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『双子の名探偵は今日も嗤う』〜謎あるところに闇は生まれる〜
AFTER STORY 『執事と2人きり』
百合菜&バスティン
バスティンに誘われ私はお祭りに来ていた。
『主様。美味しそうなものを沢山買ってきた。一緒に食べよう。』
『うん!』
神社の石段に座り、とうもろこし、りんご飴、たこ焼きなどを頬張る。
『ふふ、美味しいね。バスティン。』
『あぁ。…主様。』
『ん?』
『口元にソースが着いている。』
俺は主様の頬に触れる。
『あ、ありがと…。バスティンも食べる?たこ焼き。』
『あぁ。』
私はバスティンの口元にたこ焼きを寄せる。
『もぐ…美味いな。』
『良かった。』
主様はニコッと微笑む。
『…すまなかった。主様。』
『え?』
『怖い思いをさせた。ホントならすぐ助けに行きたかった。』
『バスティン…。』
『なぁ…今だけでいい。抱きしめてもいいか?』
『え?』
『主様のことを抱き締めたい。ダメか? 』
『……ダメじゃ、無い。』
バスティンは私を力強く抱き締める。
『……ちゃんと暖かい。主様。もうあんな思いはさせない。俺が主様を守る。』
『ありがとう…バスティン。』
『もう少し…主様とこうしていたい。』
『…いいよ。今は2人しかいないから。』
この暖かい体温を逃したくない。
許す限りこの温もりを共有していたい。
AFTER STORY 『執事と2人きり』
麻里衣&ベリアン
ベリアンに誘われて神社にお参りに来ていた。
『ベリアンは何をお願いしたの?』
『私ですか?ふふ、主様と…ずっと一緒に居られますように。です。』
『ベリアン…。私もよ。ベリアンとこれから先もずっと一緒にいたい。って。』
『主様…。嬉しいです。』
『ベリアンはいつも私のことを第1に考えてくれるよね。』
『だって…私にとって主様は特別ですから。』
『特別…?』
『えぇ。2000年待ってやっと出逢えたのが麻里衣様なのです。この命に変えても…貴方のことは私が守ります。だから私の傍にずっといてください。麻里衣様。』
ベリアンは私の手を握る。
『ベリアン…。』
私はその手を握り返す。
『ベリアンが守ってくれるなら安心だわ。ふふっ。じゃあお祭り楽しみましょう?』
『はい、主様。』
握った手を離さないまま階段をゆっくり降りる。2人の歩幅に合わせて。
『ベリアン、あれ一緒に食べよ?』
『はい、是非。』
この世界で一番最初に出会った貴方と
これからもずっと一緒に居たい。
次回もお楽しみに!