テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
2,804
822
桜空

1,708
206
コメント
3件
読了しました!二口の「市民」で不満げなの、すごく彼らしいなと思いました。でもゲームマスターに「死なないんだよな?」と確認する冷静さが光ってて、キャラの立ち位置がよく伝わってきました。投票で西谷が追放されたのは意外でしたね…。次、誰が襲撃されるのか気になります。会議の駆け引きも面白いし、この世界観で人狼ゲームをやる新鮮さがいいです。続き楽しみにしてます!
『恐ろしい夜がやってきました。自身の役職を確認してください。今夜、人狼による襲撃はありません。占い師は行動を始めてください。』
…アナウンスが響きわたる。どうやら本当に人狼ゲームをしないといけないらしい。後輩の黄金川は少し心配だが、まぁ大丈夫だろう。と二口堅治は思う。
二口「さぁ、どうすっかなぁ…、」
二口は自分の役職を確認する。せっかくなら楽しみたいものだが、神は慈悲を与えてはくれないらしい。『市民』と書かれたカードを見ながらベットに寝転がりながら呟く。
二口「せっかくならせめて役職持ちにはならせてくれよ…。はぁ…」
二口はそう口にだしながらも情報を整理する。
二口「とりあえず名前くらいは覚えっかぁ…。」
二口「あのチャラそうな先輩が及川、しっかりしてそうな関西弁が北さん、…………」
1人1人の情報を整理しながら二口は思う。
二口(3年の奴はどっちも食えなさそう、赤葦とか孤爪って野郎は表情ほぼ変わんなさそう、ってくらいか。同学年の縁下って奴もまぁ不安ではあるが…、心理戦が強いっていうやつではねぇな。)
アナウンスが流れる。
『昨夜の犠牲者はいませんでした。ホールに集まってください。』
二口はこのまま部屋にいても仕方ないのでホールへ向かった。
『それでは、会議を始めてください。』
赤葦「…とりあえず、占い師に出てもらっていいですか?」
及川「うん、まぁそうだね。占い師にでてもらおっか。」
数秒の間、沈黙が続く。
縁下「……俺が占い師です。」
二口「ちょっと出てくるのが遅いんじゃねぇか?なんで遅れた?」
縁下「俺以外に対抗がいるかの確認。かな。」
二口「ふーん、まぁそういうことにしておくか。」
五色「…、あ、あの!俺も、占い師です!!」
及川「…、へぇ~?、占い師が2人、ねぇ。」
赤葦「まぁ、真偽がどうであれ、占い結果を言ってもらえばいいんじゃないですか?」
北「ま、そういう感じでええんちゃう?2人とも、言ってもらえるか?」
縁下「あ、はい!えっと、俺は及川さんを占いました。及川さんは白です。あったとしても狂人ですね。」
及川「俺占ったんだ!じゃ、占った理由聞いてもいい?」
縁下「俺は及川さんとは面識はあまりないですが、影山が恐れている相手ですし、味方かどうかを確認しておきたかったので、占いました。」
及川「ふーん、そっか。じゃあ、五色君に聞いてもいい?」
五色「わかりました。俺は孤爪さんを占いました。孤爪さんは白です。」
赤葦「孤爪を占った理由は?」
五色「孤爪さんがあまり表情にでない人だと思ったのと、…敵に回したくないと思ったからです。」
影山「孤爪さんは心理戦が得意なので、俺も占い師なら占いますね。」
二口「孤爪って奴がどういうやつかは知らねぇけど、食えないやつってのは俺も感じてたからな。それでいいんじゃねぇの?」
赤葦「うん、俺も孤爪を占うかな。孤爪が敵ならやりづらいからね。じゃあ、今日処刑する人を決めましょうか。占い師2人、占われた人を省いたとしたら、俺、北さん、影山、黄金川、二口、西谷、かな。その中から決めるのがいいんじゃない?」
二口「まぁそれでいんじゃね?…………で、俺は〝ゲームマスター〟にききたいことがあんだけど?」
『なんの御用だい?二口堅治。』
二口「このゲームは、処刑、襲撃されても死なねぇんだよな?」
『勿論。コレはゲームだからね。遊んでくれる者がいないと始まらないだろう?』
二口「まぁそうだな。俺は満足だ。」
及川「俺もいいかな。死なないんだったら別にためらう必要もないしね~。」
『時間になりました。自分達を喰らう狼だと思う人に投票して下さい。』
«投票結果»
及川 0票
北 1票
赤葦 2票
影山 2票
孤爪 0票
縁下 0票
西谷 2票
黄金川 2票
二口 1票
五色 0票
『投票数が同じ人が複数いるので、決選投票を行います。』
«投票結果»
赤葦 2票
西谷 4票
影山 2票
黄金川 2票
『投票によって、西谷夕が追放されました。』
『これから、夜のターンを開始致します。』
『今夜、狼による襲撃がございます。くれぐれも外に出歩かないよう、よろしくお願いします。占い師は行動を開始して下さい。霊媒師の方も行動を開始して下さい。』
「さぁーて、明日は何人残ってんのかな~」
1人、部屋そう呟く二口は、眠りについた。
side〚二口堅治〛終