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※kn×smのnmmn作品になります。
※ご本人様とは一切関係のない二次創作ですので、nmmnの意味をご理解いただける方のみの閲覧をお願いいたします。
※小説初投稿になりますので、拙い点が多いと思います。少しでも合わないと思った方はすぐブラウザバックお願いいたします。
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以下軽く設定など
・付き合ってる
・メンバーには内緒で同棲中(バレてる)
・色々開発済み
お付き合いして、からだの関係も進んでいるにも関わらずピュアピュアなkn×smが見たくて書きました。
恥ずかしくなったら消すかもしれません。
非常にぬるいですが、ちょっとだけいかがわしいので、念には念をとセンシティブ設定にしています。未成年の方の閲覧はご遠慮下さい。
以上全てご了承いただける方のみお進みください。
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夜、いつも通りソファに並んでスマイルの選んだ映画を見ていたのに、空気は全くいつも通りではなかった。
──心当たりは、ある。
今日は朝から実写での撮影があり、久々にメンバー全員揃っての撮影だったこともあって予定よりも長引いてしまった。
撮影は18時過ぎに終わり、土曜の夜なこともあってそのまま解散というのも味気ないので、自然と何か食べて帰るかという流れになった。
しかし、その日は事前に撮影後にスマイルとふたりで普段行かない店を開拓してみようと話していたのだ。
スマイルはどうしようかと視線を送ってきたが、ふたり同時に抜けるのは不自然か、など考えているうちに、
「前にきんときと行こうって話してた店行ってみたいんだけど、みんなで行かね?きんときは飲めないけどお酒もちょっと変わったのとか色々あって良さそうなんだよね!」
となかむが話し出し、他のメンバーも乗り気になったこともあって断るタイミングを逃し、みんなで食事に行くことになったのだった。
*
店に着いてからも、ちらちらとスマイルの様子を見ていたきんときだが、いつもより僅かに酒のペースが早い気がするだけで表情からは特に何も読み取れなかった。
念の為、スマイルの個人メッセージに
『断りきれなくてごめん。この埋め合わせは必ずするから』
と送ったのだが、しばらくして
『別に、きんときのせいじゃない。俺も断れなかったし』
とだけ返ってきて、その後は特にお互い何も言うでもなく、メンバーと談笑しながら食事を楽しんだのだった。
飲み会も終盤に差し掛かってきた頃、
「きんとき最近なんか吹っ切れてない?なんか言動が男前な気がするww」
「なんかわかるかも」
「脳筋とも言う」
「うるせぇ〜wほら酔っ払いども!水飲め!水!」
「こういうとこはオカンだけどなw」
「www」
と泥酔のメンバーに絡まれては面倒を見ていた。
それまでちびちびと酒を舐めながら黙って見ていたスマイルだが、唐突にグイッとグラスの中の酒を一気に煽り、いつもより呂律の回らない声でそろそろ帰ると切り出し、フラフラと立ち上がった。
「スマイルめちゃくちゃ千鳥足じゃんw」
「ペース早いなと思ってたけどいつの間にそんな飲んでた?」
とメンバーたちから声がかかる。
このタイミングだとばかりにきんときも立ち上がり、
「スマイル心配だからちょっと送ってくわ!みんなも気つけて帰れよ」
とだけ言い残し、スマイルと店を後にしたのだった。
その後ろ姿を見ながら、
「もしかして俺今日ちょっと悪いことしたかな?」
「いや、普通に楽しそうだったしいいんでない?」
「いや、分かりにくくはあるけど明らかに今日のスマイルは不機嫌だったって」
「きんときもスマイルのこと見すぎなww」
「確かに…アレで隠してるつもりなんかね」
などとやり取りがあったことはまた別のお話。
*
きんときは横目でスマイルを盗み見る。
いつもと変わらず無表情で画面に目を向けているが、明らかにいつもより口数が少ない。口数は元からそんな多い方ではないので分かり辛いが、いつもなら
「この主人公の今のセリフさぁ、実際言われたら怒る人絶対いるよね?」
「そうね、俺だったらしばらく口聞かんかもなぁw」
「きんときは怒らんでしょ」
「スマイルにだったら怒らないかもね」
「……ッ…そういうことサラっと言うなよぉ…」
「wwwwスマイルにだから言うんだよ」
などと軽口を叩き合ったりぽつりぽつりと感想を交えながら見たりもするのだが、今日はそれが一度もない。
ましてや帰ってきてから一度も目が合わないのだ。
思い当たる節はただ一つ。
「…スマイル。」
名前を呼ぶとスマイルの肩がびくりと震える。
「………なに?」
「スマイル、こっち見て」
「………やだ。」
きんときは体ごとスマイルに向け、
「じゃあそのまま聞いて。今日はほんとごめん!断れないにしてもすぐに切り上げればよかった。今日は先にスマイルと約束してたのに、ほんとにごめん。」
と頭を下げた。
それを見たスマイルは驚いた顔できんときを見た。
「いや、さっきも言ったけど、俺も断れなかったし…きんときばっかりが悪いわけじゃないし。
……いや、俺もさぁ……あの……ちょっとだけ、ちょっとだけだよ?…楽しみにしてたからさぁ……帰ってきてから嫌な態度取ってしまった。こちらこそ、ごめん。」
と言うと、きんときと同じようにスマイルも頭を下げた。そのままどうしたらいいか分からないという風に動かなくなったスマイルにきんときは手を伸ばし、顎に指を添えそっと持ち上げた。視線を合わせてきんときが囁く。
「やっと目、合った。スマイル俺とデートするの、楽しみにしてくれてたんだ?」
「デ!?…いや、あの、そうじゃなくて……………いやぁ……あの………そうだよ、楽しみだったんだよ。楽しみにしてたんだよ、悪いか?」
素直なのか素直じゃないのか分からないスマイルの様子にきんときはふっと目元を緩める。
「なんで逆ギレなんだよwほらスマイル、こっち来て」
きんときが手を広げるとうろうろ視線を彷徨わせ、しばらくの間迷った挙句、いや、でもなどとごにょごにょ言い始めたスマイルに
「はい、時間切れでーす」
と言い放ちきんときはスマイルを抱き寄せた。
きんときの腕の中でスマイルはしばらくごそごそしていたが、やがて観念したようにきんときの胸にぐり、と額を押し付け背中に手を回した。
控えめだが、確かに甘えてきているスマイルの様子にたまらなくなったきんときはその体を抱きしめた。そして追い討ちとばかりにスマイルの耳元に囁く。
「帰ってきてから、スマイル目も合わせてくれなくて俺すっご〜く寂しかったなぁ。スマイルが不機嫌になっちゃったのって、俺とデートができなくなったことだけ?他に理由あるんじゃない?」
わざとスマイルの耳に直接吹き込むように吐息をまぜて囁くと、面白いくらいスマイルの肩がびくりと震える。
「そ、それだけだし…さっきも言ったじゃん」
「えぇ〜ほんとに?スマイル、俺が他のみんなと話してるとき、どんな目してるか教えてあげよっか」
きんときはにやりと笑ってそう言いながら、スマイルの頬に手を添え、目元を親指でゆっくりなぞる
「…えぇ??目って…おれそんな目してる?そんな分かりやすい?……ほんとに?」
「ふふw自覚あったんだwww
嘘だよ。俺にしかわかんない。スマイル、嫉妬してくれたんだ。それでいっぱいお酒飲んじゃったんだ。かわいい…ほんとに、かわいい」
そう囁き、見たこともないような優しい表情でスマイルを見つめながら目元から頬へ、耳から首へと宝物を扱うように、存在を確かめるかのようにそっと撫ぜる。
至近距離で見つめられて、壊れ物を扱うかのように優しく触れられて、スマイルはどうしていいか分からなくなった。きんときを見れない。
睫毛が震えて、視線が泳ぐ。呼吸の仕方を忘れてしまったかのように、息を止めることしかできない。
(こいつ、俺のことめちゃくちゃ好きじゃん…)
言葉にしなくても目が、触れている指が、雄弁に自分への好意を伝えてくる。その事実を理解した瞬間、みるみるうちに首や耳まで真っ赤に染まる。たまらなくなって、今この顔を見られたくなくてきんときの胸に急いで顔を押し付ける。
「ふはw真っ赤wwスマイルさん、もっと顔見たいんですけど。ほら、こっち見て?」
と囁けばスマイルは嫌々と首を振る。
「……やだ。今おれだめだから。絶対見ちゃだめ」
とさらにぐりぐり額を押し付けてくる。
「どんだけかわいいと気が済むの?はぁ、いいよ、スマイルがその気なら俺も好きにさせてもらうから」
と最後に不穏な単語が聞こえてきたと思った途端、背中に回っていたきんときの左手が服の中に入ってくる。ひやりとした骨ばった手の感触に思わずヒッと声が漏れる。
そのままきんときは下から上へ、浮き出た背骨をひとつひとつなぞるように執拗に何度も撫で上げた。
強くはない、逃げようと思えば逃げられるくらいの触れ方。なのに、逃げたくなくなる触れ方。
「ハ……それ、やばい……」
その声は小さくかすれてて、きんときは笑った。
「それって、どれ?」
背骨から今度はもっと下へ、ゆっくりと手を滑らせながらきんときが聞いてくる。
分かってて聞いてる、一番質の悪いやつだ。
あまりの恥ずかしさにスマイルはギュッと目をつむる。
「……聞くなよぉ…」
スマイルは触れられた所から感じるぞわぞわとしたえも言えぬ感覚に身悶えた。
「スマイルどこ撫でても敏感すぎて心配になるなぁw」
「…うるさい…誰のせいで……ンッ…!」
悩ましげに息を吐くスマイルに気を良くしたきんときはそのまま今度はゆっくり腰を撫ぜ、そのまま臍のふちを指でくるくるとなぞっていたかと思えば中に指を入れてみたり、そのまま上へ手を進め、肋の骨を一本一本確かめるようにねっとりと撫で上げていく。
ただ撫でられているだけなのに、スマイルを高めるためだけに動くその手から、もどかしくもぞわぞわとした確かな気持ち良さを感じてしまい、そんな自分のはしたなさに眩暈がする。
スマイルはたまらずソファの方に手を伸ばしたけど、 掴むものなんてどこにもなくて、きんときのシャツを掴むしかなかった。
縋りついてくるスマイルがかわいくて、きんときはさらに上の、飾りのついた、スマイルが一際良い反応を示す場所をゆっくりと円を描くように手のひら全体で撫ぜる。
「…んっんっ、ちょっと、まって、そこ、やだ、その触り方…やだぁ」
「スマイルは嫌が多いなぁ、言ったでしょ?俺スマイルの顔が見たいって。見せてくれないならこうするしかないよねぇ?俺はいいんだよ?このまま触り続けても。あーあ、スマイルとせっかく二人きりになれたのに寂しいなぁ」
と言いながらわざとらしく鼻を啜ってみせる。
それでも頑なに顔を上げないスマイルに、今度は胸の飾りをくりくりと親指と人差し指で挟んで刺激したり先端を指で弾いていじめる。
「ひぁっ…それっ…やめぇっ………んっんんっ…」
自分の口から飛び出したあられも無い声が恥ずかしくて、スマイルは唇を噛んで耐えた。
「あ、こら唇噛まないの。やめてって言いながら気持ち良さそうだけど?ほんとにやめていいの?顔見せてくんないしスマイルはこれがいいのかと思ったんだけど」
「う、誰のせいでこうなったと………いや、わ、わかったわかった、降参です。俺の負け」
と言いながら降参のポーズをとったスマイルは恐る恐る、たっぷり時間をかけて顔を上げた。
途端にばちりと至近距離で目が合う。ずっと見つめられていた羞恥と、さっきよりも更に嬉しそうな顔で見つめられると、嫌でも顔に熱が集まるのが分かった。
やっぱり無理だと顔を伏せようとしたがきんときの両手がががしりと頬を包んだことによりそれは叶わなかった。
「スマイル、かわいい。ほんとにかわいい。俺の手で乱れるスマイルも、恥ずかしくて真っ赤になっちゃうスマイルも、全部全部かわいい。ねぇ、どうしよう…スマイルが好きすぎて、どうしようね?」
「い、いや……そんなん…聞くなよぉ………かわいいとか……そういうの……おれ別にかわいくねぇし……ほんと……」
「嫌?」
上目遣いでしゅんとなったきんときに見つめられる。心なしか垂れた犬耳まで見えてくる。
「う、……い、嫌じゃ…ないけどぉ…」
きんときは、目を細めて息で笑った。
「かわいい。本当に大好き。スマイル、好きだよ」
スマイルは胸がぎゅっと締め付けられるような感覚を覚えた。こんなにもストレートに愛を伝えられて、さすがに何も感じないスマイルではなかった。さっきまで掴んでいたきんときのシャツを更にぎゅうっと握る。
何か言わないとと口を開くが胸が苦しくて声がかすれて言葉にもならない音が漏れる。
そんなスマイルを愛おしそうに見つめたままきんときはじっと待った。
お互いの呼吸だけが聞こえる空間。 きんときにも聞こえてしまうのではないかと錯覚するほど早鐘を打つ心臓の音が耳の奥に響く。
徐々に呼吸が落ち着いてきたスマイルは、しばらく口をぱくぱくさせていたが、意を決したように、呟いた。
「……きんとき。」
名前を呼ぶ声は、緊張で少しかすれていた。
「ん?」
きんときのさらさらの前髪が揺れる。その奥の瞳が、相槌が優しくて、ああ、この人はいつまでも待ってくれる。その事実がスマイルを安心させる。
言葉を探して、
息を整えて、
それから──
「い、一回しか言わねぇから……ちゃんと聞いとけよ………。
………おれも、きんときが、すき」
真っ直ぐに目を見て伝えてくるスマイルに、きんときは一瞬、息が詰まった。
こういう時のスマイルは、取り繕わない。あまりにも真っ直ぐな言葉を向けられて、こういうところが、好きなんだよなぁと再認識する。
愛おしさが溢れてきて、スマイルの背中と腰を つつみ込むように力強く抱きしめる。
「うん、知ってる。ちゃんと伝わってるよ。」
スマイルの告白は小さな声だったが、きんときにはしっかり届いた。
しばらくの間そうしていたが、やがてスマイルが苦しそうにきんときの背中を叩いてくる。
名残惜しそうにスマイルの体を解放すると、きんときはまたスマイルの頬に手を伸ばす。
スマイルの顔は茹で蛸のように真っ赤で、あまりの恥ずかしさに顔を逸らそうとするがきんときの両手が頬をがっちり包み込んでいて、なす術なく視線を彷徨わせることしかできない。
「頑張って言葉にしてくれてありがとう。
え〜っと、あのですね、今俺はすご〜くスマイルさんと、キスしたいなって思ってるんですけど、スマイルさんはどうですか?」
「…えぇ?いきなりキャラ変わるのなんだよww
……まぁ、したくないといったら……嘘になりますけど…?えっと、したらいいんじゃないすか?」
「スマイルこそなんでそこ投げやりなんだよww照れ隠しするスマイルも全部好きだよ。ほらスマイル、目閉じて?」
きんときはスマイルの目元をそっとひと撫ですると、頬から首のうしろに手を滑らせ、額と額をそっと寄せる。
スマイルはゆっくりと瞼を落としきんときに身を委ねた。
呼吸と呼吸が混ざる距離できんときは愛おしそうにスマイルを見つめる。
しばらくそうしていると、しびれを切らしたかのようにスマイルが口を開く。
「あの、そんなに見つめられると、恥ずい…んですけど?やっぱやめる?」
「ふふwごめんって。あまりにもスマイルがかわいくて幸せで。すぐにするのもったいねぇって思っちゃった。」
「べつに減るもんでもないし、何回でもしたらいいじゃ…んんッ!?」
言い終わるよりも先にきんときがスマイルの唇をふさぐ。
「ん、んゥッ…!?」
先程までの甘い空気はどこへ行ったのかと思うほど、何度も何度も角度を変えて口付けが落とされる。
抗議の声を上げようとうっすら口を開いたが最後、こじ開けるように無遠慮に舌が差し込まれる。
首の後ろに回っていた手はいつのまにかスマイルの耳を塞いでいて、グチュグチュとわざと音を立てながらキスをされる。
上顎を舐り歯列をなぞられるだけで気持ち良くて自分から出ているとは思えない喘ぎ声が漏れる。
「んん”ぅっ…ん、っ、んッン”ッ…♡んん”っ…ん”ァッ♡」
唾液を送りまれたかと思えば、舌の表面のざらざらしたところで口の中の弱い部分をぬるぬると擦られる。完全にきんときのペースで好き勝手に口内を蹂躙される。
抵抗できない──その事実にすら興奮している自分に眩暈がした。
なんとか一矢報いようと自分から舌をきんときのものに絡めたら、待ってましたとばかりにぢゅっと舌を吸われ腰が砕ける。そのまま舌の表面同士を合わせてくちくちと音を立てて擦られると気持ちが良すぎてどうにかなってしまいそうだった。
どれくらいそうされていただろう、じゅぶじゅぶと脳に直接響くような卑猥な水音も、自分から漏れるくぐもった喘ぎ声も聞くに耐えなくて思わず耳を塞ぎたくなる。
呼吸も全て奪うような濃厚なキスに息ができなくてきんときの肩を叩いたが、それでもきんときは止まってくれなくて。
苦しいのに頭がふわふわして気持ち良くて、生理的な涙で視界がにじんでくる。
「ハァ”ッ……ッハァ……♡」
永遠に感じられるほどの時間キスをされ、やっと開放されたスマイルは息も絶え絶えだった。もうあと数秒長かったらトんでいたかもしれない。
ふたりの間を銀色の糸が伝い、ぷつりと途切れる。口のまわりはどちらのかも分からない唾液でベトベトだったが、それを拭う気力はスマイルにはもう残っていなかった。
「今のはスマイルが悪いだろ!こっちは大切にしたいと思ってんのに…今日はもう泣いて嫌がってもぐちゃぐちゃにするまで止まれないから」
きんときはそう悪魔のような宣言をすると、見せつけるように唇の端についた唾液を舐めとり、スマイルのシャツのボタンに手をかけた。