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私個人の妄想です
ご本人様たちとは、全くの無関係なのでご了承ください。
nmnm、二次創作です。悲観的になる方はご遠慮頂いております。
また、話の内容が他の人と被っていたらコメ欄に書いていただけると幸いです。
2話目でオチ弱です。
コツ、コツ、コツ、……薄暗い倉庫の中には数人の足音しか聞こえなかった。鯵たちは警戒しながら奥へと進んだ。
そして――
「……ん……」
かすかなうめき声が、箱の奥から聞こえてきた。
「ばーどさん!!!」
魚参屋は真っ先に駆け出した。
そこにいたのは、手を縛られ、目をうっすらと開いたばーどが。
「……鯵か……?」
「そうだよ! ばーどさん!」
魚参屋は縄を解きながら、涙があふれるのを止められなかった。
「……ピエロにやられたんや。人質にするつもりやったみたいやけど……眠らされて、ずっと起きられへんかった……」
ばーどの関西訛りの声は弱々しかった。
「本当に……心配したんだからね!」
魚参屋は涙混じりに訴える。
「はは……ボスたちも連絡取れなくてすみません。」
「いや、大丈夫ですよ。しかし、人質ですか…」
「随分と舐められたもんやのう!」
「皆56しにしましょう。」
皆の目にコントラストはなかった。
「早く出て作戦会議でもしましょう。」
「はい」
二人を連れて倉庫を出ようとした、その時だった。
目の前の通路を、無数のピエロたちが塞いでいた。
「……やっぱり来ましたね。」
ばーど以外がが武器を構える。
魚参屋は咄嗟にばーどを庇った。
「ばーどさんはまだ動けないから俺が……!」
だが、皆が鋭く言い放った。
「鯵! お前らは 先に帰れ!」
「でも!」
「今はばーどさんを守るのが最優先だ!」
「これはボスの命令です。」
滅多に出さないボスの命令が出された。
魚参屋は唇を噛みしめた。
「……分かりました。必ず、連れて帰ります」
皆の銃声を背に、魚参屋はばーどを支えながら走った。
背後で次々とピエロが倒れていく音が聞こえる。
前に進むたびに、心の中で決意が強くなる。
――必ず、拠点まで連れ帰る。それが今の俺の役目だから。 ――
夜明けの豪邸に、二人はようやく帰り着いた。
魚参屋は扉を開け放ち、無線で叫ぶ。
「ばーどさんを連れて帰りました!」
皆の歓声が上がる。
ばーどは少し笑いながら、肩に寄りかかる。
「……鯵屋、お前がおって、ほんま助かったわ」
「そりゃ、大切な仲間なんだから当たり前でしょ!」
「そうかそうか」
涙を拭った魚参屋の目は、誰よりも誇らしげだった。
お疲れ様でした。途中で分からなくなりこんな感じに仕上がりました。
それはそうとストグラのseason2楽しみですね!
ちなみにフェスは行けませんでした。