぅ、うん!!もちろん!」
みんなお兄ちゃん呼びにやられてるな、なんて思いながらライの飲み物を取りにキッチンに行く。
「あれ、ロウきゅんどうしたの〜?」
「ライの飲み物取りに来た。」
「あ、さっきテツがタバコ吸った帰りに飲みもの買ってきてくれてたよ〜」
「イッテツから渡させるか。」
「イッテツ、ちょっとこい。」
そう簡潔に伝えればすぐキッチンに来る。
「どうしたの?ロウくん」
「これ、イッテツが買ったんだろ。
俺から渡すのは違うしお前がライに渡してこい。」
「あ、ありがとう!渡してくる!」
sik視点
ロウくんから渡された飲み物をちっちゃくなったライくんでも持てるようなコップに入れて持っていく。
「ライくん。」
「??」
「喉乾いてない?」
「かわいた!」
「ジュース持ってきたんだけど飲む?」
「のむー!!」
「じゃあどうぞ!しっかり握って持ってね!」
「うん!」
「ん、んく……っ。」
「おいしい!ありがとう!イッテツお兄ちゃん!」
「どういたしまして〜!」
「ライ、俺ライの隣行っていい?」
「うん!もちろん!」
「ありがとな〜」
「……。」
「どうした?」
「リトお兄ちゃんの髪の色きれー!!」
「ライの髪の毛も綺麗な色してるよな」
「え!はじめていわれたー!!」
「そうなのか?すっごく綺麗なのに……。」
「……ショウお兄ちゃんの髪もきれい!」
「ほんとですかー?ありがとうございます」
「カゲツお兄ちゃんの髪ふわふわ!!」
「触ってみる?」
「いいの?!」
「うん」
「やったー!!」
そういったライくんがカゲツくんの髪を優しく丁寧に触っていた。
「カゲツお兄ちゃんの髪ふわふわしてるしさらさら!」
「ええやろ」
「うん!」
かわいい〜!ほんと癒される……。
ずっとここにいたいけどそろそろヤニが足りなくなるんだよな〜……。
リトくんに声掛けてちょっと席外すか。
なんて思ってたところでマナくんが戻ってくる。
「お待たせ〜!!」
「いやー、最近トランプ使っとらんかったから探すの大変やったわ!」
「マナお兄ちゃん!ありがとう!」
「お礼ちゃんと言えて偉いなぁ〜!!」
「ぇへへ!」
「そういえばロウお兄ちゃんは……?」
「ウェンの手伝いに行ってるよ」
「そっかぁ…。」
「ロウくん呼んでくる?」
「ううん、ショウお兄ちゃん達と一緒にやる!」
「お、負けませんよ〜?」
「まずルール説明からするな!」
なんてルール説明をしてからトランプで遊んでたらウェンくんに呼ばれた。
「みんな〜、出来たよ〜!」
「やった〜!!」
「お、うまそー!」
「……マナ、お兄ちゃん」
「ん、どしたん?」
「どこ、座ればいい……?」
「座りたいとこ座ればええよ!
隣に座って欲しいお兄ちゃんも選んでええよ!」
「ほんと?!」
kyng視点
マナが急に隣に座るお兄さんも選んでいい。
なんて言い出してびっくりした。
さすがにそれは……と思っていたら服の裾が控えめに引っ張られる。
「ロウお兄ちゃん、おれのとなり……座ってくれる、?」
「あぁ、もちろん。」
「やった!!」
次は誰のところに行くのかと見ていれば悩んだ末にカゲツの服を引っ張って同じように聞いていた。
「カゲツお兄ちゃん、俺のとなり座ってくれる……?」
「もちろんええで。」
「やったー!!」
「じゃあ席も決まった事だし食べよ!」
「いただきます!」
「おいし〜!!」
「ほんと〜?そんなに嬉しそうにしてくれるなら作ってよかった〜!!」
なんて会話を繰り広げながらみんなで昼飯を食べる。
お腹がいっぱいになったことで眠くなってきたのか目を擦るようになった。
「……ライ、目擦るな。」
「ん…でも、眠くて……」
「眠いなら寝ればいい。」
「でも、お昼寝しちゃダメだから……」
「今日はお休みなんだから寝て平気だ。」
「……ほんと、?」
「もちろん。」
「お兄ちゃんも一緒に寝てくれる……?」
「あぁ。」
「やった!」
そう言ったライが辺りを見回す。
「リトお兄ちゃんも、一緒に寝てくれる……?」
「お、いいぞ。」
「やったー!」
「じゃあここに布団引いて寝るか?」
「うん!」
「お兄ちゃん、ありがとう!」
「どういたしまして。」
そう言いながらリトが敷布団を持って来たので俺は掛け布団と枕を持ってきた。
「これで寝れるな。」
「ほら、ライ真ん中空いてるから来い。」
「うん!行く!」
嬉しそうに笑っていたけどさすがに眠くなったのか俺の服を緩く握りながら体を小さく丸めて眠りについた。
俺はと言うとその右隣に腕で体を支える形で横に寝転がっている。
「おやすみ。」
そう言いながら頭を撫でていればからかわれる。
「小柳くん、ライに好かれてますね〜??」
「なんかパパみたい!」
「お兄ちゃんやなくてほんまにパパ見たいやったわ〜。」
「パパ〜!!!」
「うるせぇ。こんな可愛くないヤツら育てた覚えは無い。」
「えー!ひど!!!」
「……ライが起きるだろ、静かにしろよ…。」
普段人を頼ることがないライが俺を常に頼ってきていたのは素直に嬉しかった。が、さすがに疲れた。
もうこのまま寝てやるからな!なんて気持ちでライが布団から出ていたので布団をかけ直してやってから眠りにつく。
起きた時にはライが元に戻っていることを願う。
そろそろ元のライとも話がしたくなってきた。
今は睡魔に任せて目を閉じる。
その後、元に戻ったライは記憶が無かったため写真と共に事細かに話を聞かされたことにより話をしてきたOriensやカゲツ、星導に対して涙目で少し怒っていたしやっぱりライが頼ってきたのは変わらず俺だった。
頼ってくれるのは嬉しいけど他の奴らにも頼るようにして欲しい。
そろそろ俺が殺されそう。
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いや〜、最高ですね…! てぇてぇ!