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この広い世界の頂点で。

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この広い世界の頂点で。

11 - 第2話

♥

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2025年07月27日

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「この広い世界の頂点で。」


第三章 ‐ 探し物 ‐ 2




































居酒屋がやけに静かになった。

ほぼ換気扇の音しか

響いていない。


gt「…急に静かになったね」


gt「様子見に行ってみよう」


うっしーと席を立ち、

とりあえず金だけ置いて店を出る。


外に出ても、誰もいない。

静かすぎて怖いくらいだ。


木が風で揺れる音。

言うてそれくらいしか音がない。


バイトの奴らは無事だろうか。

全員大事な奴らだから、

余計に心配になる。


gt「一回、コンビニ行こうか」


























━━数分後━━


コンビニに着いた。

電気は付いている。


コンビニに入ると、

完全にがらんとしていて、

誰もいない。


商品だけがずらっと並んでいる。


gt「っ、あいつらも、消えてる」


us「ガッチさんっ…!」


うっしーが何やら焦った声を出す。


gt「どうしたの?」


us「あれ…!」


うっしーの視線の先には──

お菓子を手に取っている人影。


うっしーに似ているような…


すると、その人は

うっしーをぎろっ、と睨む。


gt「!?」


その顔は、

うっしーの顔、そのまんま。

体型も…全部同じ。


?「…見っけ。」


すると、そいつはうっしーに

近付いてくる。


俺はすかさずうっしーを抱きしめ、

震えているうっしーを守る。


絶対守る、という思いで、

抱きしめていた腕の中には。





もううっしーはいなかった。


うっしーのドッペルゲンガーの

みたいなやつも、 消えている。


攫…われた、?


一度立って、店内を見渡す。


──雑誌の所に、いる。


後ろ姿がまんま俺だ。

俺はなるべく冷静に、

とりあえずまたしゃがんだ。


バレないように、息を殺して。


でも、足音は近付いてくる。




気付いたら、隣にいた。


?「…はは、…みーつけた」

この広い世界の頂点で。

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