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(夕方のリビング。宿題をやるはずのチャンビンが、ソファでイヤホンをつけてふて寝中)


🐿️「チャンビン、そろそろ宿題しようか?」


🐷「……うるさい。やる気ないからほっといて」


🐿️「は?」


🥟「……チャンビナ、言い方」


🐷「じゃあアッパが代わりにやれば?どうせ俺のこと何もわかってないし」


((空気が凍る。ヒョンジンが静かに目を伏せる))


🐿️「チャンビン。オンマが何もわかってないって思ってるの?」


🐷「思ってるよ。最近はちっちゃいのばっか見てるじゃん。俺なんかいなくてもいいんでしょ」


🥟「……それは違う」


((ヒョンジンがぐっとチャンビンを見つめる))


🥟「オンマもアッパも、おまえのこと一番気にしてる。バンチャンが泣けばすぐ抱っこされるけど、チャンビンは…って、いつも我慢してるの、わかってるよ」


🐷「……((涙がにじむ))」


🥟「でも“いなくてもいい”なんて、二度と言わないで」


🐿️「……俺も、チャンビナのことちゃんと見てたよ。最近、声変わりしたよな。もうちょっとで、アッパより低くなるかも」


🐷「……わかってたの?」


🐿️「うん。わかってるよ。俺の息子だもん」


((気づけば、ヒョンジンの目も少し赤い))


🥟「チャンビナ。……ギュってしていい?」


🐷「……今だけな」


((強がりながらも、ぎゅっと抱きつくチャンビン。そっと頭を撫でるヒョンジンと、見守るハン))


🐿️「バンチャンには内緒だな」


🐷「うん、内緒で」



スッドゥン family 短編集

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