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〜※付き合ってないです〜
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「私、愛されてみたかったんだ」
いつものように柔らかい笑顔をしながらふとお前はそんなことを呟いた。
「既に周りの奴らに人気だろう。」
「ふふっ…確かにそうなんだけどね」
お前は常に高嶺の花のような存在で、誰に対しても優しく、暖かい人だ。だが今日は違和感がある。表情はいつも通りなのに違う気がする…。
「何かあったのか?」
「んーん。なんにもないよ」
またお前は笑う。いつものように暖かい笑顔で。けれど何か違和感があった。
「…もし何かあったら言ってくれ。」
「優しいね、ありがとう。」
「あ、私もう帰らなきゃ…またね。」
そう言ってお前は次の日姿を消した。