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読み切りです!
北韓のNLです(
かなりドロドロハード系です(((((
NO視点
ある部屋に白衣の男が入ってくる。
整った顔は表情が無いと冷たく感じるがゆったりした歩き方は温和な印象を与える。
男はそのまま部屋の奥へと進みベッドの前で立ち止まる。
そこには手足を拘束され、ベッドに張り付けられた女がいた。
異常な数の拘束は関節を曲げることも起き上がることもできない程だ。
北朝鮮「こんばんは ご機嫌はどうだ?」
歌うように男が言う。
そのまま女の顔を覗き込む それは顔色を伺うというよりポスターを見るような、無遠慮で無神経な仕草だった。
女は男に気がついていないのかぼんやりしたまま 時折何かを思い出すように視線を彷徨わせている。
それを見て男は女の顔の前で手を振ったり首を掴んだりと関心を誘うような動きをするが女は変わらない。
男が幽霊なんじゃないかと疑うほどに無反応だ。
しばらくそうした後諦めたように手を止める男、
少し不機嫌そうな、それよりももっと満足そうな顔で微笑む。
北朝鮮「仕方ない奴だや。まぁ良い。 ここは精神病棟、お前みたいな奴のためにあるからな。」
猫を構うように喉元を指先で引っ掻いては頭を撫でる男。
愛情を伝えるような行動とは裏腹にどこか物を扱うような雑さが垣間見える。
それからふと思い出したようにスマホを取り出し何かの音声を流し始める。
ホラー映画だろうか、逃げるような足音と引き攣った荒い息が聞こえる しばらくすると命乞いの声と悲鳴が聞こえ、また部屋に静寂が訪れる。
男が再び女に視線を向けると先程とは異なり顔を青ざめて目を瞑る女がいた。
それを楽しむように女の頬を軽く叩く男 唯一動かせる首で避けるように頭を動かす女だが、覇気のないその動きはなんの影響も与えないようだ。
その僅かな抵抗すら不快だと言わんばかりに髪を掴み頭を固定する男。
引っ張っていないとはいえ固定するために力を入れているのが分かる。
北朝鮮「…やっと反応してくれたな。
なんで俺じゃなくてこんなのを気にするのか…やっぱり初めて見る死体は印象に残ったか?それとも家族だからか? もういないから忘れたらいいのに、変だな。」
言いながら女の瞼を指で撫でる男。
北朝鮮「何にも反応しないならいい、そうしたのは俺だからむしろ嬉しいかもな。
でも俺以外に反応するのは違うよね それはだめだ、悪いことなんだ。
お前は人形みたいにぼんやりしてるか俺だけに興味を持つペットじゃないといけない、 だから家族のことなんて忘れろ。
聞いたぞ、お前はまた舌を噛もうとしたんだな。
いい加減諦めろ、お前は家族の元に行けない。
お前が舌を噛むせいで口枷までしないといけなくなった 、患者が死んだら俺の評判が悪くなるだろ?
そうしたら院長の俺が悪いことになる。
お前は俺を惚れさせて殺人犯にした、それだけで十分だ。これ以上俺の人生を悪くするんじゃない。」
ため息をついた後、女の体を我が物顔で触りだす男 手を握っては胸を揉み、足を触っては腹を撫でる。
普通ならセクハラだ、痴漢だと叫ばれ抵抗されるが喋ることも動くことも出来ない女にはただ耐えることしか出来ない。
一通り触って満足したのか手を止める男 それからポケットから鍵を取り出し拘束を外していく。
北朝鮮「立て。」
拘束が外れた女を引っ張り床へ落とす男。
女は立とうとするが何度挑戦しても膝から崩れ落ちている そのうち膝を打ちすぎて痛くなったのか動かなくなった。
「…… 立てないか。
そりゃそうか、ずっと縛られて動いてないからな。
大変だ。」
珍しく優しく声をかける男。
「可哀想に
きっとこれからも歩けるようにはならないだろう。
お前、自由にしてたらすぐ死のうとするから 後追いなんて無駄なこと、いつまでしてるんだ?
そんなことしてるからこの病棟に、俺の元にいるんだ。 それともわざと? 答えろ。
それから、人が話してる時はちゃんと目を見ろ。
俺との約束だからな。」
徐々に俯いていく女の顎を掴み無理矢理目を合わせる。
男の話を聞いていたのかいないのか、女は虚ろな目で見つめ返す。
少しして口枷を取ろうと動くが歩けないほど筋力が弱った女に出来るはずなく、軽く触れただけで終わった。
「生きようとするまで口枷は外さない。
嫌でも我慢しなさい
お前のためなんだ、これをどうして分かってくれないのやら…
自分の思い通りにいくことが自分のためになるわけじゃない。
嫌なことでも受け入れろ。」
呆れたように言って、スマホを見る男、
そして女を最初のように全く動けないよう拘束していく 女の抵抗も弱い力ではなんの意味も成していない。
「時間やばいから俺は行く。
また会いに来るから。
次は悪いことしない良い子なお前に会いたいな。」
男が部屋から出ていくと、女は自分の舌を噛もうとして口枷に阻まれた。