……すち視点……
(すち)んん…?(ぱちっ)
俺はベットで目を覚ました
昨日はリビングでみことちゃんと…
(すち)うわぁ…///
そう考えると恥ずかしくなっちゃった
(すち)ッ…取りあえずご飯作ろう!
そう思って俺は身体を起こした
ゴキッ
(すち)い゙ッ…たぁぁ…(うるっ)
俺は経験したことの無い腰の痛みが走った
(みこと)んぅ…すちくん…?(ぱちっ)
(すち)ぁ…みことちゃぁ…(うるっ)
(すち)何か…腰が痛いよぉ…(うるっ)
俺はみことちゃんに痛みを訴えた
(みこと)あぇ…昨日何したか覚えとる?
(すち)昨日って…あの…///
俺は昨日何したかに思い出した
みことちゃんが俺を食べた時の事を
(すち)ぉぼえている…けど///
(みこと)それが原因!
(すち)そうなんだぁ…
(すち)みことちゃん、体調は?
(みこと)うん!
(みこと)すちくんのお陰で良くなったよ!
(すち)そっかぁ…良かった!
(みこと)…あのさ
(すち)…?
(みこと)俺…すちくんの味とっても美味しくてその…
(すち)うん
(みこと)俺以外の人に食べられてほしくないなって…
(すち)ッ…俺も!
俺は反射的に頷いた
みことちゃん以外の人に身を委ねたくない
(すち)俺も…みことちゃん以外の人に食べてほしくない!
(すち)だってみことちゃんは俺の恋人だもん…!
(みこと)ッ〜♡
(すち)んッ…//
その瞬間、みことちゃんはキスをした
それは何かに引き寄せられるようなキスだった
クチュクチュレロ…グチュッ♡
(すち)ん…ふぁッ…ぁ…みことちゃぁ…♡♡(ビクビクッ)
俺は一瞬だけみことちゃんを見た
みことちゃんはとても気持ち良さそうな…俺も見ているだけでも幸せに感じられた
(みこと)ぷはぁ…♡
(すち)ぷはぁ…♡
(すち)みことちゃッ…♡(トロッ)
(みこと)これですちくんは俺のだから…!
そう言って微笑むみことちゃん
俺はみことちゃんのその優しい眼差しを今だけでも独り占めできる優越感に浸った
(すち)うん…♡
(すち)俺も…みことちゃんも俺のフォークであって彼氏だから!
(みこと)やったぁ!
(すち)…よし、朝ごはん食べちゃお!
(みこと)すちくん、立てるん?
(すち)ぁ…それは…
やば…忘れてた…
(みこと)すちくんは寝てていいよ!
(みこと)俺が作ってくるから!(なでなで)
(すち)うん…!
でも…離れるのは少し嫌だなぁ…
考えるよりも先に俺はみことちゃんの服を掴んでいた
(すち)あのさ…リビングに行っても良い?
(みこと)へ…?
(すち)その…一緒に居たいなぁって…///
(みこと)…(ぎゅっ)
(すち)んわぁ!
(みこと)じゃあ、連れて行ってあげる!
そう言って俺をお姫様抱っこした
普段、抜けているみことちゃん
俺からみた今のみことちゃんは本当に王子様だった
……リビング……
みこと視点
俺はすちくんをリビングに連れて来た
すちくんが甘々なのは久しぶりだった
…本当は俺も一緒に居たかったって言うのは内緒!
俺はソファーにすちくんを寝かせた
(すち)みことちゃん…何作るの?
(みこと)ん〜…おにぎりと味噌汁!
(すち)いいねぇ〜!
俺はお腹空いていないし…1人分かな?
(みこと)じゃあ台所お借りします!
そう言って立ち上がろうとした
(すち)みことちゃん…(にぎっ)
すちくんは俺の手を握った
(すち)ちゃんと2人前…作るんだよ?
すちくんは凄いなぁ…俺が考えている事を何でもわかっちゃう
(みこと)わかった!
さっそく、俺は朝食を作り始めた
……数分後……
(みこと)すちくん、できたよ!
俺は軽い足取りですちくんの所に行った
(すち)…(スースー)
すちくんはソファーで寝てしまった
しかも俺のパーカーを抱きしめながら
(みこと)ッ〜♡(チュッ)
俺はすちくんのおでこにキスをした
(すち)んぅ…みことちゃ…?(ぱちっ)
(みこと)ご飯できたよ!(なでなで)
(すち)はぁい!
俺はなけなしの理性で平然を装いすちくんの隣に座った
(すち)いただきます!(パチンッ)
(みこと)いただきます…
パクッ
(すち)ん〜!
(すち)みことちゃんの料理やっぱり美味しい!
すちくんはよく俺のご飯を食べる
俺は味しないからわからないや…
(みこと)そっか…よかった!
(すち)…やっぱり味しないの…?
(みこと)そうやな…味しないや…
(すち)そっかぁ…
すちくんは心配そうに見つめてくる
(すち)…あ!
と、何か閃いたすちくん
(みこと)…?
すちくんはおにぎりを食べた
そしてそのおにぎりを俺にわたした
(すち)食べてみて?
俺は一口食べてみた
(みこと)…!
口の中にぶわっと甘さが広がった
(みこと)何これぇ!?
(すち)俺が食べたからじゃないかな?
(みこと)なるほど…
すちくん、頭良すぎる…
(すち)これならみことちゃんもご飯食べられるよね!
そっか…すちくんは俺のために
(みこと)うん!
(すち)じゃあ、おにぎりは半分ずつ食べるってことで!
(みこと)そうだね!
(みこと)…ねぇすちくん
(すち)どうしたの?
すちくんは食べるのを止めて俺を見つめた
(みこと)すちくんは俺と一緒に暮らすのって嫌?
(すち)へ…//
(すち)嫌じゃいよ…むしろその…///
(すち)俺も一緒に暮らしたいよ…///
すちくんは頬を赤くして答えた
(みこと)じゃあ…!
(みこと)これからずっと一緒にいようね!(ぎゅっ)
(すち)んわぁ!
(すち)…えへへッ///(ぎゅっ)
俺とすちくんは甘い甘い朝食時間を過ごした
コメント
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尊い空間だぁ〜。(遠い目)