無力という言葉を他の人より少し知っていた少女。

第9話   本当の笑美

～学校で～

笑美｜*ˊᵕˋ*何ソレ面白いね～、えぇ！ほんとに～？？しんじられないよ～*ˊᵕˋ*

金田一｜やっぱり今はいつも通りなんだな～部活～                                                  笑美｜ねぇねぇ、勇太郎君。素の自分でいた方が良いかな～？*ˊᵕˋ*

金田一｜うん。よろしく、                        笑美｜りょーかい～*ˊᵕˋ*                          ～ここから素の笑美です～                        笑美｜あ～、面倒くさ。何時までだっけ？  金田一｜6時まで、自主練はありだった気がするよ、！                                           笑美｜ホント？助かるありがと〜

皆｜(いつもと違う、笑ってない。これが本当の笑美ちゃん、先輩なんだ。)

笑美｜ていうか素の私でいろって言われてもあんま変わんない気がするんだけど

金田一｜本気で言ってる？

笑美｜？、うん。

笑美｜だってさ、私には変わりないし助けられるつもりもないし、人間はそんな簡単に変わらない。そういう所も私は嫌い。人間なんてちっぽけなんだよ？(*´▽｀*)

皆｜(なんかいつもの笑顔と違うような…)

笑美｜(でも、ちょっと嬉しい。かも？)

笑美｜あ、スポドリ作ってくるわ

及川｜おっけー☆

及川｜というか今、敬語じゃなかったよねこれも素の笑美ちゃんなのか…？あとで聞いてみよ！

笑美｜お疲れ様～、スポドリできましたー(棒読み)

及川｜ありがとう～☆そういえば敬語じゃないのも素の笑美ちゃんなの、？

笑美｜敬語なんて使ったことないですよ？

及川｜あれ？

笑美｜使ったことないよ～、何かの間違いじゃない～？*ˊᵕˋ*(ﾆｺﾆｺ)コレ、敬語だと思う？

及川｜確かに…

笑美｜私がこんなゥ”ゥ”ン”及川さんに敬語なんて使うかサッパリ分からない。

花巻｜今アイツ及川をこんなって言ったな

松川｜笑笑

岩泉｜確かに言ったな…

笑美｜先輩方、丸聞こえ

花巻｜松川｜岩泉｜嘘…地獄耳