テラーノベル
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ハム×ぬい
ぺに×ぬい
じょぐ×ぬい
…まぁ、ぬい総受けですね
夜
ぺにがき組discordにぺにがきの声が響いていた。
「今日ぬい来るん?」
「…知らねぇ」
答えたのはハム。
「でも昨日今日もやるって言ってた」
「じゃあ来るやん」
「……たぶん?」
「なに、ハムも待ってんしゃん」
「待ってねぇよ」
即答で否定するのに
そのくせハムはずっとログイン画面を見ている。
ぺにがきが笑う
「めっちゃ待ってますやーん」
「うるさい」
そこへじょぐが入ってきた。
「まだぬいさん来てないん?」
「ほら、じょぐも待ってるやん!」
「俺は別に」
「嘘つけ!」
「ゲームするなら、ぬいさんいたほうがいいだけでーす」
「それを待ってるって言うんだわ笑」
ハムがため息をつく。
「……お前ら、そんなにぬいとやりたいの?」
「ハムもっしょ??」
「俺は別に」
「じゃあ、ぬい来たら俺が誘うわ」
「……は?」
ハムの声が低くなる。
「なんでお前が誘うんだよ」
「俺が一番仲良いから」
「は?」
「俺が一番ぬいと喋ってるし
「それなら俺だろ」
「ハム、ゲームのときしか喋らないですやん笑
「お前だってゲームしかしてねぇだろ」
「俺は普段からぬいとスト6してるもん!」
じょぐが二人を見ながら口を挟む。
「二人とも違うよ?」
「何が?」
「俺が一番ぬいさんと仲良いから」
「「は?」」
三人の間に沈黙が落ちる。
「……絶対俺」
「俺やって」
「俺だよ?」
誰も譲らない。
そのとき
『ぬいがログインしました』
「「「!!」」」
三人が同時に画面を見る。
数秒後。
『ぬいがVCに参加しました』
「やっほー」
ぬいの穏やかな声。
にてこ
2,833
#50人クラフトイラスト
とらげ@ゆらゆら🫠
3,148
329
「ぬい!」
ぺにがきが即座に叫ぶ。
「今日一緒にやろ!」
「え、いいよ」
「やった!」
ハムが割り込む。
「おい、ぬい」
「ん?」
「今日、俺とやるって言ってただろ」
「そうだっけ?」
「言った」
「じゃあハムとやる?」
「……うん」
嬉しそうなのを隠すように、ハムは咳払いする。
「別に、俺はどっちでもいいけど」
「絶対喜んでるよね?」
「うるせぇ」
じょぐも負けじと
「ぬいさん、昨日俺とも今日やるって話しましたよ」
「あ、そうだった」
「じゃあ俺ともやりますよね?」
「うん」
ぬいは何の疑問も持たず頷く。
ぺにがきが叫ぶ。
「じゃあ俺は!?」
「ぺにがきともやるよ」
「やった!」
三人とも一瞬黙った。
ぬいは首を傾げる。
「……どうしたの?」
「なんでもない」
ハム。
「別に」
じょぐ。
「ぬい優しいなぁ!」
ぺにがき。
ぬいは笑う。
「じゃあ、今日は4人でやろうか」
「……」
「……」
「……」
三人は顔を見合わせた。
そして全員、同じことを考える。
本当は二人でやりたい。
でも。
ぬいが嬉しそうなので、誰も言えなかった。
ゲームが始まってからも
「ぬい、こっち」
ハム。
「ぬい、俺のところ来て!」
ぺにがき。
「ぬいさん、右カバーするね」
じょぐ。
「うん」
ぬいは三人の指示を全部聞く。
そして敵を一人で倒す。
「……」
「……」
「……」
「ぬい、強すぎ」
ぺにがきが呟いた。
「いつものことだろ」
ハムが答える。
じょぐも笑う。
「でも、そこがいいんですよね」
「?」
ぬいには意味が分からない。
ただゲームが楽しい。
ただそれだけ。
一方で三人は
ぬいがログインする前は暇だった。
ぬいがいない日は、なんとなくゲームをする気になれなかった。
ぬいが誰かと遊んでいると、少し気になる。
そして今
ぬいが隣にいるだけで、三人とも機嫌がいい。
つまり
三人とも、とっくにぬいのことが大好きだった。
ただ一人
本人だけが、その事実を知らない。
でもそれが楽しくて愛おしかった。
コメント
2件
ぬい愛され、、、 ぬいハム派だけどハムぬいもじょぐぬいもぺにぬいも良き!!! 愛されって本当に良い、、可愛い
ああ、このエピソード、すごく好きです……! ぬいさんが来る前の3人のソワソワした感じと、来た瞬間の「「「!!」」」がもう可愛くて。絶対好きなのに「待ってねぇよ」って言い張るハムさん、本当にツンデレすぎる(笑)。でもそれ以上に、ぬいさんが全員と「やるよ」って優しく頷くたびに、3人がちょっと悔しそうになる空気感が絶妙でした。最後の「ただ一人、本人だけがその事実を知らない」っていう締め、じんわり胸にきました。愛おしいですね……!