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るぅりーぬ
(※)名前そのまま
ライブが終わったあと。
さっきまでたくさんの声が響いていた場所が、少しずつ静かになっていく。
楽屋に戻っても、莉犬はしばらく何も言わなかった。
「……莉犬?」
隣に座ったるぅとが、そっと顔を覗き込む。
「んー……」
返事はするけれど、顔は上げない。
るぅとは何も急かさず、ただ隣にいる。
しばらくして。
ぽたり、と莉犬の頬に涙が落ちた。
「……あれ」
本人も気づいていなかったみたいに、慌てて目元を擦る。
「なんで泣いてんだろ、俺」
「……頑張ったからじゃないですか?」
「……るぅとくんも?」
そう言われて、るぅとは少し笑った。
「僕はまだ泣いてないですよ」
「そっか」
莉犬が笑う。
でも、その笑顔を見た瞬間。
るぅとの目にも、じわっと涙が浮かんだ。
「……え」
「……なんか」
るぅとは俯く。
「莉犬が泣いてるの見たら、僕まで泣きそうになっちゃいました」
「なにそれ」
莉犬は笑いながら、また涙をこぼした。
「じゃあ、俺が泣いたらるぅとくんも泣くの?」
「……たぶん」
「じゃあ泣かないでよ」
「無理ですよ」
即答だった。
「だって……」
るぅとは少しだけ息を吸って、莉犬を見る。
「莉犬が、この10年ずっと頑張ってきたの知ってるから」
その言葉に、莉犬の表情が止まる。
「楽しかったことも、嬉しかったこともいっぱいあったけど」
るぅとの声が少し震える。
「きっと、僕が知らないところで苦しかったこともあったじゃないですか」
「……うん」
「それでも今日、ここにいてくれて」
ぽろ、と。
るぅとの頬にも涙が落ちる。
「……ありがとうって、思ったら」
もう止まらなかった。
莉犬はしばらく何も言わなかった。
ただ、隣にいるるぅとの肩に、そっと頭を預ける。
「……るぅとくん」
「はい」
「俺もね」
「うん」
「るぅとくんがここまで一緒にいてくれたこと、すごい嬉しいよ」
るぅとは目を閉じる。
「……知ってます」
「ほんと?」
「はい」
「なんで?」
「だって僕も、同じこと思ってるから」
二人とも泣いているのに。
なぜか、少しだけ笑った。
嬉しいことも。
悔しかったことも。
辛かったことも。
10年分の全部を、二人で少しずつ分け合ってきた。
だからきっと。
君が泣けば、僕も泣く。
君が笑えば、僕も笑う。
それはきっと、今だけじゃなくて。
これから先も。
「……るぅとくん」
「はい?」
「これからも一緒に泣いてくれる?」
少しだけ間があって。
「……もちろんです」
るぅとは笑った。
「その代わり、いっぱい一緒に笑いましょうね」
「うん」
二人の笑い声が、静かな楽屋に小さく響いた。
最近るりぬ本当にやばい毎日泣いてるレベルで供給過多
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#おりきゃら
玲💚🍀 .🌳🩵
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ゆ。
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コメント
1件
ライブ後の静かな楽屋で、莉犬くんの涙から始まるるぅとくんとのやりとり……すごく胸に響きました。るぅとくんが「莉犬が10年ずっと頑張ってきたの知ってるから」って言うところで、積み重ねてきた時間の重みが一気に押し寄せてきた感じがします。二人が互いの涙に寄り添いながら、笑顔を取り戻す流れが美しくて、何度も読み返したくなるエピソードでした。