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今日は新しい先生とフョードル様とシグマさんが来る日
烏間先生と殺せんせー,新しい先生,そしてフョードル様とシグマさんが入って来た
フョードル様とシグマさんは僕の変装眼鏡をかけて茶髪黒目になっていた
『新しい先生方!
其の人ははかなり特殊な躰つきだけど気にしないでくれると嬉しいです!』
殺せんせー「ヅラです」
イリーナ「構いません!!」
夢花「ふふっ…w」
笑ってはいけませんよ夢花
フョードル「僕はロジオン・ラスコーリニコフといいます
気軽にロージャと呼んでください
僕は理科を教えます」
シグマ「麻紀時雨(まきしぐれ)だ
私は数学を教える
分からないところは聞いてくれ」
烏間「本格的な外国語に触れさせたいとの“学校の”意向だ
英語の半分は彼女の受け持ちで,理科と数学は彼等の受け持ちで文句は無いな?」
フョードル様をシグマさんと同じにするなんて…!
殺せんせー「…仕方ありませんねぇ」
茅野さんと渚君の話し声が聞こえる
茅野「…なんかすごい女の先生来たね
しかも殺せんせーにすごく好意あるっぽいし」
渚「…うん…でもこれは暗殺のヒントになるかもよ
タコ型生物の殺せんせーが…人間の女の人にベタベタされても戸惑うだけだ
いつも独特の顔色を見せる殺せんせーが…戸惑う時はどんな顔か?」
…普通にデレデレですけど
茅野「…何のひねりも無い顔だね」
渚「…うん。人間も“あり”なんだ」
ていうか彼女,昔フョードル様に色仕掛けをして接近を計った愚か者の殺し屋じゃありませんか
もしまたフョードル様に色仕掛けをしたら…
あの時は僕が近くに居て引っ剥がしたから何ともなかったものの…
止めてなかったら貴女殺されていましたよ
イリーナ「ああ…見れば見るほど素敵ですわぁ
その正露丸みたいなつぶらな瞳
曖昧な関節
私とりこになってしまいそう♡」
殺せんせー「いやぁお恥ずかしい」
其処がツボな女は全世界中探しても居ないと思います
時は過ぎ,僕達は暗殺し乍らサッカーをしていた
夢花「はいパス!」
『はい暗殺』
案の定交わされた
〜其の頃 No視点〜
イリーナ「いろいろと接近の手段は用意してたけど…
…まさか色仕掛けか通じるとは思わなかったわ」
烏間「…ああ
俺も予想外だ」
フョードル「おや,そうですか?」
シグマ「普通の男と大差無いな」
イリーナ・イェラビッチ
職業は殺し屋
美貌に加え,10ヶ国語を操る対話能力を持つ
如何(いか)なる国のガードの硬い暗殺対象(ターゲット)でも本人や部下を魅了して近付き至近距離から容易く殺す
潜入と接近を高度にこなす暗殺者
フョードル・ドストエフスキーとシグマ
2人は天人五衰である
またフョードル自身は死の家の鼠という組織を持っており二葉亭四迷と姫乃夢花の所属組織でもある
烏間「だがただの殺し屋と凶悪テロリストを学校で雇うのはさすがに問題だ
表向きのため教師の仕事もやってもらうぞ」
イリーナ「…ああ,別に良いけど
私はプロよ
授業なんてやる間も無く仕事は終わるわ」
イリーナは扉に手を掛けてそう云い放った
シグマ「そんな簡単に行くものだろうか」
そんな彼の独り言の様な発言に烏間は答えず空に溶けていた
フョードル「Вы не можете убить их легко, поэтому вы отправили их, но они, кажется, не понимают.
(簡単に殺せないから彼女達を派遣したのに分かってないみたいですね)」
魔人はニヤリと微笑んだ
〜No視点終了〜
イリーナ「殺せんせー!」
サッカーをし乍ら暗殺をしているとイリーナさんが標的(ターゲット)を呼んだ
後からシグマさんとフョードル様が来ていた
イリーナ「烏間先生から聞きましたわ
すっごく足がお速いんですって?」
殺せんせー「いやぁそれほどでもないですねぇ」
イリーナ「お願いがあるの
一度本場のベトナムコーヒーを飲んでみたくて
私が英語を教えている間に買って来て下さらない?」
殺せんせー「お安い御用です
ベトナムに良い店を知ってますから」
…アレ(マッハ20)を脚が速いで片付けるとは少し難しいのでは?
磯貝「…で,えーとイリーナ…先生?
授業始まるし教室戻ります?」
イリーナ「授業?…ああ各自適当に自習でもしてなさい
それとファーストネームで気安く呼ぶのやめてくれる?
あのタコの前以外では先生を演じるつもりも無いし
「イェラビッチお姉様」と呼びなさい」
全員「…………」
僕と夢花は貴女よりも歳上なのですが…
カルマ「…でどーすんの?ビッチねえさん」
イェラビッチだから略してビッチ…
良い渾名じゃないですか(笑)
イリーナ「略すな!!」
カルマ「あんた殺し屋なんでしょ?
クラス総がかりで殺せないモンスター
ビッチねえさん1人で殺れんの?」
イリーナ「…ガキが
大人にはね,大人の殺り方があるのよ」
ザッとイリーナさんは渚君に近付いた
イリーナ「潮田渚ってあんたよね?」
渚「?」
僕は慌ててシグマさんの目を塞いだ
渚「ん〜!」
10HIT
渚「んん…」
20HIT
渚「…」クタ…
30HIT
もう良いだろうと思いシグマさんの目を塞いでいた手を退かす
シグマ「??????」
イリーナ「後で教員室にいらっしゃい
あんたが調べた奴の情報聞いてみたいわ
ま…強制的に離させる方法なんていくらでもあるけどね」
未だ此の子達は中学生ですよ?
イリーナ「その他も!!有力な情報持ってる子は話しに来なさい
良い事してあげるわよ
女子にはオトコだって貸してあげるし
技術も人脈も全て有るのがプロの仕事よ
ガキは外野でおとなしく拝んでなさい
あと少しでも私の暗殺を邪魔したら殺すわよ」
馬鹿な人ですね
殺さない先生で殺せんせーなのに
しゃしゃり出て来た人がいきなり殺せるなんて思ってるのでしょうか?
それだと僕達が居る意味は無いじゃないですか
本気出してないだけだけですが…もし本気なんて出したら校舎どころか山が壊れますし