🐙🌟×👻🔪
・曲パロ
・流血表現あり
・初心者
・低クオリティー
・完全二次創作のためご本人様方と全く関係はありません
・本編ではライバー様のお名前は伏せておりません
・地雷様はご注意くださいませ
・「」→🐙⭐️
・『』→👻🔪
※🐙🌟が浮気してます
🐙🌟×モブ女さん
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(🐙🌟side)
「ただいま〜…」
『……おかえり』
「あれ、起きててくれてたんだ、」
「ごめんね、帰るの遅くなって。」
『うるせーよ、元から早く帰る気なんかなかったんだろ?』
「え、なにどういう意味?」
『またしらばっくれんのかよ。』
『どうせ、浮気してたんだろ。』
「だから、知らないってば、」
「俺には小柳くんだけだから、ね?」
『は、よく言うぜ』
日付が変わって深夜2時過ぎ。
先程まで愛し合っていた女性と別れ、もう1人の愛する人が待つ家に帰る。
もう寝てるだろうと思いつつ玄関を開ければ、怒った顔をした小柳くんが迎えてくれた。
あぁ、また浮気について言われるのかな。
俺はなにも知らないよって言ってるのに。
それでもしつこく言ってくる小柳くん。
どうにかして誤魔化さなきゃ。
そう思っても、俺から出るのは子供みたいな苦しい言い訳だけ。
そんな俺を見て、小柳くんは失笑してる。
それから、浮気の証拠を見せつけてきて怒り始める。
あーあ、またお決まりの展開。
いつもこうだよね。
でも、実はこうやって怒ってくれる小柳くんのことが大好きだったりする。
口では好きとか言ったことないけど、俺はちゃんと君を愛してるんだよ。
小柳くんは知らないだろうけどね。
俺の本命は小柳くんなんだよ。
なんで言わないのかって?
そんなの、俺に依存させるために決まってるでしょ。
簡単に愛情表現しない方が、俺に沼ってくれるよね?
今だって、ヘラヘラして軽率なフリしてるけど。
浮気してる俺に愛想尽かして捨てられないか、心配で仕方ない。
小柳くんが好きすぎて、ずっと心が揺れてる。
誰かの言葉なんかじゃ、俺の心は満たされない。
かっこいい とか、好き とか言われることは多々あるけど。
ずっとずっと、小柳くんからの愛の言葉が欲しくて。
あえて彼の不安になるようなことをして、彼からの言葉を待ってる俺がいる。
でも、俺たちって永遠に繋がれないよね。
どれだけ想い合ってても、俺たちを許してくれるルールなんて存在しない。
『なぁ、星導、』
「ん、なに?」
『今日の任務、普通に危険だけど。』
『なんで着いてきたわけ?』
「えーー、小柳くんになんかあったら困るでしょ?」
「だから、わざわざ俺が出向いてあげたんですぅ、」
『はぁ、俺のことなめてね??』
『まぁいいや、なんかあっても俺が守ってやんよ、』
守ってたい??
なめないでよね、俺だって男だし。
そもそも俺らは男同士で。
どれだけ一緒になりたいと思っても、そんなの叶うわけもなくて。
それなのに、そんな簡単に俺の心を奪うようなセリフ言わないで。
言われて嬉しいはずなのに。
俺たちは愛し合ってるのに。
世間が俺たちを認めてくれないから。
厳しい現実のせいで、俺の胸には痛みだけが残る。
誰だって、生きていれば恋人とすったもんだが起きることだってある。
まぁ、俺の場合は浮気の件でなおさらだけど。
その度に、俺は小柳くんの機嫌を直すために接待する。
一緒にゲームしたり。
ハグしたり、出かけたり、体を重ねたり。
多少の愛が伝わるように、お揃いの部屋着を着てみたり。
なんだかんだ、小柳くんとの生活を楽しんできた。
何もかも、全部が崩れる前の日々の話だけど。
あの日、小柳くんとのデート帰り。
『星導、ティッシュ持ってない?』
「ん、あるよ?」
「ちょっと待ってね、今用意するから。」
『さんきゅ、助かるわ。』
小柳くんの前で、鞄を開ける。
ティッシュは常に鞄に入れているから、すぐに取り出せるはず。
案の定、簡単に取り出せたティッシュの他に、何か別の物まで取れた。
なんだろ、このビニールみたいなやつ。
そう思って見てみると、それは避妊具だった。
なんでこんなものがここに?
最後にこの鞄を使ったのは…?
確か、あの女性と会った時が最後なはず。
もしかして前回からそのままで入れっぱなしにしてた?
焦る頭で考えても、なにも思いつかない。
生憎、こんなものが買えるような場所に俺たちはいない。
なんにせよ、誤魔化さなきゃ。
必死に余裕ぶって、小柳くんにティッシュだけを渡す。
俺のこの一動作をしっかりとみていたはずの小柳くんは、何にも言わない。
普通だったら、なにか言ってこない?
いつも、凄い勢いで怒ってくるじゃん。
それなのに、今日ばかりは見て見ぬふりをする小柳くん。
彼がなにを考えてるのか、さっぱりわからない。
得体の切れない恐怖で、思わず膝が震えてしまった。
俺のせいで、小柳くんまでおかしくなっちゃったのかな。
こんな俺からは、解放してあげた方が彼にとっていいのかもしれない。
そう思ったけど、もう遅いよね。
小柳くんも俺無しじゃ生きられないでしょ?
そうなるように、ここまで頑張ってきたんだもん。
俺からもう離れられないよね。
俺たちはこの先もずっと一緒。
そう安心していたのも、束の間だった。
再び歩き出そうと、小柳くんに背を向けた瞬間。
ふと、背中がいきなり熱くなった。
めっちゃ痛いんだけど、なに?
恐る恐る振り返ると、俺をみて苦しそうに笑う小柳くん。
彼の手元には、赤く染まったハサミが。
あぁ、俺はここで死ぬのか。
なにがいけなかったんだろ。
やっぱり、好きとか言わなかったからかな?
愛されてるって安心しきって、本当の気持ち言わなかったせいだよね。
『ほしるべ、…』
『ごめん、…ほんとは、こんなことするつもり、なかった…』
「こやなぎくん、?」
「最期に、… 言いたいこと、あって…」
『なに、?』
最期くらい、俺の想いを伝えてあげてもいいかな。
ぼやけ始める視界の中で、最愛の人をじっと見つめる。
俺の言葉に期待しているのか、俺の見つめる小柳くんが可愛くて。
「…… 詰んだ、」
やっぱ、俺の想いは隠し通しておこう。
俺が死んだ後も、俺を想い続けてくれるように。
つい、加虐心が湧いてしまって最期まで愛は伝えなかった。
今までも、この先も。
この世から俺が消えても、ずっとずっと愛してるよ。
俺の愛しの小柳くん♡
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曲パロ4作目。
今回はsyudou様より、カレシのジュードを元に作らせていただきました〜!
前回の👻🔪視点でのキュートなカノジョの続きみたいな感じです!
相変わらず、終わらせ方が分からない…
共依存っぽくしたかったんですけど、ちゃんとなってますかね???
拙いところも多いかと思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです!!
次回は、ほんと久しぶりレベルであーる指定のもの書こうかなと思っております…
下手なんですけど、そちらの方もお楽しみにしていただけたらなぁなんて思ってみたりしております。
さて、ここらへんで私のお話は終わりにしましょうかね。
では、また次回もよろしくお願いします👋
コメント
7件
見るのが遅くなってしまった...控えめに言って今回も神でした😇✨💕なんて言うんですかね、あの小柳の刺しちゃったときの言葉とか星導が最後まで『愛してる』と言わなかった事とかまじで曲に合ってました✨✨私、一条様のセンシティブ大好きなんです!!次回も楽しみにしてます🥰🥰
いやぁホント美味過ぎっ…!!! 星導のタヒんでも愛を伝えないのが そのsyudouさんの曲を引き立ててるような感じがします!! 小柳は星導を刺して本当はこんなことをしたくなかったけど こうしないとでも自分の感情を 抑えきれなかったような気がします。 カレシのジュードとキュートなカノジョのストーリーが良かったです!!! 次回作楽しみにしてます!!!!