2002年10月1日、三菱重工業長崎造船所内にて造船所2180番船として艤装工事中のダイヤモンド・プリンセスが火災を起こした[1]。
施主であるP&Oに対する納入期限が2003年7月に迫っていたため、造船所で同時に建造していた2番船(造船所2181番船・サファイア・プリンセス)を急遽、新「ダイヤモンド・プリンセス」として改修し、2004年2月に(「ダイヤモンド・プリンセス」としては)当初より7ヶ月遅れながらも納入にこぎつけた。
なお炎上した造船所2180番船は造船所の香焼工場に移されて焼損部分を完全に撤去し、新「サファイア・プリンセス」として改修[2]。2004年5月27日に造船所よりP&Oに引き渡され[3]、翌6月より運航を開始した。2005年4月8日、アジアクルーズの途上で長崎港に里帰り寄港を果たし、造船所関係者始め地元の歓迎を受けた。なお、引き渡し直後の2004年5月29日、給油などのため横浜港に初入港し大桟橋に着岸、その際初代「飛鳥」との並びも実現している。
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