5 × 1
ご本人様には一切関係ありません
1 ‖ … ん ゛、ッ ?
何だか肌寒くて 、目が覚める
あぁ 、なんだ ベランダの扉が開いてんじゃん 。
1 ‖ はぁ ゛ッ ? 、あのやろ ゛ッ …
部屋が少し 、というか だいぶ煙たい
そんなの誰が原因なのかは 考えなくたってわかる
確か 、寝る時は一緒に寝ていた 俺の彼氏 。
まろがいなくなってる 、
ガララッ
1 ‖ まろ 、
5 ‖ ん 、あれ 。起こした ? w
煙草を吸いながら俺の方に振り返るまろ 。
なんだか 、昼間とは違って 少し疲れている顔をしている 。
1 ‖ ……… ん ー ん 。別に 、
1 ‖ てか 、煙たい 。煙草吸うならドア閉めてって言ってるのに
5 ‖ んぁ ー 、すまん w 忘れとったわ 。
うそつき
どうせ 、わざと部屋の中煙たくして 俺のこと起こしたくせに 。
5 ‖ あれ w バレてた ?
1 ‖ ………
うっそぉ 、声に出てたみたいです
1 ‖ … 、何かあったの ?
5 ‖ … まぁ 、な 。
5 ‖ …… w 、でもまだお前は知らんくてええよ 。
そんなこと言って 、俺の頭を優しく撫でる 。
いつもそうだ 、活動と仕事を両立なんて 相当負担かかるだろうし 、大変なのに一切弱音を吐かない 。
俺も活動と学業を両立してたから 、少しは辛さを理解出来るはずなんだけど 、まろは一切相談してくれない 。
1 ‖ 別に 、遠慮せずに言って欲しいな … 。
5 ‖ っふ 、大人になったらな 。
1 ‖ もう大人だし 、
5 ‖ はいはい w
少しでも力になれたらいいのに 。いつもまろが頼るのは りうらでも 、メンバーでもない 。
その 、すぐに燃えて消えてしまう 煙草だけ 。
1 ‖ … ん 、
なんだか 、少し まろのことが怖くて 。
怖いというか不安で 、まろの隣に立つ 。
まろは柵に背を向けて凭れてて 、俺はその隣に 、手すりに体重をかける 。
1 ‖ つき 、綺麗だね 。
綺麗な満月で 。手を伸ばしたら届きそうなのに 届かなくて 。
まるで 俺とまろ の関係みたい 。
… なんて 、カッコつけたこと言っちゃってさ 。
5 ‖ ……… はぁ 、
ふと 、まろの方に視線をやると 月を眺めながら 煙草を吸う姿があって 。
1 ‖ ねぇ 、天国ってあると思う ?
5 ‖ はっ 、何に 急に 、
1 ‖ …… いや 、なんでもない 。
5 ‖ …… おるんやない ? 信じとったらきっとあるよ 。
片手に煙草を持ち 、俺の唇に軽く触れてから また頭を優しく撫でる 。
5 ‖ んじゃ 、俺は先に戻っとくな 。お前も風邪引かん内に戻れよ 。
なんて言いながら灰皿に煙草を擦りつけて 、ドアを閉めながら出ていくまろ 。
1 ‖ 嬉しくないよ 、
煙草の味がする 恋人からのキスなんて嬉しくない 。
まろが 、まろじゃないようで
ガララッ
1 ‖ ……
あぁ 、やばいな 。
怖い 、怖くて
鼓動か高まるのが分かる 。
特に 、緊張したからでも恋したからでもない 。
単なる怖さに怯えて 、
1 ‖ ま 、ろ ……
ソファに凭れるまろに 弱々しく抱きしめる
頼りないなぁ 、
こんなんだからまろも 、俺を頼ってくれないんだよ 。
5 ‖ ん 、どしたん ? 珍しいな 甘えたなりうらなんて w
1 ‖ いなく 、ならないでよね 。
対面で座ってるからまろの胸板が目の前にある
それをいい事に 、軽く叩きながら 思わず泣いてしまう
1 ‖ ~ ッ 、まろのばかっ …
5 ‖ あぁ ゛~ 、もう泣かんで ? 俺 、いなくならんし w
なんて 、乾いた笑い声で 言われたって
全然信用できないよ
ねぇ 、まろ 。あなたは 、
りうらと煙草 。
どっちが頼りやすい?
ℯ𝓃𝒹
5番さんの煙草姿 絶対似合います 。
コメント
9件
好き過ぎる··········🥲💕
雰囲気好きすぎる😵💫💕💕💕 恋人なのにらぶらぶ過ぎてない大人な恋って感じする😖😖😖 青さん優しすぎんだろ😭😭 赤さんも青さんのこと好きって感じが伝わってきて🫶🏻🫶🏻💞