第四話　渡し物

手紙と一緒に届いた花をアロー様とアリー様

とメーベル様とボドラック様 に届ければいいのか…..

にしても少し重いような….気のせいか

「「ロードー！！」」

「えっ、あっ、はい！どうされましたか？」

「もう一回捕まえたわよ！カマキリ！

今度はちゃんと虫かごに入れたわ！」

「機械をちゃんと直したんだ！ ほら今度は正常に動く！」

「頑張りましたね….すごいです！ あぁ、お二人に渡さないといけない物がありまして」

「「？」」

「お二人にロベリアです。」

(ロベリアを渡す)

「わぁっ！とっても綺麗ね〜ありがたいわ！」

「お〜綺麗だな！受け取っとくぜ！」

「これロードが選んでくれたの？」

「いえ、私を育ててくれたキル様からです」

「へぇーっ！会った事とかねーけど、親切に花までくれるんだなぁ！優しいのか？」

「ええ！キル様はとてもお優しいですよ！でもお優しいだけではなく、駄目なことはきちんと駄目とも叱ってくださるんです！他にも…..感謝しても仕切れないほどですよ…..神様のようです」

「ロードがこんなにも言うぐらいだから、

とてもいい人なのね〜！」

「ええ！」

ゴーン　ゴーン　ゴーン

「あぁ！もう4時か！アリー！母さんに呼ばれていたから行こうぜ！後でな！ロード！」

「わかったわ！じゃあ後でねロード！」

「はい、お気をつけて」

まさかお二人から来てくれるとは思わなかった。後はメーベル様とボドラック様か…..

ボドラック様は夜に会うからその時に、

メーベル様は、夕食後にでも渡すか。