ーーー朝ーーー
桃「ん……」
青「スー……」
桃「ビクッ……あっ……」
泊まったんだっけ…
コンコンコン
養父「桃、俺の部屋来い」
桃「………………」
青「スー……スー……」
桃「…………」
行くか……
ーーー養父の部屋ーーー
養父「来たか」
桃「………………」
養父「なんで昨日来なかった?」
桃「……行くなって言われたから」
養父「そうか。父さんの言うことが聞けないの悪い子はお仕置だ」
桃「………………」
養父「今は朝だからな…痛いと思うがお仕置だからな」
桃「っ………………」
母さん……なんでこんなやつと……
養父「反省したか?」
桃「………………」
養父「まだか」
桃「ゲホッゲホッ……」
ガチャッ!!
青「桃くん!!」
桃「……ゲホッゲホッ」
青「お前っっ!!」
(青が養父を殴る)
養父「いったっ……!!なんだお前は!人の親を殴っていいと思ってんのか!」
桃「…………」
子でもダメだろ……
青「あんたは桃くんの親じゃないっ!!桃くん行こう」
桃「…………ゲホッゲホッ」
青「大丈夫……じゃないよね。取り敢えず桃くんの部屋に行こう」
養父「おいっ!」
青「黙れ」(怒&圧)
桃「ビクッ……」
養父「っ…………」
青「行こ、桃くん」
桃「…………コクン」
ーーー桃の部屋ーーー
桃「…………」
青「…………」
桃「…………」
怒ってた……すごく……俺の…ために?
青「桃くん、お母さんに言おうよ。あのグズが殴ってくるって」
桃「フルフル……」
青「なんで?」
桃「また、新しい人来るだけだし……」
青「また殴られるんだよ!?」
桃「いいよ、慣れてるし……もう痛く感じないから辛くない」
青「っ……慣れてるわけない!」
桃「慣れてるよ……家でも学校でも殴られて蹴られて……ずっとこの生活だもん」
青「……え?学校?」
桃「…………小中ずっと虐められてたんだ…」
青「……なんでか聞いていい?」
桃「小学校は髪がピンクだから……中学は男の癖に女みたいだから……」
青「っ……苦しかったよね。もっと早く出会えてればっ……」
桃「……慣れてるから辛くないし、いつもの通りだよ……」
青「桃くんっ」
……桃くん人形みたいに心が抜けてる、目も昔はもっとマシだった。綺麗な深い青色だった……なのに今はっ……真っ黒だ……
青「もう大丈夫、僕がいる。みんなが居る。我慢しなくていいんだよ?」
桃「………………」ニコッ
青「……?」
母「桃?どうしたの?バタバタしてたけど」
桃「大丈夫だよ、本棚から本落としちゃって」
母「そう、朝ごはんできてるからね」
桃「うん、ありがとう」ニコッ
母「青さんも食べてね」(去る)
青「はい、ありがとうございます!」
桃「リビング行こ」
青「う、うん……」
コメント
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すぅーー、、ちょっと偽父と虐めた奴ら○してくるね( ・ᴗ・ )