「あっ……あの…!」
いつものように川の近くで絵を書いているときだった。
中学生くらいの女の子に話しかけられた。
「えっと…俺…ですか…?」
勿論初対面だし、人違いだろうと思っていた。
「あの…
好きです」
訳が分からなかった。
初対面の、しかも中学生くらいの女の子にいきなり告白された。
俺はもう二十歳になる。
「いや、えっと…」
知らない女の子から告白されるなんて訳が分からない。
取り敢えず断ろうと女の子の方を向く
「……」
ふと顔を見た時、額にある”縫い目”が目に入った。
それを見た瞬間黒いモヤが自分の中でできた。
「…ごめん、君と付き合うことは出来ないな」
俺がそう言うと女の子はポロポロと涙を流した。
俺は絵を描く所ではないと思い道具を片付け女の子を後にした。
青信号
人気の少ない道路
ぼんやり歩いていたから
迫ってくる車に気付かなかった__________。
体が怖くて目を瞑る
彼氏が出来た。中学生くらいの頃に。
二人で一緒に帰っていたら信号無視をした私に突っ込もうとしていた。
怖くて目を瞑った。
鼓膜を切り裂くような鈍い音がすぐ横で聞こえた。
横には彼氏が倒れていた。
私は直ぐに救急車を呼んだ。
彼氏は頭を強く打った。
だけど医者から移植すれば助かると聞いた。
だから私は彼に自分の脳をあげた。
気が付いたら私は”転生”していた。
もう一度
神様が私にチャンスをくれたなら________。
彼に自分の命をあげようと思った。
だから
今度は私が__________。
コメント
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美麗ちゃんお久しぶり〜! めっちゃ続き気になる! やっぱ小説書く天才やね!テン(ง ˙˘˙ )วサイ
言葉が天才すぎる(ᐢ ̥_ _ ̥ᐢ)💗