渉の煽りに激昂する高嗣
するとそこに…
??:調子乗ってるのはどっちよ!
渉:え?
高嗣:…!
2人の後ろに夏帆が立っていた
渉:吉谷…
高嗣:か、夏帆ちゃん…
夏帆:神崎くん
高嗣:な、何だよ…
夏帆:調子乗ってるのは渉くんじゃなくて神崎くん、あんたの方でしょ?
夏帆:私、あんたが渉くんに近づくなって脅してたところ見てたから
渉:(え…名前呼び? )
高嗣:どうでも良い!コイツの方こそ!
高嗣:ずっと俺を煽ってる言動だぞ!?
夏帆:それは神崎くんがキモいからでしょ?
高嗣:キモい…?どこがだよ!?俺カッコいいと思わねぇのか!!
夏帆:えぇ、ちっとも思わないわ
渉:(神崎のやつ…凄いナルシストだな…)
夏帆:ふざけんじゃねぇ!ボカッ
高嗣は夏帆の顔を殴る
渉:吉谷…!
高嗣:ほら、立てよおいっ!
と、その時…
功太:渉〜!
美玲:夏帆ちゃーん!
渉:功太…!美玲も…
高嗣:あ?何だよお前ら
功太:渉から連絡があったんだ
功太:何も喋らずにここに来いってな
美玲:それを私が偶然見知って一緒に来たの
夏帆:2人とも…
高嗣:お前らどもまとめてぶん殴るぞ
渉:やめとけ
高嗣:あ?
渉:先生が今からこっち来るから
渉:それに、吉谷を殴った証拠が功太と美玲の携帯に残ってあるからな〜
高嗣:…今すぐ消せ
功太:嫌
美玲:私も嫌
高嗣:良いから消せってんだよ!
すると…
戸川:神崎!
高嗣:…!先生…!
戸川:話は色々聞いてる。今すぐ職員室に来てくれ
高嗣:嫌です。俺何もしてませんよ?
渉:コイツ…
功太:先生、これ見てください
戸川:何だ?
そこには、高嗣が夏帆を殴る瞬間があった
高嗣:ぐっ…!
戸川:よく嘘なんか付けたな…
戸川:良いからさっさと職員室まで来い!
高嗣:クソがっ…!
戸川によって職員室に連行された高嗣
渉:吉谷、大丈夫か…?
夏帆:うん…ほっぺだけだから…
渉:良かった…
渉:2人もサンキューな
功太:おう
美玲:全然だよ…
功太:これで解決したな
渉:何とかな…
渉と高嗣の戦いがこれにて終了した