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雨の降る日は嫌いだ。
梅雨なんてもってのほか。
なんたって気分が上がらない、晴れていた方が絶対にその日は楽しくなる。
でも理由はそれじゃない。
梅雨の季節は私の心から色を奪い去った日でもある。
どうしてこの世界はこんなにも残酷なんだろうか。
幸せにしてる人ほど幸せにしてる分の不幸がついてくる。
神様は理不尽だ。
君に恋をしてどのくらいが経つだろう。
君に会えなくてどのくらいが経つだろう。
まだ君は私のことを覚えてるのかな。
私は今も、そしてこれからもずっと覚えてるよ。
決して忘れることのできない人だから。
もしも君に出会えるのならばどれだけ楽しい日が待ってるのだろう、
そんなの誰にも分からない。
でもそんな日はもう来ない。君はもう居ないのだから。
君のいない世界は明日も来る。
私は君のいない世界を明日も迎える。
「もう一度君に会いたい」と願いながら。