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あの事があってから、なんか元貴に近寄りづらくて最近は少し避けがちだったかもしれない。
「わかい!いっしょにかえろ」
なのに、なぜかそういう時に限って元貴が甘えただ。
「ごめん、俺用事あるから涼ちゃんとかと帰って!」
ごめん元貴。こんなのもちろん嘘だけど今は元貴といられる気がしない。
「じゃあ俺もついてく」
「いや、いいよ」
「なんで?」
まさか、こんなに詰められるとは思ってもなかった。ちょうどいい言い訳などあるわけもなく、
「俺一人で全然いいから!元貴は早く帰って休みなよ?」
無理矢理にそう告げ足早にその場を後にした。
roy.side
「りょうちゃ〜ん、………」
「また断られたの?」
元貴は、若井にアプローチをしてるけどうまくいかなかったとき僕に泣きついてくる。
「用事ってなに?!ついていくだけいいじゃん!!もう、…」
そう不機嫌そうな元貴は怒りに任せ椅子へと腰掛けた
僕は元貴が若井のことを好きなのは知っていた。というか相談された。
元貴がそういうことを相談してくるなんて驚きでいっぱいだったけど、こうして恋い焦がれている元貴を見るとなんだか楽しそうでうらやましい
「やっぱり、告白しないほうがよかったのかな」
「いやいや、好きバレしてなんぼでしょ!」
元貴が何か消極的になっているのをみて咄嗟に言葉が飛び出た。
実際、若井も好きなんだろうなっていうのは薄々気づいていた。
でも元貴とは逆に、若井はそういうことこそ誰にも相談していないようだった。
本人の口から聞けていないものの、見ていたら好意を寄せていることは一目瞭然だった。
だからこそ、僕はこの2人をくっつけようと裏で努力はしている。
ただ、前も若井はうまくかわして失敗におわった。
若井も好きなはずなのに、避ける意味が僕には分からなかった。
コメント
1件
うわぁ大森さんのアタックを若井さんはマイナスに捉えているのかぁぁ両片思いいいなぁ