【van、wes×rdo】
⚠stgrにハマっただけの人の書き溜めです
⚠監禁、若干の異状性癖、エログロ、無理矢理、などの表現があります
⚠口調、キャラクター性、捉えきれてない所が多々あります
⚠今回 wes×rdo中心
⚠開幕嘔吐表現⚠
⚠⚠今回行為表現あり⚠⚠
本当になんでも許せる方向け
「っおぇ、……」
びちゃびちゃと胃液が口から吐き出てくる
気持ち悪い、喉がヒクヒク痙攣するし…、また吐きそ…
「あー、これもダメかぁ、らだおは薬の耐性が強いねぇ…まぁそのせいで辛いんだけど」
ウェスカーのゴツゴツとした大きな手が背中をさすってくる
この場所に来て2、3週間経ったはず…
願わずともここの生活に慣れてきた
ここ来て分かってきたことは
2人はかなり多忙で平均3日に1度くらいのペースでこの場所に来ること
ほとんど共に来る日は無くバラバラに来るということ
そして、
この場所からは何をしても出られないこと
ウェスカーは来る度に新しく調合した薬を試してくる、正直言って本当にキツイ、
吐き気や頭痛はまだいい方で
気絶したり丸一日手足が痺れていたりしたこともあった
そんな奴が、俺のこの症状の元凶が、背中をさすってくる
まるで幼い子供に言い聞かせるように、腹が立つ
その感情にまかせ、思わずそれを振り払い、睨みあげた
ずりずりと後ずさりすると冷たいコンクリートの壁が背中にあたる
「……悪い子だなぁ、らだおは」
背筋を凍るような低い冷たい声、赤い瞳がギラりとこちらを見下ろす
怖い、逃げたい、
警察になって麻痺していた恐怖という感情が、全身を脈打つのが分かる
「はぁ、ほらまだ薬瓶あるから、自分から来れるね、らだお」
呆れたような声、今すぐウェスカーの元に行った方がいい、絶対に、だけど……
そうしてしまえば俺の中の“青井らだお”が壊れてしまう気がする
ゆらゆらと揺れる意志の中、ウェスカーは痺れを切らしたように俺の足首に繋がった細い鎖を引いた
「っあ……」
2、3週間前より遥かに軽くなった体は簡単にウェスカーの足元に引きずられた
「……時間切れ」
「ぁ、待っ…」
言葉を遮られるようにウェスカーは俺に口付けした
抵抗しようとするが簡単に押さえつけられ、息が苦しくなってくる
唇が離れ、空気を取り込もうと口を開くと再び口付けされた
口内にウェスカーの舌が入ってくる、
ウェスカーの胸を叩くも明らかに効いてない、 視界がぼやけ、目に涙が浮かんでくる
最悪だ、
歯をなぞったり、上顎をスリスリと撫でてきたり、口内を犯されるような感覚に脳がぼーっとしてくる
唇が離れ舌同士を白銀の糸が引く
顔が熱い、頭もぼーっとしてくる
「ッ…悪趣味、……」
「ははっ、褒め言葉だよ」
「言ったことに従えない、チャンスも無駄にする、そんな“悪い子”には仕置しないとね」
ウェスカーの愉悦の笑みが俺を見下ろした
「ぃ゛、あ゛ぁ!?」
痛い、苦しい、
最悪、それ以外何にもならない
簡単に尊厳を踏みにじってくる
両手を押さえつけられ、顔を隠すことさえ阻まれて、抵抗することも出来ずに指で犯される
ボロボロと涙が出るのは必然だろう、何度ウェスカーにやめてくれと願おうが、助けを求めようが意味は無い
愉悦に浸る笑みで犯されていくだけ
本当に……
「っ、屈辱だ…」
「はは、そんな事言わないでよ」
「これが“当たり前”になるんだから」
「……は…?」
「だから、こういう事今後もあるからね、早く慣れなきゃ」
「そっちの方がらだおも楽だからね」
意味がわからない……こんな、屈辱が?なんども、?理解できない、したくない
俺がウェスカーの言葉を飲み込めずにいるとウェスカーは俺の足を開いてきた
「まぁ、1度やってみようか、忘れたいと思うくらい体に覚えさせてあげる」
耳元で囁くように言われた言葉で俺はハッとし、足をばたつかせ抵抗しようとしたが力の差がありすぎた
ウェスカーは自身のベルトを外しその辺に放り投げると衣服を下ろしモノを出した
……グロ…でか…
思わず言葉として出てしまいそうだったことを飲み込み、それを見つめる
ゴツゴツとした筋肉質な体から明らかに大きく硬いソレははえていた
「……そんな見つめないでよ…」
ウェスカーの困ったような笑いを含んだ声、思わず顔を背けてしまった
絶対に今俺は顔が赤いだろう、火照ってくる
「はい、じゃあ挿れるから、」
その言葉を脳が理解すると同時に俺の中にそれは入ってきた
「っい゛だ、ぁ゛」
当たり前だ、いくら慣らしても俺は女性の体じゃない
濡れもしなければそういう行為に適してもいない
「っ……ぁ゛」
「ん、きっついねぇ、ゆっくり慣らしていけば良かったんだけど」
「……仕置だし、らだおはこういう乱暴な方が好きそうだ」
「ッぃ゛、すき、じゃなッ……う゛ぁ 」
ぐりぐりと奥を突き上げてくる
慣れない異物感が気持ち悪い
視界が涙でぼやける
俺、こんなにすぐ泣くような奴だったか…?
「つらいでしょ?前触ってあげるから、気持ちよくなろーね」
「ぁ゛ッ、や、やめッ」
聞きたくもない水音が響き、抵抗も意味をなさず俺はただ唇を噛み、声を抑えるしか出来なかった
情けない
抵抗も出来なかった
シャワーを浴び、最低限の後処理だけ俺に施したウェスカーは今ベットに座り、俺に背を向け煙草を吸っている
「……っ、」
ベットの上で泣くなんて子供の頃以来だ
せめて、と、声を殺して、嗚咽をこぼさないよう必死に涙を拭った
「ねぇ〜、らだお〜?」
「……、」
今ウェスカーは機嫌がいいのか、無視をしてもそのまま話し続けた
「また名前で呼んでよ、最近お前、とかウェスカー、でしか呼んでくれないじゃん?ウェッさんって、前みたいにさ?」
「……無理、」
「なんで?」
「っ…!」
俺は思わずウェスカーに掴みかかった
ニマニマと笑う憎い目がこちらを見つめる
「こんなことしてっ!前みたいな関係であれると思ってるのかよ!」
「……いい顔になったね」
またその目
冷たい目、奥が少しも見えなくて、赤黒いナニかが渦巻いているような、そんな目
嫌いだ
前までその目に微笑まれ、尊敬さえしていたその目は今では見るだけでピクリとも動けなくなるような、怖い、そんな目になっていた
「らだおはさ、全然感情を前に出して来ないでしょ?嬉しいよ、私は。」
「らだおが私に抱かれて、ほだされて、私に対して感情を出してくれる…」
赤黒い目がこちらを見下ろす
俺は後ずさりも出来ずに額に汗を滲ませた
「らだお…っ♡私をもっと!求めてくれ♡」
息が詰まる
ウェスカーが今見ているのは紛れもない俺だ
このどす黒い感情が向けられているのも
逃げられない枷が付けられたのも
行為で、彼を昂らせたのも
全て俺だ
逃げたい、逃げられない
叫びたい、意味が無い
縋りたい、縋れるものはない
帰りたい、仲間も来てくれないのに
どうやって…?
ぐるぐると視界が、思考が、働かない
「いいよ、何も考えなくて」
ダメだ、そうしないと俺が俺でなくなる
「そのまま、目閉じて、身を委ねて」
いやだ、従いたくない
ぐるぐる、ぐるぐる
脳が溶け、指先が、足先が、全身が溶ける
また、何も出来ずに、 俺は気絶してしまった
「……ようやく薬が効いたか」
そのウェスカーの声は静かに消えていった
次回、vanさんの回
曖昧な書き方だったけど、好評なら多分投稿する
コメント
6件
最高に狂ってる感じが好きすぎて🫶🫶🫶めっちゃ惹かれました🫠🫶歪んだ愛の完成系ですねこれは。
続きめっちゃ楽しみです! 頑張ってください!