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そしてぼくは逃げた。
一人になりたくて…逃げて逃げて周りなんて気にせずに
無我夢中で走り続けた。
でも流石に僕にも限界が来た…
ゆらねろ：っはぁっ…はぁっ…つ、疲れたｯ…
ゆらねろ：……てか、ここ、どこｯ？
雨☆：ﾎﾟﾂ…ﾎﾟﾂ…ｻﾞ−−−−−ｯ
ゆらねろ：ん？雨だ、どっか雨宿りできるとこ…
？？：お前、こんな雨ん中何してんだ？
ゆらねろ：…
？？：なんかあるなら話…
ゆらねろ：…うるさいｯ！！僕の苦しみなんてちっとも知らない癖にｯ！！！！！！
？？：確かに！俺はお前のその、苦しみ？とかはわかんねぇけど…
？？：まぁ、もうどーせ会わねぇ他人だし、せっかくなら少し話してけよ
少しなら…
ゆらねろ：……ぼくは昔からダメ人間でね？
ゆらねろ：だから、友達も、先生も…親までｯ…
ゆらねろ：僕の味方してくれなくて…ﾎﾟﾛｯ
ゆらねろ：居場所がなくて…ﾎﾟﾛｯ、ｸﾞｽﾝ、だから…逃げてｯ…
？？：大丈夫大丈夫！俺もお前と似たような状況の時あったし笑
ゆらねろ：…えっ？
僕だけじゃなかったの？
？？：まぁ…この状況だと家帰れねぇし…あ！俺んち来る？他にも住人いるし笑
よくわからないけど、この人なら信じてもいい気がする…
ゆらねろ：分かりました、行きます
ユニ：よしきた！あ、俺はユニ！お前は？
ゆらねろ：ゆらねろ、です…
ユニ：おう！よろしく…なっ！
ゆらねろ：ｺｸｯ
ユニ：よし！ついてこーい！
コメント
1件
数字で「117」いいなにしておきました！
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