リビングの前にシャワーを浴びてからリビングに行く。
(やっぱりおねしょしてたの、最近なかったからそろそろかなーって思ってたけど)
母は予想通りかのように話して
(着替え出してあるから)
隣の部屋の方に行くと制服がかかっていたのと同時にその前にはショーツや下着類も準備されていた。
恥ずかしげもなく親の前で下半身を丸出しにして着替えている様異様な光景でもあった。
電車に乗るため駅に着いたアヤ。
おねしょをした日でもしなかった日でも気持ちは変わらない。
ただおねしょをした日はいつもより尿意が近く感じるのだった。
スマートに改札をぬけホームに立つ。
毎日では無いが通学電車の待機列に並ぶと親友たちに出会ったりするのだが今日はそれはなくひとりで電車を待っていた。
(あ、トイレいっとこーかな)
小さなものではあったもののおねしょのことがあったので列を抜けトイレへと向かっていた。
少し歩くとトイレの方を指す案内があり更に歩いていく。
(やだ、おしっこ…)
決して小さくなるはずのない尿意に耐えながら目的の場所へとついた。
がそこは女子トイレ。
入口の前には10人近くの列ができていて絶望的な気持ちになる。
物心ついてから何度かおもらしの経験はあったものの、それは母親のいるときですぐに対応できたが今は通学途中なのでもちろん1人。
ましてや高校生になってからのおもらしの経験はなくソレに関しては卒業出来たものだと勝手に思っていた。
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