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先生「今年の生き物係はシューヤに決定!」
シュ「さいあくだぁぁぁぁ!!!」
生き物係、、それは人生で1番避けてきた係だ。虫 動物 魚 全ての生物が苦手で、唯一関われるのは人間だけだし、うさぎの世話なんて恐れしかない。
友1「良かったじゃん笑 生き物係悪いものでもないと思うぜ?」
シュ「悪い 悪くないのもんだいじゃねぇの!」
先生「まあそんなピリピリすんな!
きょうから一年、うさぎさん ぴょん吉の世話頼むぞ!!」
シュ「失礼しま〜す」
うさぎの檻の前に居たのは、長身でスタイル抜群、顔はマスクをしており、目だけだが、童顔で愛らしさと儚さを兼ね備えたイケメンだった
松田?松尾先生だっけ?あれ?
タカシ「あ、新しい生き物係の子?
よろしくね」
シュ「お願いしま〜す 俺、ちょっと生き物苦手で、、 出来ますかね、、??」
タカシ「問題ないよ!
動物は気遣う心があればいつかきっと懐いてくれんねん いつでも俺が手だけするから」
シュ「おけ! 俺頑張るわ!! 」
タカシ「タメ口はやいなぁ笑 ほらこれご飯」
松尾先生が人参スティックを持ってくる。返事はしたもののこれをうさぎに直接食べさせるのは怖い
タカシ「どしたん?顔が引きってるで?」
シュ「だいじょぶ!!ほらぴょん吉〜」
物は試しだ!とおもい、うさぎを手に取って、ぴょん吉の前に持ってくる。
ぴょん吉は人参に気づいて、ポリポリ食べるが、どんどん口が近づいてくるのに恐怖を感じる 腕の震えが止まらない
シュ「ひっ!!」
転げ落ちそうになった時、松尾先生がしっかり俺の腕と背中を掴んでくれた。
タカシ「大丈夫や ぴょん吉も襲ったりなんかせぇへん。 飼育は信じることから始まるんよ」
松尾先生、意外と手が大っきくて男らしさを感じる。
そのことばと手の温もりで俺の恐怖は自然となくなっていった。
シュ「あ、ありがとうございます、」
タカシ「かまへんよ ぴょん吉撫でてみ?」
お手本のように松尾先生はぴょん吉の頭を撫で始める
ぴょん吉は気持ちよさそうに、なでられている
シュ「ほんとに? 噛まないよね??」
タカシ「噛まんよ笑 一緒に撫でよっか?」
そういい、松尾先生は俺の手首を掴み、ぴょん吉を撫でさせた
やっぱり、松尾先生の手の温もりが俺を安心させてくれる
シュ「ほんとだ、、もふもふしてるし、 かわいい」
タカシ「それなら良かった そろそろ帰る準備しよか」
シュ「うん!ありがとね 松尾、、タカシ?タケシ??」
タカシ「タカシ!!ちゃんと覚えといてな? えっと、君は志村くんやんな?」
シュ「志村じゃない!シューくんって呼んで!タカシくんにはそう呼ばれたい!!」
タカシ「こら笑 そこはタカシ先生や!!」
マスクで隠しても分かるくらいタカシくんは微笑んだ。
タカシくん絶対マスク外しても美人なんだろうな
シュ「ねぇ、タカシくん。マスク外してみてよ? 」
タカシ「、、え? 」
タカシくんの顔が一瞬暗くなった。俺まずいこと言った??
タカシ「 え〜?嫌や!インフル対策!!!俺体弱いねん!!」
シュ「え〜?ほんとに?!
それなら良いけどー!俺はマスク外してもピンピンだけどね!!」
タカシ「それは羨ましい限りやわ〜
ほら、はよ帰り!!」
これで良かったよな、、??少しタカシくんの怖い顔みて緊張した
でも、いい先生だ!いや、俺にとっては特別な先生かも。
少しだけ生き物係に、希望をもてた気がした
シュ「じゃ、タカシくんじゃあね!!!」
タカシ「ばいばい!明日も来るんよー!」
シューヤはスキップしながら、檻を去っていった
タカシside
シューヤを見送ったあと、俺は小さなため息を着く
タカシ「はぁ 可愛かったな、シューくん。
あんな陽キャが生き物係めずらしい」
片付けをしながら、しゅーくんのことを思い出す。サボってる人も多い中、生き物が苦手なのにしっかりと世話してくれるの、とてもいい子だなと思う。
そして俺の初恋の人に似てる。
少し運命を感じてしまうのは、夢心地なのだろうか
目の前に鏡が見える。
ゆっくり近寄って、俺はマスクを外す。 鏡には俺の左頬のやけどを残酷なまでにはっきりと映していた
そうだ。小5からそうだ。
俺の傷が、俺自身が理解されることは無い
一瞬、シューくんの手が触れたれた瞬間、傷のことを理解してくれる、と思ってしまった。これも机上の空論なはずなのに。
シューヤの顔がこびりついて離れない
タカシ「、、、いけん!いけん!
早く準備して帰ろ!!
ぴょん吉またね!!」
自分の思考を無理やり遮り、帰る準備をする
でも、ほんの少しだけ、 シューヤと愛し合える妄想をしてしまった。
また明日も会えますように
TDNDB(副将)