Ep,7
夜中のこと
摩浪は目が覚める
摩浪『チッ』
1人でバルコニーへと出る
摩浪『せっかく寝てたのに、最悪』
彼が目覚めた理由はまた、あの夢を見たからだ
母親に殺されかける夢
今まで何度もこの夢を見ては自分の首を絞めて、飛び起きるを繰り返してきた
摩浪『クソボケが ((ボソ』
大耳「ご機嫌ナナメか?」
摩浪『え、あ』
大耳「すまんな急に」
摩浪『い、いえ 何でここに』
大耳「また魘されとったからな」
摩浪『俺のせいじゃないですか すみません』
大耳「心配になったんや 謝らんでええ」
摩浪『そうですか』
摩浪は顔を下に向けたまま、その場を立ち去ろうとするが、大耳が優しく摩浪の肩を掴む
大耳「話くらい聞くで」
摩浪『大丈夫です』
大耳「ほんまに大丈夫なんか?」
摩浪『、、、、、、、、』
大耳「泣いとるやんか 大丈夫やないやろ」
摩浪『٩(´•̥̥̥ •̥̥̥ ๑)۶うぅ…』
大耳「おいで」
手を広げた大耳に飛びつく
彼の優しさが嬉しくて仕方ないのだろう
摩浪の涙はどんどん大粒になっていく
摩浪『怖いよ、痛いよ・゚・(*ノ `*)・゚・。』
『なんで、、っ、、なん、で』
大耳「大丈夫、大丈夫 俺らがおるからな」
摩浪『おれ、は、、、、ひ、とり、、いや』
大耳「1人にせんから離れんから」
摩浪『ほ、ん、と、、?』
大耳「本当 ほらもっと泣き、スッキリするで」
摩浪『うあああ(泣』
摩浪が泣き止むまで、眠るまで大耳はハグをやめなかった
数分後
摩浪『(⸝⸝- -⸝⸝)スースー』
大耳「いっぱい泣いたな、偉いで」
北「練」
大耳「おったんか」
北「2人が部屋におらんから探しに来た」
大耳「すまんな また摩浪が魘されとったから」
北「でも今の摩浪見ればもう大丈夫やな」
大耳「俺らも部屋戻って寝よ」
北「おん」
朝
北「全員起きろ」
赤木「おはよう〜」
北「おはよう」
次々と部員が起きていく中、まだ寝ている人物が1人
摩浪『(⸝⸝- -⸝⸝)スースー』
赤木「摩浪ー、起きんかー」
摩浪『_( _*`ω、)_』
赤木「ん?摩浪の目の周り、赤くなっとる」
尾白「ほんまや 泣いたんかな?」
大耳「摩浪が夜中にな」
尾白「大耳知っとるんか?」
大耳「摩浪が魘されとるのに気づいて、そん後、バルコニー出て話聞いたら泣き出したんや」
北「摩浪も自分が思っとる以上にキツかったんやろな、かなり泣いてた」
摩浪『んぅ?』
赤木「お!起きたな」
摩浪『おはようございます』
赤木「おはよう 顔洗って来ぃ」
摩浪『はぁい』
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