テラーノベル
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外は雨が降っていて、窓ガラスは曇っている。
そんな窓を見つめながら、刃物を握りしめる。
「……」
私は立ち上がり、目的の場所へ静かに行く。
もう、疲れたのだ。
妹のあんな姿なんてもう見たくないと。
そして、その扉を開ける。
勿論手元は隠しつつ。
「あ、、、、、」
そんな、変わらない声が聞こえた。
「よう、夢徒」
私はその人の名前を呼ぶ。
「おねえちゃん、、、」
「なあ夢徒、こっち来てくれ」
「んえ、、?」
夢徒は困惑しつつも、私に近づく。
罠だとも知らずに。
そして私は動いた。
肉の刺さる生々しい音が響き、赤い液体が夢徒と私を囲う。
「ぇ、、、、?」
夢徒の身体は冷たくなり、あっけなく倒れ伏した。
「じゃあな夢徒」
私はそう呟いて、立ち上がる。
そして、次の目標へ向かった。
コメント
1件
うわ……読んでて胸がぎゅってなったわ。姉の「もう、疲れたんだ」って台詞に全部詰まってる気がする。壊れた妹を救うって名目で、自分も壊れてるっていう痛さが刺さった。ここからどう転がるのか、続きが気になりすぎる🔥