y「再開するよー、、、ってあれ、タクヤとなおやは?」
k「なおくんは体調悪くなって一回外に、」
h「タクヤくんは、それを見て心配になって様子を見に行きました」
y「了解!じゃあ今いるメンバーで続きから再開するよー」
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俺は急いで戻る。
t「悪い、なおが少し体調崩したから帰る」
y「分かった。お大事にね」
t「ごめん。明日はちゃんとやるから」
y「大丈夫だって!もしあれだったらタクヤが直接教えればいいよ」
t「うん、じゃあまた」
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t「ただいま、、、よし、帰るか」
n「たく、、立てない、、」
t「ん、、背中乗って」
n「ありがと、、」
兄の背中は広くて暖かい。離れたくなくなるような大好きな背中。そんな兄のことをギュッと抱きしめる。しばらくして、歩きの揺れで眠気が襲ってきて頭が回らない、、。
t「なお、、ごめんな」
n「ん、、何が、、?」
t「初めての相手が俺で嫌、、だったろ」
n「んーん、嫌じゃない、、」
t「ならよか、」
n「むしろ、、、嬉しかった、」
t「え、、」
n「だって、、、俺、、、たくのことが、、、」
t「ん?、、なお?」
n「スー、、スー、、」
t「ふはっ、、寝てるし、笑」
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t「ただいま、、、よし、帰るか」
n「たく、、立てない、、」
t「ん、、背中乗って」
n「ありがと、、」
久しぶりに弟をおんぶした。最後におんぶをしたのはいつだろうか。、、大きくなったなぁ、、。
t「なお、、ごめんな」
n「ん、、何が、、?」
t「初めての相手が俺で嫌、、だったろ」
n「んーん、嫌じゃない、、」
t「ならよか、」
n「むしろ、、、嬉しかった、」
t「え、、」
弟の口から思ってもみなかった言葉が出てきた。嬉しかった、、?いや、、聞き間違いだろ、、。でも、信じたい、、嬉しかったことを。
n「だって、、、俺、、、たくのことが、、、」
俺のことが、、、?何だよ、、早く言えよ、、、。
t「ん?、、なお?」
n「スー、、スー、、」
t「ふはっ、、寝てるし、笑」
俺の背中で寝るとか可愛すぎだろ、、。ていうか、良いところで寝たよな、笑。その続き、いつか聞かせろよ。
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n「ん、、あれっ、、俺、」
気がつくと家の近く。いつのまにか寝てたんだ、俺。その間ずっと兄はおんぶしてくれていたんだ。
t「あ、起きた?もうすぐ家に着くから」
n「うん、、ありがと、、、ていうか、重くない?」
t「全然?筋肉担当の俺に任せろって」
あれだけ筋肉担当やめたいって言ってたくせに、ここで筋肉担当を出すんだ、、。
n「、、ふふっ、、」
t「何だよ、」
n「んーん、何でもない!」
ここで何か言うと変な空気になりそうだからやめとこう。
t「降りられるか?鍵開けるから」
n「うん」
t「よく寝れたか?」
n「え?まぁ、、うん」
t「そっか、良かった。でも今日は早く寝ろよ」
n「はーい」
t「その前に一緒にお風呂入るぞ」
そうだった。掻き出し、、するんだっけ。、、、って一緒?
n「一緒、、?」
t「おう、、駄目、、、か?」
嫌なはずない。むしろ嬉しい。けど、、ただ、、恥ずかしい。
n「駄目じゃない!駄目じゃないけど、、、」
t「けど、、?」
n「、、、、、、もん」
t「悪い。上手く聞き取れなかった」
n「だって、恥ずかしい、、んだもん」
t「、、、ふふっ」
なぜか笑われた。どこに笑う要素があったのだろうか。
n「何で笑うのっ!」
t「、、いや、可愛いなって」
n「かわっ、、、!」
兄の口から可愛いという単語が出てくるなんて。
t「あ、、、いや、、」
焦ってる様子。もしあれが本心だったらなぁ、、、ってね。
n「もう、からかわないでよ、笑」
これで否定してくれたら。好きの可能性って、、、あるかな。
t「そ、そうだよな!悪い、笑」
本心、、じゃなかった。あぁ、、、兄にとって俺は恋愛対象外。、、まぁ当たり前か。笑
n「っ、、、いいよ、笑」
t「早く掻き出ししないと、、、なお、お風呂に強制連行するぞ」
n「うわっ、、ちょっと待ってよ、、」
もう、恥ずかしかってる場合じゃないか。
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n「ん、、あれっ、、俺、」
家の近くまできた時、弟が起きた。寝起きでふわふわしてる様子。可愛いなぁ。
t「あ、起きた?もうすぐ家に着くから」
n「うん、、ありがと、、、ていうか、重くない?」
t「全然?筋肉担当の俺に任せろって」
あれだけ自分で筋肉担当やめたいって言ってるのに、ここで筋肉担当を出しちゃった、、。
n「、、ふふっ、、」
t「何だよ、」
n「んーん、何でもない!」
ここで何か言い返すと変な空気になりそうだからやめとこ。
t「降りられるか?鍵開けるから」
n「うん」
t「よく寝れたか?」
n「え?まぁ、、うん」
t「そっか、良かった。でも今日は早く寝ろよ」
n「はーい」
t「その前に一緒にお風呂入るぞ」
久しぶりに弟と一緒にお風呂入れたらなぁって思って誘ってみた。
n「一緒、、?」
t「おう、、駄目、、、か?」
反復された。嫌なのか、、?でも、すぐに否定はしなかった。
n「駄目じゃない!駄目じゃないけど、、、」
t「けど、、?」
n「、、、、、、もん」
t「悪い。上手く聞き取れなかった」
n「だって、恥ずかしい、、んだもん」
t「、、、ふふっ」
可愛い。恥ずかしいって幼い頃はそんな感情なかったのにね。
n「何で笑うのっ!」
t「、、いや、可愛いなって」
n「かわっ、、、!」
やばっ。口に出しちゃった。どうしよう、、。
t「あ、、、いや、、」
本心だって伝えるか?もし嫌な気分にしたら、、。
n「もう、からかわないでよ、笑」
これだ。これを利用して、、。
t「そ、そうだよな!悪い、笑」
嘘、、ついた。あぁ、、、弟にとって俺は恋愛対象外。、、まぁ当たり前か。笑
n「っ、、、いいよ、笑」
t「早く掻き出ししないと、、、なお、お風呂に強制連行するぞ」
n「うわっ、、ちょっと待ってよ、、」
もう、やけくそだ。無理やりお風呂に連れて行こう。
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