テラーノベル
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主「最近SCP好きになったんですよ」
エリオット「お久、SCP?ちなみになんで?」
鳩「ぽっぽ」(教えろ)
主「いや、なんか、歌う雨音とかいいなーって」
鳩「ほへー」
――――てか、今回長編――――
さぁ、皆さん。盛大な拍手で、お見送りください。
―――とある街道にて―――
ツータイム「わぁぁぁぁ!!もう!何でこう言う日に限って雨が降るの!!!」
アズール「あはは、不運だったね、」
ツータイム「濡れたら風邪引いちゃう!早く戻らないと!!」
アズール「うん!そうだね!」
ツータイム「ほらはやk…」(なにかを踏んで転ぶ)
アズール「フラワー!?大丈夫!?…って、」
アズール「傘?」
ツータイム「いてて、…って、ほんとだ、」
アズール「差しても良いのかな、?」
ツータイム「周りに誰もいないし…?とりあえず差してみよう、」
アズール「ありがたやありがたや~」
傘を差す。今は何ともない傘です。
ツータイム「ふぅ、…助かった、」
アズール「あはは、相合い傘だね~♪」
ツータイム「えへへ♪//」
すると、傘からピアノの音が聞こえます
アズール「ん、?ピアノ?」
ツータイム「確かに、何か音楽聞こえるね…?」
よーーーーく耳をすますと、『別れの歌』でした。
ツータイム「わぁ、!傘から音楽が流れてる…!」
アズール「すごいね、最近はこう言うのも売られてるんだね!」(違う)
ツータイム「これはスポーン様からの贈り物だー!!」(??)
アズール「あはは、そうだね、…うーん、他の曲って流せるのかな?」
ツータイム「そうだ!何にかリクエストしてみたらどうかな…?」
アズール「そうだね、…んー、無難にきらきら星とか?」
ツータイム「だね、ね、ねぇ、傘さん、…き、きらきら…星、…その、ひ、ひいてくれるかな…?」(臆病発動)
すると、傘からきらきら星の旋律が流れてきました。
アズール「わぁ、!すごい!別の曲も流れるんだね! 」
しばらくたって、やっとスポーンの寮に戻りました
―――寮の中にて―――
ツータイム「うーん、」
アズール「どうしたんだい?フラワー?」
ツータイム「その、なんか、さっきさ、すごいー!とか、言ったらさ、少しあのピアノ、安定したって言うか、上手になった…って言うか、……上達した気がしたんだよね、」
アズール「…へぇ、面白いね、」
ツータイム「その、…僕が持ってても良いかな、?」
アズール「あはは!全然良いよ!」
ツータイム「す、少し研究してみようよ…!」
アズール「…研究?良いじゃん!!面白そうだね!!」
―――翌日。雨―――
(おそらく本家とは違う研究のしかた)
■■月■■日。雨
3分間歓声を浴びせた後、ツータイムが別れの歌をリクエスト。
とてもキレイな音が流れ、上達したように思えました。
ツータイム「ええっと、上手!!素敵!!すごい!」
アズール「あはは、フラワー、もう大丈夫だよ」
ツータイム「あ、う、うん、!それじゃぁ…傘さん、別れの歌をひいてくれる…?」
すると、傘からとてもキレイな音が聞こえました
アズール「ほぉ、…昨日よりものすごく上手になったね、褒めたら上達するのかな?」
ツータイム「多分、そうだと思うよ」
このあとも物欲に負けて三曲くらいリクエストしました。
■■月■■日。雨
昨日のように3分間罵声を浴びせたあと、ツータイムがジムノペディ一番をリクエスト。
鼓膜を破るような音が流れました。
ツータイム「えぇ、…ば、ばか!!あほ!!あんぽんたん!」
アズール「フラワー、罵声ってのはね、」
アズール「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」(ピー音)
ツータイム「あ、アズ…?お、鬼?」
アズール「酷いなー」
すると、鼓膜を揺さぶるような轟音がなりました。
アズール「うっ…!?」(とっさに耳を塞ぐ)
ツータイム「ぐぅ…ッッ!!!」(耐える)
幸運な事に、誰もいなかったため、鼓膜が破れる人はいませんでした。
怖くなったので、何分間歓声を浴びせ、元の旋律に戻しました。
おまけに幸運な事に何日間も雨が続き、傘の演奏を楽しむ事ができました。
…しかし、
アズール「教会のみんなに聞いたけど、今週もずっと晴れらしいよ…」
ツータイム「…そうなんだね…、もう三ヶ月も経っちゃう、」
アズール「この傘、しばらく雨に当たってなかったら、演奏できなくなるなんて事…ないよね?」
ツータイム「…アズ、今は考えないでおこ、」
三日後、やっと念願の雨が降りました。
■■月■■日。雨
三ヶ月ぶりの!!!雨が!!!降りました!!!!
なので久しぶりに観察していきます。
ツータイム「えっと、カノン…とか演奏してくれるかな…?」
カノンの旋律…らしき曲が聞こえました。しかし、途切れ途切れです。
アズール「わぁ!すごい!ちゃんと演奏してくれるみたいだね、!」
ツータイム「でも途切れ途切れみたい、」
しばらく演奏を楽しみ、歓声を浴びせたら、元の旋律に戻ってくれました。
ツータイム「わぁ!すごい!すごいよ!!旋律も安定したよ!!」(子供みたいに嬉しそうにしてる)
アズール「あはは!…ほんとに良かったね!」
この後も、何日間も雨が続き、傘の演奏を楽しむ事ができました。
しかし、出会いがあれば別れもある。
その日は突然やって来ました。
アズール「えっと、いつもの曲で!」(きらきら星)
………
ツータイム「あれ、?」
アズール「どうしたんだろう?」
すると突然傘が自主的に別れの歌を演奏し始めました。
しかも、今までのどんな演奏よりも美しく優しい音色で…
ツータイム「え!?…あ、な、何で…?」
アズール「今日はこの曲を演奏したいのかもね…!せっかくだし聞いてあげよう! 」
ツータイム「そうだね、」
二人(何でだろう…いつもより、ものすごく上手…)
そして、曲が終わると…
バチンッ!!
と、音を立てて、傘が弾けとんでしまいました
ツータイム「うわ!?」
アズール「え!?…」
沈黙
ツータイム「…何で…?」
アズール「……」(呆然としてる)
傘は、石突は粉砕され、中棒と骨組み3本は折れ、傘布に大型車のタイヤ跡が浮かんでいました。
アズール「……何で急に…?」
ツータイム「…あ、!そうだ!アマラ先生に修復してもらったら…?」
アズール「確🦀!」(心:アマラ先生には関わりたくねぇ…)
アマラ先生に修復してもらい
ツータイム「…ダメだ、…もう演奏できなくなっちゃった…」
アズール「…、良い演奏だったよ…、」
ツータイム「…!、うん、!良い演奏だったよ…!!」
■■月■■日。小雨
いつものように曲をリクエストしたら、傘が自主的に別れの歌を演奏し始めました。
そして、曲が終わると同時に、何か大きな物にぶつかったように傘は弾けとんで、大きな損傷を受けました。
石突は粉砕され、中棒と骨組み3本は折れ、傘布に大型車のタイヤ跡が浮かんでいました。
修復してもらいましたが、もう、…演奏してくれることはありませんでした。
この後わかったのですが、あの街道で、ピアノの演奏会に行く少女が弾かれる事故があったそうです。
そして、どうやらあの傘は、その少女の持ち物だったそうです。
それに、課題曲は、「別れの歌」(練習曲10第3番ホ長調)だったそうです。
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発表会が終わった子が退場します。
さぁ、皆さん。盛大な拍手で、お見送りください。
---完---
SCP-548-JP「歌う雨音」
オブジェクトクラス:SEFE→Neutealized
コメント
5件
SCPはなんか奇妙というのか雰囲気が好きでもなんか自分から見にいかない(
うわ…これ、終わり方めっちゃ切ないね🥀 最初はただの変わった傘かと思ってたのに、事故で亡くなった女の子の想いが込められてたっていうのがもう…。別れの歌を自主的に演奏して、そのまま壊れちゃうところ、読んでて胸がギュッてなったよ。 ツータイムとアズールが必死に研究して、褒めたら上達するって気づいて、大切にしてたのが余計に辛い…。 SCP要素をこういう優しい物語に落とし込むの、本当に上手だね。おまめさんのファンタジーと切なさのバランス、大好きです🌙