~約1年後〜
鈴「しょーこ、来たよ〜ッ!」
硝子「あ、来たか」
鈴「うんッ!それでどうしたの?」
硝子「葵悝(アオリ)の定期診察と、お前の今の余命のこと」
鈴「あ〜」
〜診察中〜
硝子「うん、葵悝は問題ないな」
鈴「ごめんね~、専門じゃないのに」
硝子「ある程度のことはわかるからな。」
一応医者免許持ってるし、という硝子。
ズルして取った癖に何言ってんだか……
硝子「次、お前」
鈴「ハイハイ」
〜診察中〜
硝子「……」
鈴「ちょっと黙らないでくださいません?」
硝子「後、2、3日生きられてなんぼだな」
鈴「WOWまじか」
「こんなに元気なのに。」
硝子「体蝕まれてんだよバーカ」
「お前自身問題なくても体の方がもう限界超えてる。2、3日生きられるか生きられないか、だな。」
「どうする?お前にはまだ選択肢いくつかあるぞ」
鈴「ほうほう、教えて?」
硝子「1、安楽死法」
「2、入院して10日伸ばす。」
「3、放置」
「4、呪霊になって子と過ごす」
「どれがいい?基本4はナシだが、」
鈴「そうだねぇ……うん。」
「3、にしようかな!」
硝子「ほんとにいいのか?2もあるぞ」
鈴「少しでも悟と過ごしたいから( *´꒳`* )」
硝子「はぁ、わかったよ、お前が言うなら」
本人が選んだ道だし、という硝子、
ホントに2、3日で死ぬなら少し位家族といたいんだよォーッ!
と言うと硝子は”あっそ”と素っ気なく言われてしまった。その後、”お前らしくていいんじゃないか?”と言われてちょっと嬉しかった!!
鈴「ちゃんと渡しといてよ?」
硝子「当たり前だバカ」
悟「……は?」
「ちょっと待ってよ、いきなりそんなこと言われたって……」
鈴「まぁ、パニくるのも無理ないか!」
「(ノ≧ڡ≦)☆」
悟「いや、(ノ≧ڡ≦)☆じゃないから」
「何いきなり2、3日後死ぬことになってんの?全然元気じゃん」
鈴「って思ったんだよ、でもね?硝子が、」
「そんなの最近症状が出て体の神経反応が壊れたからだ」
「ってさ!だからこーやっても」
ブスッ
悟「ななななななななななにやつてんのかな?!」
鈴「ほら全然痛くない!!( *´꒳`* )」
悟「ほら全然痛くない!!( *´꒳`* )じゃなくて何してんの?!馬鹿?!」
鈴「馬鹿じゃなくてアホ!!」
悟「どっちも同じだよ!!」
鈴「同じじゃない!!」
ワーギャー
葵悝「ふえっふえええんッ」
鈴「あ、泣いちゃった」
3日後
~悟視点~
あれから3日後、鈴はもう喋ることすら無くなった
コシューコシュー
鈴「……」
悟「鈴、聞こえる?」
鈴「……」
3日前が嘘みたいに
喋らなくなったし動かなくもなった
鈴「……さ……とる」(小声
悟「!鈴!!!」
鈴「だい……好き。」
悟「_____え_____?」
その言葉を最後に鈴の意識、命は戻らなくなった。つまり、
故人、死んだのだ
悟「り、り?」
「ねぇ、りり?へん、じ、して、よ?」
「ねぇ!」
「なんで……」
視界が揺らぐ、あぁ、僕、
“泣いてる”のか、
うわああああああああああああああッッッ!!!!
記録_____20xx年6月9日午後7時23分禪院鈴。死亡
~数日後~
硝子「五条大丈夫か?」
悟「大丈夫なわけないでしょ」
硝子「……だよな」
悟「……」
硝子「……これ」
悟「?なにこれ」
硝子「今のお前にピッタリなやつ」
悟「いやどう見ても遺書にしか見えないけど?!?!」
硝子「だからピッタリなんだよ」
悟「えぇ……まぁいいや」
ピラッ
悟へ
ゴメン置いて行ったりして
私もう長くないのね〜、
……悟といれてうれしかった!!ありがとうっ!
最初にあったの覚えてる?
悟が、「何このガキ」って言ってたじゃん?あれにカッチーンってきたけど、内心すごくびっくりしてたし笑ってた!だってのんなにど直球で言う人いる?って思ったもん!
……悟莉のこと、鈴華のこと、龍馬、龍斗、鈴音歌、そして、
お腹にいる子……あのね!男の子だったらあおり!!葵悝っていう漢字ね!!
女の子だったらね〜、そーだね!紗莉!!紗莉にする!!
ねぇ悟、子供たちの名前でわかった?
あのね、あの子たちのどの子にも「り」が付いてるんだよ!!
なんでかって言うとね〜、私が死んでも名前覚えててくれるように!!
って言うのはジョーダン。本当は今気づきました。
……悟、大好き!あーあ、最後に傑にも会いたかったなー!!雄くんとか、
海外出張…悟・傑・硝子・私でメンツ揃うもんね!!!てへ!!
子供たちのこと、よろしくね、今までありがとう!
鈴より!!
悟「(´;ω;`)ブワッ」
「うぅっグスッ」
硝子「はぁ、1人にしてやるよ」
悟「うぅっ、鈴〜ッ、鈴〜ッ!」
「うぐっううっグズッウワァアアンッ」
「僕もッ、大好きだからッ、戻ってきてよ、”あのとき”みたいにさぁああ、うぅ、」
きっともう戻ってこない。
鈴が呪霊として戻ってくることも無い。
鈴は死に際に自分の呪力で殺したから
あの時みたいにならない、
これからは僕があの子たちを、守っていかなくちゃならない。
もうどうしようもないこの悔しさは、我慢するしかないのはわかってる。鈴が死んだあの日から。
だから、
押さえ込もう、そう思ってたのに、なんで……
悟「!」
裏面に……まだある?
繋がっている訳でもない。
『秘密』?なにそれ
悟、これはね、”秘密”事項!!
あのね、私たまに転生前の記憶が遮ってくるのことかるんだ。
それでね、遮ってきたのは悲しんでる女の子。それをわたしが助けてそれでって感じ。
これは夢かもしれない。デモ夢では無いことは分かる。だって意識ある時でも、だったから。
だから私は”転生者”じゃなくて”憑依”したんだと思う。
違うかもしれない。憶測だからね?
でも一応これは悟には伝えたかったんだ。ごめんねしょーもないことで。
そんじゃ!これからも頑張りなさいよ!!
そこで終わってる……2枚目もある訳でもないただ、この紙……この遺書を書いたのが、鈴が一番最初に思ったと思う『もう長くない』。
あれだけキレイだった字が、これほど乱れてる。でも僕は読めました(´꒳`*)ドヤアアアアッ
っていうのはほんとです(((
悟「……鈴、これからの事は任せてね。」
____________[完]____________
⚡️「はい終わったぁ!!3個目?完結したの。」
悟「じゃない?知らないけどさ」
鈴「(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…とりあえず主ちゃんガンバ!!」
⚡️「ああああああああぁぁぁはい頑張ります( ˙-˙ )」
悟莉「お父さんあの表情はなんて言うの?」
悟「真顔。( ˙-˙ )」
鈴「ww……WWW」(←”一応”笑いこらえてる)
「真顔って真顔で言ってたのは…WWW」
「wwwwwwwwwwwwwww」
悟「あ、面白かった?」
鈴「うんwwwwwwwwwwwwwww」
悟「えへへ(*´∀`*)」
鈴「はー、あーかわい、」
「(ったく、40代がえへへなんてして何になるのよ)」
⚡️「思ってることと言ってること逆ですよ。」
鈴「あ」
⚡️「んまぁいいや!!」
「一旦完結_____っていう形にはなったんですが、んー、どうしよ、悟莉ちゃんの高校生になった話とかやろうかな。」
「んじゃあこれは希望があれば!!!」(←来ないと思います)
⚡️「それじゃあああ!!??」
皆「バイ花〜ッ!」
コメント
3件
りりちゃん 今までお疲れ様 ゆっくり休んでね!そして完結おめでとう!楽しい小説をありがとう!これからもずうっとファンです!