桃青も青桃も好きちゃむ
てかさ最近毎日投稿頑張ってる理由今年中に3000フォロワー行きたいからなんですよね3000行ったら何しよっか難しいね
⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・青高校生、桃先生設定あり
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
午後の光が白いカーテン越しに差し込んで、保健室の中をやわらかく染めていた。風が吹くたびに、カーテンが小さく揺れて、薬品棚の瓶がカタリと音を立てる。
ベッドの上には、制服のままのいふが眠っていた。
生徒会長として、常に姿勢を正し、シャツの一番上のボタンまできっちり閉め、ネクタイを真っ直ぐに結んでいる。
その几帳面さが、どこか彼の生き方そのものみたいで、同時に、少しだけ苦しそうだった。
桃「……起きた?」
ないこ先生の声が、静かな午後に溶けた。
いふはゆっくりと目を開け、光に慣れるように瞬きをする。
青「……あれ、俺……」
桃「廊下で倒れたみたいだよ。獅子尾さんが運んできたから後でありがとう言っときなね」
青「……すみません。迷惑かけました。」
桃「謝るの禁止。体調不良は仕方ないでしょー?」
ないこは淡く笑って、いふの額に触れた。
少し熱が残っている。
ずっと無理をしてきた証拠だ。
桃「最近ずっと忙しかったでしょ。」
青「文化祭の準備とか、会議とか……。でも、俺がやらへんとって。」
桃「“俺がやらないと”って言う人ほど、限界気付きづらいから倒れるんだよ。」
ないこの声は、いつもより少しだけ低くて、落ち着いた響きだった。
それが逆に、いふの胸を少し痛くした。
青「……先生、俺、頼られるん好きなんですよ。」
桃「うん。」
青「だから、弱音吐いたら……それを裏切る気がして。」
桃「ふふ、それが猫宮さんらしいね。」
ないこは立ち上がって、机の引き出しから新しいタオルを取り出した。
水の音、絞る音。
それを丁寧に折りたたんで、いふの額に乗せる。
桃「……ねぇ、猫宮さん。」
青「はい。」
桃「ちょっと、苦しくない?」
「え?」と顔を上げると、ないこの視線がいふの胸元に向いていた。
ボタンは一番上まで留まっていて、ネクタイもきっちり結ばれている。
桃「息苦しいでしょ、それ。」
青「え、あ、いえ……別に。」
ないこは軽くため息をつくと、手を伸ばして、
いふの喉元のボタンを一つだけ外した。
青「っ……先生、そんな、」
桃「動かないの。苦しいなら、ちゃんと息できるようにしよ。」
指先でゆっくりネクタイを緩める。
わずかに開いた襟元から、冷たい空気が入ってきて、いふは小さく息を吐いた。
桃「……ほら、こっちのほうが楽でしょ。」
青「……はい。」
桃「いつも張り詰めてるからさ。
せめて、保健室の先生である俺の前だけは弱音、吐いてよ。」
その言葉は、静かにいふの胸の奥に届いた。
「保健室の先生である俺の前だけは」
その“だけ”が、優しくて、痛かった。
いふはしばらく黙って、握っていた拳を少しだけ緩めた。
そして、ぽつりと呟いた。
青「……ほんとは、もう限界でした。」
ないこは黙って聞いていた。
どんな言葉よりも、ただその“吐息混じりの声”を受け止めることを選んだ。
青「頑張っても、誰も気づかへん日が続くと、
俺、ちゃんとやれてるんか分からへんくなるんすよ。」
桃「……」
青「でも、頑張るんやめたら、
俺を信じてくれとる人を裏切る気がして。」
声が震えて、最後は掠れて消えた。
いふは顔を伏せて、喉の奥が熱くなるのを堪えきれなかった。
ないこはそんな彼の頭をそっと撫でた。
桃「ねぇ、猫宮さん。」
青「……はい。」
桃「頑張ることも大事だけど、ちゃんと“止まる”ことも大事だよ。」
手のひらの温もりが、ゆっくりと心の緊張を溶かしていく。
桃「気抜いたって、いいんだよ。猫宮さんは十分、頑張ってる。」
青「……頑張っとるって、言ってもらえるん……久しぶりです。」
桃「じゃあ、何度でも言うよ。頑張ってる。ほんとに、よくやってる。」
その瞬間、いふの肩が小さく震えた。
張り詰めていた糸が切れるように、
桃「……先生”ッ、泣」
と掠れた声が漏れて、涙が頬を伝った。
ないこは何も言わずに、そっと抱き寄せた。
静かな保健室。時計の音だけが響く。
桃「泣いたっていいよ。」
青「……ごめんな”、さッ、泣」
桃「謝らないでいいよ、w泣くのは、弱さじゃない。ちゃんと強く生きてる証拠。」
いふはしばらく声を殺して泣いた。
その間、ないこは何も言わずに背中をさすっていた。
まるで、“もう一度立ち上がれるように”背中を押すみたいに。
しばらくして、涙が落ち着くと、いふは小さく笑った。
青「……先生って、ずるいです。」
桃「よく言われるーw」
青「そんな風に言われたら、明日も頑張れそうになるじゃないですか。」
ないこは笑って、
桃「それなら、今日はそれでいいよ。明日も自分のペースで頑張ろ。俺はずっとこの部屋にいるからねー」
と言って、立ち上がった。
窓から差し込む夕陽が、いふの髪をやわらかく照らしていた。
もうすぐ放課後の時間。
教室に戻らなくちゃいけないけど、いふはしばらくそのまま天井を見上げていた。
青「……先生。」
桃「ん?」
青「ありがとうございます。」
桃「はいはい。次倒れたら説教だからね。」
青「気をつけます。」
桃「うそつけ。」
笑い合う声が、静かな保健室にゆるやかに響いた。
外では風が吹いて、窓のカーテンがやわらかく揺れる。
“せめて、先生の前だけは”。
その言葉の余韻が、いふの胸の奥で、
いつまでも優しく響いていた。
多分明日久しぶりの黒桃か間に合わなかったらまたなんか違うペア書きます
コメント
7件
設定で桃さんが先生で青さんが生徒だからこその安心感があって、活動で例えると青さんの方が年上だけどこの関係値だからこその桃さんがとても良きです() 3000人ほんまにるーさんなら行けます.ᐟ.ᐟるーさんが1000人行く前から見てきたので! 来年落ち着いたらコラボ作品作りましょ👉🏻👈🏻(n回目 弟子として3000人行けるように応援してます.ᐟ.ᐟ🎀🤍
桃青もいいな、