※クロスオーバー注意、解釈違い注意
気付いたら俺は見知らぬ森の中にいた。
どうしてだ、?さっきまで配信していたのに
そんなことを考えていると奇妙な声らしきものが聞こえた。
「なんも手掛かりねぇし行ってみっかぁ〜、」
そうあからさまな気乗りのしない独り言を呟きながら聞こえる声を頼りに進んでいった。
「、は?」
声が聞こえたあたりを歩いているとドロドロと溶けたような、崩れた見た目をしている化け物がいた。
「なんっだコイツ、!?」
そう言いながらも殺されないために必死に逃げた。
もうそろそろ体力が無くなり逃げられなくなりそうだった。
グチャッ
潰れたような音が気になり後ろを振り向くと、
化け物が潰された?残骸らしきものと全身真っ黒の制服?を来た少年が立っていた。隣には大型犬がいた。
「…なんで一般人がここに、?」
その少年は伏黒恵と名乗り、あての無い俺を保護するという名目でどこかに連れてった。
連れてかれた場所には歴史のありそうな建物と昔の学校のような見た目の場所だった。
「おい、ここに連れてきて俺のことどうすんだよ」
「取り敢えず学長に話を通してある。学長に会いに行くぞ」
「はァ?」
あからさま意味のわかりませんという顔をした葛葉に少年は「早く行くぞ」と急かすだけである。
どうやらここに連れてこられた経緯を教えてくれる意図はないようだ。
その学長のところに連れてこられたはいいものの、
もう1人来るはずの人がまだ着いていないらしい。
あからさまに学長と呼ばれた強面の男はイライラしている。
「ッスーーーー…
アノォ、なんでここに連れてこられたかってェ、教えて貰えたりしませんかね、??」
「それは待ち人が来たら話をしよう。茶を入れるから待っててくれないか。」
「アッ、はい…」
どうやら待たされるようだ。
そうして学長がお茶を入れた頃にそれは来たのである
「高専の敷地内にいたって言う一般人ってキミ?」
「らしいぞ。」
「アッ、ハイそうすね…」
「ふ〜ん、
キミ、人間?」
「は?」
「おい悟、呪霊だとしたら高専の警報がなるだろう」
「いや、呪霊じゃない、…
ただ、人じゃないっていうのは分かるんだよ」
目の前の不審者は目隠しを外してこっちを見つめてくる。
「…確かに、人間じゃねぇ。
その呪霊とやらはよく知らねぇわ」
「呪霊じゃ無かったら一体なんなんだって言うんですか?」
ここに連れてきた少年が問う。
「…吸血鬼。」
「…は?架空の存在では?」
「でも恵、よく考えて。人外でいて呪霊でもないとなると架空の存在しかないよ。」
「まぁ、…確かにそうですね」
明らかに不本意な顔をしていることから嫌われていなくとも尊敬はされてないと見えた。
「ところでキミ、名前は?」
「…葛葉。」
「葛葉ね。
葛葉さぁ…
呪術師にならない?」
「は?」
「はぁ?」
「おい悟!?」
上の順から伏黒、葛葉、夜蛾である。
「だって葛葉
呪霊祓えるよ。」
「…はぁ?どういうことだよ」
「葛葉には戦える力があるってこと」
「…いやいやいやいや
そもそも俺動けねぇよ?」
「なに言ってんのさ
動けるようにするんだよ」
「ッハァ!?」
そうして俺は高専の1年生に混じって実技の練習をすることになった。
実技の時間に2年と1年まとめて紹介するつもりらしい。
「葛葉っす…」
「はァ?それだけ?」
「仲良くしてくれよな!葛葉!」
「ホントにコイツ祓えんのか?」
「よろしくな、葛葉」
「しゃけ。」
上から釘崎、虎杖、真希、パンダ、狗巻である。
「まぁそんな感じでツンツンしてる子達だけど仲良くしてあげてね!」
「はぁ…」
「とりあえず葛葉がどんくらい動けるのか見たいから真希と戦ってくれない?」
「はぁッ!?ムリムリムリムリ!!俺動きたくねぇって!!」
「なんだ逃げんのか?根性無ェ奴だな」
「やってやんよぉ!!」
「チョロいわね」
まだどちらも動かない。相手の実力が分からないためそう易々と攻撃を仕掛けられないのだ。
「動かねぇなら、こっちから攻めるっ、なッ!!」
真希は自分の薙刀を大きく振り先手を仕掛けた。
ガキンッとぶつかる音がする。
「重ッ、」
葛葉の手には燃え盛る炎の剣が握られていた。
「これを待ってたんだ、よッ!!」
「な、ッ?」
葛葉の振った剣が真希の薙刀を飛ばした。
真希は武器をなにも持っていない状態になってしまう。
「クソっ、降参だ。」
「ッあ〜、危なかった、」
「…葛葉、強くない?」
「あ?こっち来てから血飲んでねぇからまだ本気もいいとこだわ」
「まっ!取り敢えず葛葉は呪力のコントロールを覚えようか!」
「はァ?呪力ゥ???」
「まさか…そういうことも教えてないとか言いませんよね??」
「まってごめん許して恵!!鵺出さないで!?」
後書き
暇だから作り出してしまった…気が向けば続きを書くかも…?
コメント
7件
まじで推しが可愛いプラス強いっていいよね
カッコの 中に入れていないことに ものすごく リスペクトを感じる