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〈attention〉
ibrhm✖️knmc(恋人前提)
🔞、甘々
終始えっちしてます
「ひぃうッ♡」
「はッ♡けんもちさん可愛いね」
時刻は深夜0時。二人の男達が夜の逢瀬に勤しんでいた。 暗闇の中で月明かりに照らされて光る銀髪から垂れる汗が剣持の肌に落ちる。暑ぃ、と前髪を掻き上げたイブラヒムの希少な宝石の様な青と黄の瞳と目が合う。普段と違うイブラヒムの様子に胸を高鳴らせると図らずとも剣持の後孔が僅かに締まった。
「ふはは、顔真っ赤じゃん」
かわい、とイブラヒムの口から滑り落ちた言葉が剣持の耳に甘い媚薬の様に響く。存外、この男は可愛いだの愛しいだのを口にする人だったのかと驚く。付き合う前はもう少しドライな奴だと思っていたのに。自分の頬が更に赤く染まっていっているのが分かる。
「見んな、ぁ♡」
今できる範囲での対抗だ、とでも言いたいように剣持は枕で顔を覆う。それで何が変わるという訳でも無いが性知識に疎い恋人の抵抗にイブラヒムは頬を緩める。この純情な人を汚しているのは自分だと言う事実が重くのし掛かり興奮からか、口角が吊り上がるのが分かる。そんな邪な想いを胸の奥にしまい込み枕の隙間から覗く絹糸の様な艶のある深紫の髪を撫でる。
「流石の俺も枕とセックスはしたくないんだけど」
そう言うと緩漫と目の前の枕が動き翡翠の瞳だけを出して此方の様子を伺う。そんな恋人が愛しい。イブラヒムは愛しさに目を細めながら剣持の体を覆っている枕を無理やり剥ぎ取る。
「なッ」
咄嗟の事に動けなかった剣持が目を見開き、ベットの外に落ちた枕を見た後目の前にいるイブラヒムへ目を向ける。何時も落ち着いている剣持の間抜けな顔が見れて満足したイブラヒムは気分を良くし、寝転んだままの剣持の体を起こす。所謂、対面座位である。
「ん”っ♡な、にぃッ急に♡♡」
ぐちゅりと湿っぽい音が体の中から鳴る。ぴたりとくっついた二人の肌から温もりを感じる。イブラヒムの手が剣持の頬に添えられる。それは優しくて、暖かくて思わず擦り寄ってしまった。
「いやこっちのが顔ちゃんと見えるなって」
「は」
よく恥ずかしげもなくこんな事が言えるな、と剣持は少し感心した。しかし、この男に恥じらいを求める方が可笑しな話か。この男はスイッチさえ入れば周りが羞恥に悶えるムーブだって完璧にこなす男だ。そんな男に恥じらいを求める方がお門違いなのだ。と剣持は若干引いた目をイブラヒムに向ける。それを察してか否か、顔をくしゃりと歪めて笑う。
_あ、僕が好きな笑い方
恋人のする事成す事は全部好きだが、特にこの愛しい人にしか向けない様な特別な笑い方が剣持は一等好きだった。
「けんもちさん、キスしよ」
「ん、いいよ」
甘ったるくて胸焼けしそうな程どろどろとした愛情を一身に浴びる。フィオレッチェの彫刻の様に整った顔が目の前に近づく。思わず胸が高鳴り、顔を紅潮させる。剣持は胸の鼓動を鎮める為にも瞼を閉じる。対してイブラヒムは瞼を閉じる事はせずまじまじと剣持の顔を見つめる。
「ふふ」
恋人が余りにも自分に従順なので笑いが零れ落ちた。剣持のしなやかな指とイブラヒムの指が絡み合った。白と褐色のコントラストが嫌に官能的に見えた。 唇と唇が触れ合うだけの冗談みたいな軽いキスから深く舌を絡め合っていく。そのキスは酷く情熱的だった。何十秒か、将又何分か。流石に息が苦しくなった剣持が薄らと目を開く。霞む視界で真っ先に見えたのは瞳に熱い熱を孕んだイブラヒムだった。
_これじゃ、目を閉じた意味がないじゃないか
胸の高鳴りを抑える為に目を瞑ったのに。これでは逆効果だ。目を逸らす事を許さぬ様な、自分を射抜く様なその真っ直ぐな眼差しは剣持の翡翠を捉えて離さない。思わず顔が火照った。
そんな剣持の様子に小さく芽生えた悪戯心が働く。キスに集中している隙にイブラヒムは腰を動かし剣持がめっぽう弱い前立腺目掛けて穿つ。
「ぉ”ん…!?♡♡♡」
「あ、ダメっすよ、離れないでよ」
「ん”んんぅ♡」
突然の刺激に思わず腰を反らした剣持を軽く咎め、すぐに背中と後頭部に手を回して引き寄せる。まん丸に見開かれた剣持の目には小さく月の光が反射して薄暗い部屋の中でも輝きを放っている。また暫く深いキスを交わした後流石に悪戯しすぎたと反省したイブラヒムは心配そうに眉を八の字にする。
「だいじょぶそ?けんもちさん」
目の前で乱れた息を整えている年下の愛しい恋人のまだまろい額に今度は軽く口付ける。
「ん、いぶくんキス、上手だねぇ」
とろとろした蜂蜜みたいな甘い言葉がイブラヒムの理性を少しずつ剥がしていく。
「あ”ぁ~!もう、煽んないでって、ば」
若干怒りを含んだ声を上げて、イブラヒムは剣持の中を穿つ。普段とは違う体制でしている為何時もより深く奥にささる。ぴっちりとナカがイブラヒムに合わせて締まった。ぎゅうぎゅう♡と精子をいやらしく強請る剣持のナカに興奮を覚える。
「ッは、ぁ”♡んぁ”ぁあぁああぁ♡♡♡」
「イ”く、やら”ッ♡それ、イ”ぎゅぅう~~…♡♡」
ぴゅるると最初より幾分勢いも量も衰えた剣持の精子が宙を舞う。体制のせいもあり、その殆どがイブラヒムの腹にかかった。それを指で掬い、剣持に見せつけるように舐める。カッと頬が赤くなる。羞恥で顔を背けるも直ぐに顎を掴まれ正面を向かされる。
「ダメじゃん、そっぽむいたら♡」
「だ、れの、ぉ”♡せぇだと……ッ♡♡」
精一杯の虚勢を張り、睨みを効かせるが特に効果はなく、寧ろイブラヒムの興奮を煽ったようで更に腰のストロークが早くなる。
「や”ぁッ♡へん”なの、ぐるぅっ”♡お”ぉんッ♡♡」
「あ”~、締まる……ッ♡やっば♡」
セックスと言うか、最早ただの獣の交尾だと剣持はふと思う。何度も何度も絶頂へ導かれ自分やイブラヒムの腹に欲を吐き出す。それでも止まる気配など一ミリもなく、剣持のナカに0.01ミリのゴム越しに熱い精子が吐き出される。ずろろ♡と質量のあるイブラヒムのモノが抜けていくが、剣持の後孔はひくひくと惜しむように収縮する。
その様子に我慢ならないと性急にゴムの口を結びそこら辺に投げつける。そして新しいゴムを付け、再びナカに沈め込む。
あれから何回戦しただろう。時計の針は既に夜中の2時を指していた。イブラヒムは新しいゴムを取り出そうと箱に手を伸ばすもその中はもうすでに空になっていた。
「ごめ、ゴム切らしちゃった」
「んぇ?♡」
申し訳なさそうに告げるイブラヒムに剣持は蕩けきった翡翠をさらに細めて薄く笑いながら自分の中から出て行こうとしているイブラヒムのものを締め付け、出て行くのを阻止して告げる。
「いいよ…?イブくんなら♡中だししても♡♡」
瞬間、頭を殴る様な衝撃がイブラヒムを襲った。普段の剣持なら幾ら金を積まれても絶対に言わないであろうセリフに体が図らずとも硬直する。一方の剣持はイブラヒムとのセックスに酔いしれ、ぽやぽやになった頭では正常な判断を下す事さえ難しかった。普段のよく回る頭は甘い蜜に侵され剣持の思考は著しく低下していた。その為に自分が中々に爆弾発言した事に剣持は気がついていなかった。シラフの時なら羞恥で死ねる言葉でも今ならスラスラと口から零れ落ちる。
「ぼく、イブくんとの赤ちゃんならほしい、よぉ”♡」
はく、とイブラヒムが息を呑む。その表情は部屋の暗がりによってよく見えなかったが、月明かりに薄く照らされたイブラヒムの顔は赤く染まっていた様な気がした。流石の剣持も本気で赤子が出来る訳はないと思っていたがイブラヒムのその姿に気分を良くし、ケラケラと愉しそうに笑い声をあげて中をきゅう♡と締める。
「ほら♡ぼくと一緒にみせいねんいんこ~しましょ♡♡」
中は締めつけたまま未だ呆けているイブラヒムに一つキスを落とす。触れるだけのキスだったが、離れる時にイブラヒムの唇を舌で少し舐めるとぴくり、と肩が跳ねた。
_嗚呼、クソ。何処でこの人のスイッチ入ったんだよ
イブラヒムは唇が離れると心の中で16とは思えない程の色香を放つ恋人に悪態をつきながら頭を抱えて蹲る。剣持は行為中に極たまにスイッチが入りそれはそれはエロくなる。己を達観していると自負しているイブラヒムでさえその姿を見れば理性を一瞬で剥ぎ取られ、ただ一人の愛子を貪る獣と化す。それでも多忙な恋人が翌日腰が死んで動けない姿を目の当たりにするとなると余りにも罪悪感がすごいので自重しようとなんとか溢れ出る本能を抑え込めて 冷静になろうとする。そんな様子のイブラヒムに剣持はえも言えない様な悪戯心に駆られ思わずイブラヒムを抱きしめ、飛び切りの愛の言葉を囁く。
「んは、イブくんだぁいすき♡」
「…ほんとけんもちさん、それ外でやんないでよ」
そんな事を剣持から言われたらほぼ全ての人間が剣持に惚れてしまう。ただでさえ今も周りに牽制するのが大変なのに。と、イブラヒムは苦言を呈す。
「んふふ、イブくん限定ですよ、ぉ♡」
可愛らしい笑い声一つあげてとんでもない爆弾を投下する。
「ガチ心臓に悪いってぇ…」
余程イブラヒムを揶揄うのが楽しいのか愉快そうに目を細めて笑う剣持に些かイラつきを覚え心に決意する。分からせてやる、徹底的に。大人を揶揄うとどうなるのか、このエロガキに。固く誓うとイブラヒムは剣持を優しく押し倒し、その両手を片手で抑え込みシーツに縫い付ける。
「い、ぶくん?」
様子の変わった恋人に今更ながら後悔の波が押し寄せる。肌を伝う水滴が汗の他に冷や汗も垂れた気がした。
「けんもちさん、明日は俺がちゃんと世話したげるからね」
それはつまり、今から剣持を明日足腰使えなくなるまで抱き潰すと言う事だった。剣持の頬がひくりと引き攣った。目の前の男は本気だと直感で感じる。顔はにこりと優しげな好青年の顔だが大抵こう言う場合は激しく抱かれる。と剣持は過去の経験から分かっていた。
「ま、まって、いぶく、ん”んッ♡」
まだ話している最中からイブラヒムは剣持の最奥を思いきり穿つ。
「がッ、ぁ”!?♡♡♡んぉ”ぉッ♡♡」
緩み切った奥を突かれては我慢する事もできない。剣持は腰を思い切り仰け反って喉仏を晒す。ここが自然界なら死んでいたな、と思いながら剣持は目の前がパチパチと弾け、白み出していく。剣持はイブラヒムの腕に手を伸ばし、止まる様に促す。
「とまんね、…ッふぅ♡」
「や”ぁ♡ぉぎゅッ、つかな”ぃれッッ♡♡とまれ、ぇ”!♡とまれよぉ”お♡♡ 」
剣持の性器からは止めどなく精子と潮が吹き出される。吹き出されたものは剣持の体や顔にまで届き、それ無しにしても汗や涙、涎などで汚れていた剣持を更に汚していく。イブラヒムはと言うと剣持のそんなはしたない姿を見て気分が高揚していた。
_俺がけんもちさんを汚している。無垢な彼を、俺が
その事実が重くのしかかり何よりイブラヒムを興奮へと導いていた。イブラヒムの腰は止まることを知らず未だに剣持の最奥を突き続けている。時折剣持の前立腺をイブラヒムのカリが掠め、その度に甘い喘ぎ声が剣持の口の端から漏れる。
「ふぐぅ”うぅぅ…ッ♡♡ぉ”んッ♡やぁ”、それやめでぇッッ!♡」
「ふは、自分の精子と潮で溺れかけてんじゃん♡…さいっこ~♡♡ 」
ギラギラと、捕食者の目をしたイブラヒムが獲物へと標準を定めている。いつかのマリカ大会の時の口上で彼をデザートイーグルと例えたがあれはあながち間違いではないなと剣持は霧のかかった頭で思考した。
「ほぉ”、んッ♡そこ、ぉ”♡そこそこそこそごぉ”♡♡♡やぇ”でッ!!♡」
「ここ?♡ここがいいんすか?♡」
あれから何分、何時間経っただろう。未だ剣持はベッドの上でイブラヒムにだから続けていた。前立腺をごりごり♡と削る勢いで抉られると無意識に腰が跳ね上がりビクビクと痙攣が止まらない。シーツを握る手に力が入る。その行為をしたからといって快感から逃れられるわけでも、イブラヒムの腰の速度が落ちるわけでもないが何かせずにはいられなかった。ギュッと固く目を瞑ると生理的な涙が滲んだ。
イブラヒムはそんな剣持の様子に一層興奮した様で腰の動きを最奥を捏ねる動きからこじ開ける様な、有体に言えば剣持の奥をぶち抜こうとする動きに変わった。ごちゅん♡ごちゅん♡と凡そ人体から鳴ってはいけない様な音が剣持の体内で響く。イブラヒムは剣持のシーツを固く握っている両の掌に自分の手を重ね、耳に顔を近づける。
「はッ♡ね、けんもちさんぶち犯してもいい? 」
イブラヒムの熱い吐息が剣持の耳を擽る。こそばゆくて身を捩ると、逃げる事は許さないと言わんばかりに手の拘束が強まる。
「いいよって言って?けんもちさん」
おねがい、とイブラヒムの瞳が剣持の翡翠を真っ直ぐ見つめる。その顔が幼児が母親におやつを買って欲しいと頼む時の顔に見えたものだから思わずくすりと笑ってしまった。先程まで剣持のナカを無遠慮に突き回していたのにこういう所は許可を求めてくる、可愛い奴だと剣持は愛しそうにイブラヒムを見つめ返す。
「…い~よ、イブくんのすきにしてよ」
揺ら揺ら揺れる翡翠が綺麗で目が離せなかった。月の明かりが反射して光を放っているのか、元々こんなに煌めいている瞳だったか。将又どちらもか。イブラヒムは思わず生唾を飲み込んだ。どうもこの人には敵わない。自他共に認める程自分は達観している方の人間だと思っていたのに。この人を前にすると冷静さも、適切な判断とやらも本能に飲まれて消えていく。身体の温度が急激に上がる。自分が今高揚しているのがわかる。剣持の頬に優しく手を添えると心地よい体温がイブラヒムの手に伝わって愛しさで溢れる。
「やり~、…そんじゃ、けんもちさん後ろ向いて寝そべって」
「?ん、…こぉ?」
イブラヒムに促されるまま、ベッドに寝そべる。自分の言う事を素直に聞く剣持が酷くいじやしくて口角が吊り上がった。素直な事は何よりで此方としても都合がいいが、今からされる事が分からないと言った表情でイブラヒムを見つめる剣持に存外鈍感だな、なんて少し心配にもなる。もう何度か中に出されていた為に縦に割れ、性器と化した後孔が白濁液がとろりと垂れる。それが白い肌に映えてとても煽情的だった。
イブラヒムは息を整え、自身のものをあてがう。ぐぐぐ♡と剣持のナカの肉を割さきながら少しずつ沈めていく。
「お”ッ……?♡っ”、ぅう”♡ほぉ”………ぉ”♡」
「ふは、めっちゃ潮吹いてんじゃん♡まだ半分も入ってないよ?w」
ぷしぷしと剣持の性器からは断続的に潮が吹き出している。それに薄く笑い、剣持の性器を手で擦る。竿の部分だけをゆるくしごくだけでもビクビクと震えているのが直に分かる。ゆっくりと根本から先端まで擦り上げると喉を引き攣らせながら喜ぶ。最早精液を吐き出さなくなった剣持のモノは潮を吹き続け、シーツに水溜まりを作っていく。
「ぐっ…♡ふぅ”ぅうぅうッッ♡ぉ”ぉ…?♡」
「ひぃ”ッ♡あ”ん♡なん、でぇもぉ”おわりっ!!♡♡むり!はぃ”んないッッ♡ぉ”、イぐ!♡」
「え~、でもけんもちさんだけ気持ちいのは不公平じゃん、俺ら恋人だしそこは対等に行きたいっしょ?」
「や”らやらぁ”、イぐイぐイぎゅ~!!!♡♡」
「止まんないね~」
誰がこんなに乱れさせたと思ってるんだ、顔は見えないが剣持の雰囲気がそう物語っていた。つい数秒前まで極限まで蕩けていた翡翠が今は確かに背後にいるイブラヒムに殺意を向けている。ぞくぞくと高揚感が押し寄せて口角が釣り上がる。
無意識に煽るのが剣持の悪いところ。イブラヒムが今極限まで興奮しきっているのに気づかずナカをぎゅうぎゅう♡と締め付けている。
「あ”~、まじでタチ悪い」
「?♡……お”、ぉんッ♡♡ぎゅ、急にちくびいじらないでぇ”ッッ♡」
中指と親指で乳首を挟み捻って、乳頭を短く揃えてある爪先でカリカリと虐める。更にぎゅ♡ぎゅ♡とリズミカルに軽く押し潰すと霰もない喘ぎ声が押し潰されるリズムに合わせて漏れ出る。
「お”♡んぉ”♡ぉ♡ぉ♡」
「ねぇ、こっち忘れてない?」
そう言うとどちゅん♡と最奥を突かれる。目の前が一瞬白くなり、チカチカと星が舞う。こう書くとなにかロマンチックに聞こえるが当の本人にとってはそんな事はなく、喉仏を思いき晒して、声も出さずビクビクと打ち上がった魚の様に痙攣がまとまらない。それでも上にいるイブラヒムが体全体で押さえつける為何処にも快感が逃さない。
「ぉ♡……~~~~~~~ッッ!?!!!???!♡♡♡♡」
「ぅ”…♡けんもちさん締めすぎ、緩めて」
ぺちぺちと軽く剣持の白くて丸いを叩く。叩かれてももう返事をする気力もないのか、将又気絶してしまったのかよく分からないかったが、その様子に少し機嫌を悪くしたイブラヒムが体制を変え、正常位にする。
「けんもちさ~ん?俺まだイってないよ」
「ぅ?♡…ぉ”♡ぁ、あ”、ぁん♡♡」
イブラヒムが悪戯に乳首を弾くも微かに喘ぐだけで意識は戻らない。仕方ない、と抜こうかと思ったがここでイブラヒムの悪い好奇心が疼く。未だにガクガクと震える足をイブラヒムの両足で押さえ、対抗できないようにする。剣持の腹に手を置き精嚢を刺激できる位置に調整する。ナカに入っているものも前立腺まだ動かしぐりっ♡と押し込む。腹に置いた指を思い切りぐりぐりと押し付ける。
「ひっ、あ”♡ぃ”ぎゅいぎゅ~~~!?!!♡♡♡や”ら、そぇ♡りょうほう”、やだぁ”あぁぁあ”!♡お”すな、おずなぁあ!!!!♡♡♡」
使い物にならなくなった剣持のモノから潮が思い切り噴き出る。イブラヒムにも剣持にも掛かった潮を舌で舐めとる。
「ふはは、けんもちさん起きた♡子宮とGスポ弄られてイっちゃったんだ、かぁわい♡♡」
「ぼく、ぼくしぎゅ~ないッ♡」
「でも全然精子出てないじゃん」
嘲笑しながら腹を押す手は止めない。剣持がこの行為にめっぽう弱いと気づいてか、腹の上から押しつぶす勢いで指圧をかける。
「おぉ”~~~…ッ♡すぎ、すきっ♡♡いぶくん、だいすき、ィ”ッくぅう”ぅうう~!!!♡♡♡」
「おれもすき、愛してるよ」
汗でじんわりと滲んだ剣持の背に手を回すと剣持も抱きしめ返してくれる。それが嬉しくて愛しくて頬やらおでこやらにキスを落とす。剣持も負けじと上体を最後の力を振り絞って上げると頬にキスする。イブラヒムの褐色の肌がほんのり赤くなるのが見えてしたり顔になる。
「あ”~、一生離さんから」
より強く抱きしめると更に奥へとイブラヒムのモノが入ったのか剣持の手と足がバタバタと暴れる。
「っ”♡ぉ”♡んぉ~………♡♡」
「っあれ?けんもちさん?お~い」
今度こそ完全に気を失った剣持を眺めながら流石にやり過ぎたと反省する。
剣持のナカから引き抜いた後も勃ったままのモノを適当に抜き、風呂場に連れて行き後処理をする。漸く全ての工程を終え、アドレナリンが切れたからか一気に疲労感がイブラヒムを襲う。
「…起きたら死ぬほど怒られそ」
なんてイブラヒムの小さな独り言は静かな部屋に木霊して溶けていった。起きたらカンカンに怒っているであろう恋人を想像して面倒くさげに顔を顰めた後、まぁいっかと思い剣持の隣に寝そべる。小さく呼吸している姿を見て柔らかく瞳を細める。サラサラの深紫の髪に手を入れ撫でると剣持が年相応に口角を緩める。つられてイブラヒムも笑みを溢す。
「かわい~」
明日は何しようか、どこに行こうか、新作のゲームをするのも有りだな。明日の予定を立てながらイブラヒムの意識は段々と遠のいて行った。
あです!初のibtyでした!!
2月8日にフォロワー限定公開にします!