テラーノベル
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下手 キャラ崩壊にご注意を
ホークス「」
荼毘 『』
夜風が、やけに冷たい。
『——こっち来るしかねぇだろ』
その言葉が、まだ耳に残っている。
「……冗談キツいっすよ」
俺は軽く笑った。
いつも通りの声。
いつも通りの顔。
でも——
その奥が、揺れている。
『本気だ』
短い返事。
迷いは、一切ない。
沈黙。
「無理っすよ」
少しだけ間を置いて、ホークスは言った。
「俺、ヒーローなんで」
その瞬間、
空気が、冷えた。
『……は』
小さく、乾いた笑い。
『やっぱそっちかよ』
一歩、距離が開く。
さっきまで近かったはずなのに、
一気に遠くなる。
『だったら来んな』
低く、突き放す声。
『中途半端が一番いらねぇ』
言葉が、刺さる。
(……分かってる)
そんなこと、ずっと前から。
それでも——
足が動かない。
「……あんたは」
思わず、声が漏れる。
「簡単に言うっすね」
一瞬の沈黙。
その時だった。
強い風が吹く。
荼毘の身体が、わずかに揺れた。
『……っ』
ほんの一瞬だけ、バランスを崩す。
反射的に、手が伸びた。
「危な——」
触れた、と思った瞬間。
パシッ
強く、払い落とされる。
『触んな』
低い声。
さっきまでより、ずっと冷たい。
「……」
言葉が出ない。
『ヒーローだろ』
『だったら、ちゃんと敵でいろよ』
胸の奥が、締め付けられる。
「……っすよね」
やっと出た声は、やけに軽かった。
一歩、後ろに下がる。
距離ができる。
完全に、線が引かれる。
それでも——
荼毘の視線が、離れない。
ほんの一瞬だけ。
その目が、揺れた。
痛そうに。
でもすぐ、消える。
『……行けよ』
背を向ける。
『もう来んな』
完全な拒絶。
なのに——
足が、動かない。
「……無理っすよ」
小さく、呟いた。
聞こえてないはずの距離。
でも——
荼毘の肩が、わずかに止まる。
『……』
それ以上は、何も言わなかった。
風だけが吹く中で、
ホークスが、小さく笑う。
「……あんた、嘘下手っすね」
沈黙。
振り返らない背中。
でも——
その手が、わずかに握られていたことを
俺は、見逃さなかった。
iine♡ 40
空き時間、暇な時間に作成👾
コメント
1件
え、、、好き、、、 (唐突な告白
らあく✨
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