この作品はいかがでしたか?
302
この作品はいかがでしたか?
302
桃橙 ※初め 友達
クリスマス特別編──♡
是非最後までご覧下さい.♪
「 寒さも忘れられる一時 」
──橙side──
「うぅ、..寒い寒い..」
いつにも増して人肌が恋しくなる季節。
君は今、誰と過ごして居ますか。
<ちょっと、ッここでは駄目だよ、../
<いいだろ別に..、っ♡
「はぁ〜〜〜”…」
“ こんな道端でよく出来るな.. “
という本音は胸にしまって
俺は一人で家に帰る。
俺がこうして一人でいる時間。
君は何処に居るんですか__。
<橙…、?
後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
振り返るとそこには───
「へ、..」
『やっぱり!!橙だよなっ、?!』
『久しぶり!元気してたか?』
高校を卒業して以来一言も話さなかった
同級生の姿。
懐かしさと切なさで一気に苦しくなる。
彼の名前は “桃” 。
「お、おん、..っ、」
「あ、あの、..ッえと..」
『ん?』
「..今、一人、?」
『あぁ..ま、まぁ、..』
『悲しいことに…(笑』
「..よかったら、公園..行かん?」
いきなり出会った同級生を公園に誘う⋯
きっと普通なら可笑しいだろう。
でも俺はもう決めたから。
大切な人と離れるのがどれだけ苦しいことか、
毎日のように会えたあの時間が
どれだけ幸せだったのか気付いたから。
だからもう、このチャンスを逃しはしない。
────────────────
『お!いい所にベンチあんじゃん!』
『ラッキ〜♪』
「んふふ、w」
あの頃と何も変わって居ない彼。
それとは逆に
悪い方向へ変わってしまった俺。
『..なぁ橙』
「なんや?」
『お前クリスマスに一人で何してんだ?』
「何って..」
「..彼女おらんのよ。俺。」
『え”?!!まじ?!』
「声でかいな」
『だってお前高校ん時モテてなかった?』
「まぁ社会に出たら違うってことや、w」
『ほ〜んそうかぁ..』
<ねぇ、手、../
<..へ、ッぁえ..う、うん”..、//
『いーなーリア充は』
『今からナンパしまくったろうかな』
「辞めときなさい」
『へいへい、..』
────────────────
『あ〜なんだ、』
『最近まじで寒くなったよな』
「..せやな、」
俺が沈黙が嫌いなこと、
覚えててくれてるんかな。
こうして話をしていると
周りから見てもただの “友達” だということに
少し寂しさを感じてしまう。
って、違う違う..。
俺が話したいのは世間話じゃない。
俺が話したいのは、
「卒業する時にさ」
「俺たちがした約束..覚えとる?」
あの時の話の続き。
『卒業?んー..』
..あぁ、やっぱり。
あんな昔の約束なんて
覚えてるわけがないか。
「っぁごめん、..ッ!やっぱ..」
「やっぱなんでも..」
『ぷ、..w』
『ふははっ、w..はぁは..ww』
「へ、..な、なんや..??」
『お前焦りすぎ!ww』
『はぁ〜ww笑ったぁw』
「..、???」
『ん”っん…“』
『..、覚えてたよ。ずっとな』
“もしお互い大切な人が出来なかったら”
“その時は一緒になろう”
『橙のことずっと探してた』
「..へ、ぁ嘘..」
あの頃と変わらない彼の顔が愛おしくて、
俺の名前を呼ぶ彼の声が懐かしくて、
涙が止まらなかった。
『橙、出会った頃から世界一お前が好き』
『待たせてごめん』
『よかったら俺と、
一緒になってくれませんか?』
「..遅いねん、..馬鹿..、」
『へへ、w悪ぃ悪ぃw』
「俺も桃ちゃんのこと待ってました」
「よろしくお願いします..(微,笑」
ずっと探してきた君の隣を
俺はいつまでも歩んでいきたい。
これは、クリスマスがかけてくれた
不思議な魔法。
そして──────
「愛してるで、桃ちゃん」
『ぁ、、ッ、くっそ、..』
『俺から言おうとしたのに、!!』
「んふふw早い者勝ち、やろ?」
『はぁ〜負けたかぁ、w』
「..桃ちゃん」
『ん、』
ちゅ、っ..(口,付
「 愛 し て る 』
一生とけることのない、
素敵なおまじない __ 。
end.♡
コメント
2件
え、死にそう、、、、、 ひめいちゃんの作品ってほんとにその世界にいるような書き方なんだよね😭💕︎ 幸せになる☺️
わぁぁぁ!!めちゃくちゃ幸せな空間、、︎💕︎✨ 今作も最高でした😭👏✨