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🩵「ただいま!」
🖤「おう、おかえりー…って、何でそいつもいんの?」
💚「あ、ごめんなさい…」
💙「おい、お前!」
🩵「まあまあ、あのね!僕奏人くんと仲良く
したいの!」
🖤「……なんで?w」
🩵「奏人くんね、僕の話を聞いてくれたし、
信じても良いって思えるの」
🖤「あっそ、でも俺は認めないから」
【蓮視点】
ー蓮の部屋ー
俺は、認めてない。奏人くんはこの家の闇を
知らない。あのクソ親父、奏人くんの前では良い人を
演じて…。裏では、暴力振るうし暴言も吐くし…。
なんでこんな目に遭わないといけないんだ!奏人くん
は愛されてんのかな?。でも母親にビクついてたな。
いや、嘘かもしれない。もう!誰も信用できない!
コンコン
誰か来た…
❤️「はーい、どうしたの…って奏人くん!」
💚「あ、蓮さん。」
❤️「蓮でいいよw」
💚「じゃあ、蓮兄ちゃんで」
兄ちゃん、か…
💚「あの、蓮兄ちゃんの過去を教えてくれない?」
❤️「え…」
なんで?知ってどうすんの?あー…そっか、澄也たちも
話したのかな?
❤️「……君に話すことはないよ?」
まあ、嘘だけど…本当は虐待に遭っていることも
言いたいし、学校にも行きたくないってことも。
💚「あの!じゃあ、僕の過去の話を聞いてくれません
か?」
❤️「奏人くんの過去…?」
(省略)
そんな…事が…
💚「僕、この話を澄也にもしたんですよ」
あの、澄也に?
💚「そしたら彼、僕を責めなかったんですw」
❤️「いや、絶対君は悪くないでしょ」
💚「そうですかねー…まあでも、勇気出して
話したら、気持ちが楽になったんです」
気持ちが…楽に…?
💚「だから、蓮兄ちゃんもいつでも良いので
話してください。もっと、頼ってほしいです」
頼る…俺が頼っていいの…?
❤️「長男なのに…ボソ」
💚「っ!長男だとか関係ないです!ギュ」
っ!!
💚「長男だから、我慢しないといけないなんて
関係ないです!同じ人間なんです!もっと、
頼ってください!」
❤️「そうだね。分かった。でも、もう少し
時間をくれない?まだ、勇気がなくて…」
ダサいなー…w
💚「分かりました!いつまでも待ちます!
人を頼るのって難しいですよね!w」
❤️「…ありがとう」
💚「いえ!では!」
ガチャ
バタン
❤️「ふぅー……」
そっか、これは澄也も聞くよなー…
しかも、瑠夏も信用したいって言ってたし
(↑聞いてた)
❤️「明日、話してみようかな…?」
【澄也視点】
〜翌日〜
💚「おはようございます!」
💙「おはよ」
はぁ、今日も可愛い
奏人が好きだと気づいてから、可愛いと思うことが
増えていった。
❤️「あ、おはよう。あのさ、今日の夜俺の部屋に
来てくれない?」
💚「っ!はい!」
は?夜に蓮の部屋?なんで…
【蓮視点】
ー夜ー
ガチャ
💚「蓮兄ちゃんー?」
❤️「あ、奏人!ごめんね?呼び出して」
💚「ううん!さ、話をしてもらおうか」
❤️「wwなにそれ」
💚「あは!」
❤️「よし、じゃあ話すね」
ー蓮の過去ー
俺は、父親に虐待されている。元々されていたという
わけではなく俺の母親が亡くなったときから。(省略)
その日から、家にいないことがよくあった。だから、
長男の俺が弟たちを支えなきゃって思った。でも、
学校に行きながらだとやっぱり難しかった。たまに、
長男じゃなければ良かったのにって思うことがあっ
た。なんで俺だけ我慢しなくちゃいけないんだって。
母親が亡くなったことで、皆から気を使われる。
それが、嫌だった。皆と違う環境に居るからって、
優しくしたり優先したり。それをよく思っていない奴
からいじめられることもあった。俺は頼んでないのに
勝手に心配されて…。なのに、いじめられて…。辛かっ
た。理不尽だと思った。人の気持ちも分からないのに
勝手な事するなって思った。だから、学校にも行きた
くなかったけど、長男だからしっかりしなきゃって
思って…。でも、ホントはもっと甘えたいし、我儘も
言いたい。何度この〝長男〟という立場を恨んだか。
❤️「…が、俺の過去」
💚「そっか…」
❤️「やっぱり、5人兄弟の長男ってなかなか
いないからさw気持ちを分かってくれる人が少ない
んだよね…。」
💚「確かに、僕も一人っ子だから全部を分かってあげ
ることはできない。けど!頼ってもらうことは
できる!我儘を受け入れることも出来る!から、
そんなに、溜め込まなくて良いよ?」
❤️「そっか…、そうだよね!今まで長男だからって
我慢してた。けど、これからはやめる!
ちゃんと頼るし、甘える!」
すごい、話すだけでこんなにもスッキリするのか…
もっと早く話せてれば良かったな。
❤️「ありがと。すごいスッキリした。」
💚「ううん。こっちこそ話してくれてありがと!」
なんか、可愛いな…
❤️「チュ(おでこ)」
💚「へ?」
❤️「あ、いや!そんなつもりはなかったんだ!
ほんとごめん!」
💚「大丈夫!気にしてないよ!」
なんか、そう言われると悲しいな…
❤️「ごめんね…今日はありがとう。もう、部屋に
戻っていいよ」
💚「うん!分かった。おやすみ!」
❤️「うん、おやすみ」
【澄也視点】
ー夜ー
蓮が部屋に人を呼ぶのが珍しくて、ついつい話を
聞いてしまったが…。何があったんだ?2人とも
焦ってたし…。まさか、キスでもしたのか…?
もしそうだとしたら…蓮…あいつをぶ〇ろす!
💚「うん!分かった。おやすみ!」
❤️「うん、おやすみ」
やば、出てくる!
ー澄也の部屋ー
はぁ。がちで一体何があったんだ…?明日、聞いて
みるか。いやでも!本当にキスをしたとしたら
耐えられないかも…。いや、聞くか!このまま
こんな気持でいるのもいやだ!
ー翌日ー
💚「ふぁ…おはよー…」
💙「あ、あぁおはよ…」
💚「?」
❤️「あ、おはよ…」
💚「う、うん!おはよ…」
何でそんなにソワソワしてるんだ…?怪しい…
💚「じゃ!行ってきまーす!」
💙「行ってくるわー」
❤️「うん、行ってらっしゃい」
💙「なぁ、あのさ」
💚「うん?どうしたの?」
💙「昨日、蓮と何話したの?」
💚「あ、えっとね、蓮兄ちゃんの昔話を聞いたんだ」
あの蓮が話した…?
💙「へぇ~」
💙「で、その後ってなんかあった?」
💚「え!」
なんかあったんだな…
💙「なんかあったのか?」
💚「いや、べ別に…なんにもゴニョゴニョ」
💙「教えろ(圧)」
💚「ヒッ、分かった、分かっから!圧やめて〜!」
💙「で、何があったんだ?」
💚「えっとね、それが、…された…」
💙「何て言った?」
💚「えっと…き、キス、された…」
は?キス?!
💙「どこに!」
💚「あ、えとおでこ…」
💙「あ、おでこか…」
なんだ…初キスを奪われなのかと…
【奏人視点】
ー学校ー
💚「じゃ、澄也バイバイ!」
💙「あぁ、帰りな」
ガラガラ
💚「おはよー!」
生徒たち「あ!奏人くんおはよー!」
(めっちゃ飛ばします…)
ー放課後ー
生徒たち「じゃ!バイバイ!」「明日ねー」
💚「よし!澄也呼ぼー」
女子生徒「あ、あの!今、時間ありますか?」
💚「?僕?」
女子生徒「はい!」
💚「あるけど…」
女子生徒「よかった…ボソあ、じゃあ!ちょっと
来てください!」
💚「分かった!」
なんだろ…頼み事かな?
ー校舎裏ー
女子生徒「あ、あの!私と付き合ってください!」
【??視点】
女子生徒「あ、あの!私と付き合ってください!」
………は?なんで?あいつが告白されてる?