テラーノベル
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山奥の崖端、中也がポートマフィアに入るきっかけを作ったとも言える人物、蘭堂の墓があった。
その隣で、太宰は中也の腹部を手持ちの刃物で刺した。
「君じゃ駄目なんだ。悪いけど、消えて」
段々と、中也の腹部から血が滲み始める。
躰の力が抜けていき、軈て自分の体重を支える事が出来なくなり、後ろに倒れ込む。
「はは..っ、俺じゃ、、駄目なのか..。何でだ、、 彼奴と俺は何も違わない”、、っ!!なんなら、俺の方が優秀で、手前の役に立てるってのに..っ!!」
「私の隣は、決まっているんだ、中也。もう、喋らないで」
「さようなら、中也」
太宰は中也の頭部に銃を向けた。
「…そうか、分かったよ”..俺じゃあ、彼奴の代わりにはならなかったんだな.」
ーある日の探偵社ー
「敦くーん!!一寸入す..んん”っ、、急用を思い出したから、これやっといて!!」
「太宰さん!?自分でやってくださいよ、、!」
「えぇ〜〜..やだよ面倒臭い!!」
「太宰”ッッ!!貴様、敦に仕事を押し付けるな!」
「ちぇ、国木田君、あんまり怒ると皺が増えるよ〜?」
「誰のせいだと..“ッッ!!!」
何時もと変わらぬ風景。
太宰と国木田が言い合って居た時、探偵社の扉が鳴った。
中に入ってきたのは、ポートマフィアである芥川だった。その瞬間、太宰、乱歩を除く全員が戦闘体制に入った。相手はポートマフィア、しかも、遊撃隊長。全員に緊張が走り、沈黙が続いた。
「全員、武器を下ろせ」
沈黙を打ち切ったのは武装探偵社社長、福沢諭吉だった。
その声で全員武器をしまった。
「主君、ポートマフィアの君が、我々に何の用だ」
福沢は問いた出した。
それに芥川は答える。
「首領からの贈り物を持ってきた」
そう答える芥川の手には、芥川の上半身の半分を占める程の大きさの茶封筒があった。
それを見た福沢は茶封筒を受け取った。
「中には資料が入っている。今此処で中身を確認しよ、詳しい事は僕から話す。」
「あっちの部屋で聞こう」
そう言い、福沢は芥川を探偵社の奥の部屋にある社長室へ連れて行った。
残された探偵社員達の間には沈黙が残されていた。
「(珍しいな..芥川君が来るなんて。何時もなら中也なのになぁ〜つまんない)」
「どうしたんでしょう..?態々芥川が来るなんて、、、何時もは中也さんなのに」
補足…中也が探偵社に来るのは太宰が、森さんに探偵社に用がある時は中也を来させるように脅してるからです。
ー数分後.芥川が社長室から出てきた。
心做しか、少しかなしい様な顔をしていた。
そして、何時もなら、太宰か敦に話しかけるのに、直ぐに出て行った。
それを見送る様に社長室から福沢が出てきた。
其処に国木田は尋ねた。
「社長、ポートマフィアから何と?」
福沢は一瞬、太宰を見た。太宰もその視線に気付く。
「私宛ですか?」
「そうだ、太宰。このまま社長室に来てくれ、乱歩もだ」
「えぇ?僕もぉ〜?、、、はぁい.」
乱歩は面倒くさそうに腰掛けていた椅子から立ち上がり、社長と太宰の後を追った。
ー社長室に入ると、福沢は椅子に腰掛け、2人に先程の資料を見せた。
其処には、吐き気を模様す程の文章が書かれていた。
容易にまとめるとこう書いてあった。
“中原中也について調べて欲しい”
「中也について..?」
「嗚呼、先程のポートマフィアの使者が言うには、中原中也の様子が可笑しいらしい」
「あの蛞蝓は何時だって可笑しいじゃないですか」
太宰が中也を罵倒する発言をした時、ずっと黙っていた乱歩が口を開いた。
「嫌…太宰、此れは不味い」
乱歩の思い掛け無い発言に太宰が反応した。
「どう云う事ですか」
「社長、もう僕はいいよね?」
「嗚呼、又呼ぶ」
太宰の言葉を無視して乱歩は社長室を出る。
太宰はどう云う事か理解出来ずに困惑していた。
「太宰、話すより見た方が早いだろう。今日はもう帰れ」
「はい..」
太宰は社長室を出た。
「急に帰れって言われてもなぁ〜…」
それにしてもあの乱歩さんが言ったことはどう云う事なんだ?それに、森さんからの中也について調べて欲しいって..うーん、、。
そう考えながら外をぶらぶら歩いていると見覚えのある趣味の悪い黒帽子が見えてきた。
「あ!!ちゅーーやぁぁぁ!!」
こんな所に中也が居るなんて!!好都合。社長も見た方が早いって言ってたし!!
「あ”?何の用だ。糞野郎」
乱暴な中也らしい返答
「後ろから趣味の悪い帽子が見えたからね。どんな人が使っているのか気になって!!」
ヘラヘラと笑いながら話す太宰
「ち”っ、俺だって分かってる癖に”ッ」
中也も何時もの様に荒い口調で返す。
そんな言い合いを数十分続ける。
すると言い合いに痺れを切らしたのか中也話した。
「なぁ、もういいか?俺も暇じゃねぇんだよ。じゃあな」
そういって異能を使い空へ消えた中也。
「あーあ、空へ飛んじゃうと、鴉と見分けが付かないよ」
それにしても、、森さんの中也について調べて欲しいっていうのが分からない。
何を調べればいいんだろ。
何時もと何も変わらないのに、、
あー、、でも、
“ 何だろう、この違和感は”
こんにちは、みゆきです。
初めてノベルで物語書いてみました。
色々可笑しいですが、徐々に慣れていくと思いますので、待って頂けると嬉しいです。
♡▶︎1500
では、また次回
#文豪ストレイドッグス
コメント
1件
みゆきさん、初めてのノベル作品、読ませていただきましたよ〜!✨ 最初のシーン、太宰が中也を刺すところから始まるのがすごく衝撃的で、一気に引き込まれました。その後の探偵社の日常とのギャップも効いてますね。それにしても、乱歩さんが「これは不味い」って言ったあの違和感…気になります!太宰が中也と街で会ったあのラストも、何か隠されてる感じがしてゾクゾクしました。 中也の様子がおかしいって依頼、これからどうなるんでしょう。続きがすごく楽しみです!🖤