11話
やあ、こんばんは。
え?、誰だ、って?
あのツンのフレンドのパニキだよ…
最近、相棒の様子がおかしいんだよな…
すごい落ち込んで、機嫌悪かったり、
話聞いてる限りは…
あのイケメンマッシュさん、のこと?かな…
本人は嫌ってるつもりらしいけど…
俺にはそう見えないな。
そして最近、全然話せていない…
実は…あの2人いい感じなんじゃないか?
で、俺は今、絶賛ぼっちキャンマラ中。
「…うぉっ!?」
ここは捨て地、神殿前
壊れた神殿の瓦礫の隙間に誰かがいた
「…すーっ、すーっ、」
「…え?何、?」
そっと覗いてみると、薄暗くて分かりずらかったけど
人が寝ていた
「はぁ!?何コイツ…生きてる、?」
姿は見えないけど、死んではいないようだった
てか…こんなとこで寝てたら死ぬぞ、?
生憎今の俺はフリーだ。
キャンマラを中断しようが何の問題もない。
ったく、しゃーねえな…
俺は、この爆睡魔の隣に腰かけた
………… z z z
「…………!」
何だ…うるせ…
「…ん、?」
パッと目を覚ました俺は、
今まで自分が寝ていたことに気がついた
「おお、起きたのか…爆睡魔。」
目をこすりながら隣を見た
さっきまで寝ていたそいつは慌ただしく何かを伝えようとしていた
火を灯して姿を見る
うぉ…可愛い、ミミズクじゃん。
お辞儀をすると、お辞儀ではなく土下座で返してきた
はっ??笑
何で…土下座、??笑
もう訳が分からなくて笑っていると、座って話しかけてきた
「…あの!すいません、!」
「えっ、どうして?」
「…いや、僕ここで寝てしまって、」
「それなら俺も同じだよ、寝落ちたし…」
「…でも!僕を守る為に隣にいてくれたんですよね、?」
「え、あー…まぁ?」
触角をぴょこぴょこさせながら謝ってくるミミズク
…可愛かよ。
「なぁ、これから暇?」
「…え?あ、はい、!」
「キャンマラまだなんだけど…付き合ってくんない?」
「い…いいんですか?こんな僕で、!」
何故か赤面された
…可愛い、
こっちまでなんか照れるじゃねぇか…
「もちろん。」
「…よ、よろしくお願いします、!」
キャンドルを出してもらってフレンドになった
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