今回はじめてノベル小説挑戦してみます
ちょっとネタも入ってきたりいろいろ入り交じったお話。きっと学生生活のストーリー
本作同性愛表現(百合)入ってくると思います。苦手な方バック推奨です
すたーと↓↓↓
この世界は 一体誰の為に出来たんだろうか。
そんななんの為にもならないことを考えながら歩みを進める。
「紗奈ーー!!!おはよ!!!!!」
どきっ。
心臓が高鳴った気がする。
平然を装い、私も彼女に挨拶をする。
「おはよう、遥華」
私に話しかけてきたのは 元気がないときがない藤森 遥華。
いつだって弱音を吐かず、ずっと可愛らしい笑顔で私とは正反対な性格だ。
「ねえ紗奈、地理の課題ちゃんとやった?」
「やったよ。やってないの?」
「えらいねえ紗奈は!!写させてー」
「もう…遥華、そろそろちゃんと課題しないと。笠原先生に怒られるよ?」
「えーっ、カッサー怒るかなあ」
どきどき。
少しだけ、胸に違和感を感じながら いつもと変わらない、くだらない話をしながら学校へ向かう。
「あ!!涼真と龍樹じゃんー!!!!!」
「おう、遥華。それと紗奈」
「お、おはよう藤森さん、ま、松宮さん」
「うん。おはよう八代くん、…宮原くん。」
八代 龍樹くんと 宮原 涼真 だ。
八代くんは女子から控えめで可愛いと人気がある。
八代くんは女子にキャッキャされるのは居心地が悪そうだけど、私なんかが口を出したら八代ファンから恨まれてしまう。
…宮原、くんはスポーツ万能だの筋肉質でかっこいいだの、いろいろ言われている。
男のなにがいいのかわからない。
遠くから走ってくる音が聞こえる。
「はあっ、間に合った…!」
「なおっち!!今日どうしたのー!?」
「ち、ちょっと寝坊しちゃって…!」
「奈央ちゃんが寝坊なんて珍しいね。」
「おはよう、な、中田さん、た、たしかにめずらしい…ね、!」
「だなー、奈央が遅刻なんて初めてじゃねえか?」
今日は 中田 奈央ちゃんが寝坊したみたいだ。
いつも寝坊するといえば遥華なのに。
なにかあったんだろうか
「…じゃあこれで授業はおわり!」
「次の授業は…ま、次決めるわ!じゃ、号令さん日直お願い!」
ん…?号令さん…?
「カッサー、それはんたーい!!笑」
「エッ…僕間違えてた!?!?」
「まあはい!号令さん日直!」
え???
「もうカッサー!!!笑笑笑笑」
『笑笑笑笑笑笑』
今日の授業が全て終わり、みんなそれぞれ帰っている。
ときには友人と会話を交わす人もいる。
「______しんじゃって、」
誰かの声が、私の耳を通過する。
…しんじゃって?
それって、死んじゃって、ってこと?
いや、まずこれは誰の声?
辺りを見回す。
____奈央ちゃん?
奈央ちゃんだ。
やっぱり、今日の奈央ちゃんはなにかあったんだ。
奈央ちゃんがこっちに歩いてくる。
「奈央ちゃん」
「…紗奈ちゃん。どうしたの?」
普段笑顔で話を聞いてくれるのに、今日はちっとも笑わない。
「会話、聞こえちゃったんだけど。」
「…うん」
「しんじゃったの?」
「…うん」
「ペット?」
「…ううん、」
「もしかして…お父さん、とか?」
「ううん、ちがうの」
「____っち、」
「え?」
「た、たまごっち、が、しんじゃって、」
たまごっ…ち?
え、たまごっち…??
「え、え?たまごっち?」
「う、うん、私のたまごっちがしんじゃったの…」
「ぁ、あー、それは、うん。悲しい…ね」
「もう…名前も目玉焼きって名前にして本当に大好きだったのに、1日放置したらしんじゃった…」
目玉焼きって…もうそれたまご焼いてるやん。
「そ、そっか…じゃ、じゃあまた明日ね」
「うん……」
あー、たまごっちかー、、
たまごっちにあんなに真剣になれるなんてすごいと 私は思う。
私には奈央ちゃん程夢中になれるものはない。
…強いて言うなら、ひとつだけ。
私にも、夢中になれそうなものが 一つだけ。
私は 遥華のことが好き、なのかもしれない。
遥華のことを好きかもしれない私は、きっと 普通とは違う。私は、可笑しい。
1話終わりです
一応登場人物の名前↓
藤森 遥華 (ふじもり はるか
松宮 紗奈 (まつみや さな
中田 奈央 (なかた なお
八代 龍樹 (やしろ たつき
宮原 涼真 (みやはら りょうま
もしかしたらふえるかも
finish -
コメント
10件
ちょ急なたまごっちすぎてまじでつぼinした笑笑笑笑笑 なんか 前より上手くなってる気がすゆ ‼️‼️‼️‼️ めっちゃすき
たまごっちのくだりおもしろすぎた笑 文章作りとか文の繋げ方上手すぎるよよよ😾