とある森の中
「あれ?ねぇねぇ!こんなところに赤ちゃんがいるー!!」
狐神が誰かに声をかけた。
「は?こんなところにガキがいるわけねぇだろ…ってマジかよ…。」
「本当だな…。」
3柱は何かを察知した。
「このガキ…年に似合う霊力をしてねぇ。」
「あぁ、そうだな。 」
「そうだね。…?」
すると赤子は閉じていた目を開けた。
「うぅ?あうぁ〜あぅ〜。」
「うん?抱っこ…かな?」
そして狐神は赤子を抱いた。
「…ぇへへっ。 」
「…」
「!」
「おい…どうした?…!」
鬼神と蛇神は狐神の顔を見ると驚いたような雰囲気を出していた。
「…暖かい…人間ってこんなにも暖かい者だっけ?」
狐神は涙を流しながらそう呟いた。
「…確かに暖かく感じるな…」
「…」
蛇神は同意の言葉を呟き、鬼神は静かに頷いた。そして3柱はアイコンタクトをした。
「ふふっ、君には俺たちが知らなかったことを教えてくれた。これは俺たちからのお礼だよ。」
そう言って3柱は1つのミサンガを創り出し赤子の腕につけた。
「これは肌身離さず持っていてね。… さて、君を任せれる人間の元へ連れて行ってあげよう。2人はどうする?」
「俺はここにいる。」
「俺は一緒に行こう。」
「そっか。じゃあ行こっか。」
そして2柱は赤子を抱いて1件の家に移動した。
「じゃあね。」
「あぅ?あ〜。」
赤子は狐神たちの方に手をバタバタさせた。
「ふふっ。大丈夫。君がそのミサンガをつけている限りまた会えるよ。俺たちの愛し子。」
コメント
8件

書くの上手くて分かりやすいです!! 続き楽しみすぎです〜( *´꒳`*)
か、書くの上手すぎませんか、、? 続き超気になるっ!!!!! もう口調で誰だか分かっちゃう💕💕 続き楽しみにしてますね!!︎︎👍💕

続き楽しみにしてます😊