柚季の過去そして雇用までの話
刑務所外(敷地内)
柚 …いつからかなぁ僕が僕じゃなくなったの
柚 …
僕はある施設で産まれた実験体として。嬉しくなんかなかった利用する道具としか僕を見なかったから。僕を助けてくれたのは戦うことそれしか救いはなかった。週に1回だけ殺し合いが出来る時間があった。僕はその時間色んな人を殺した大人も僕より子供も僕より強い人なんていなかった。そんな技術ある人間なんてあそこは存在しなかっただからつまんなくてみんなみんな全滅させたら施設の人に怒られて殺せなくなってそれから利用価値は男だから低いとされてたけど、でも用心棒とか僕の身体目当ての人は雇いたいって何度も施設に来たよ。男なのに身体目当てなんてどういうことか”あの時は”分かんなかったけど今なら分かる。…あれ、、僕あの後どうしたんだっけ?
柚 あ、、、、れ、、?
壱 …早く捕えよ
綾 はっ、(縄で縛る
柚 なんで僕を縛るの…?
壱 周りを見て分からぬか
柚 なんでこんな血だらけなの、?
夜 壱夕様彼の資料を持ってまいりました
壱 男なのか?
柚 僕は僕。性別なんて気にしたことないよ、、
夜 この者はどうなさいますか?
壱 そうじゃな、お主が訓練をするのじゃ
綾 私がですか?
壱 文句でもあるか?
綾 いえ、、
壱 お前は妾の”護衛”になる者。心に刻んでおけ
柚 …(どうせまたこの能力目当て
綾 今はどこにいますか?
柚 7時の方向から9時に移動
綾 完璧ですね休憩して良いですよ
柚 …(スキルで木のベンチを作る
綾 貴方は人ではないんでしたっけ?
柚 僕のDNA見た?
綾 いえ
柚 人工の細胞100%で出来てるんだよ。それでも人なんだって
綾 そうですか
柚 今の科学技術って凄いね
柚 材料さえあれば僕みたいな生物兵器が作れるんだから
綾 …生物兵器?
柚 ほら、こんなことできるならなんでもできるでしょ?
綾 ええ、そうですね
柚 僕死にたかったなぁ〜w
柚 こんな仕事もうしたくないよ…
柚 また人殺して
柚 自分殺して
柚 メリットもなくて
柚 幸せにもなれない
柚 化け物として生き続けなきゃいけない…生物兵器に生きる意味なんて
綾 ならわかりました手握りますよ?
柚 え、?
そう言って僕の手を握って自分の聖剣で心臓を貫く
綾 貴方は生物兵器は生きる意味がないと言いましたね?
柚 、、、、、、
綾 私は呪い子です
そういうと聖剣を抜く
するとすぐに傷口は治る
綾 一定以上の感情になると暴れる不死人間です
綾 私も死にたいですよ、脅されながら生きるなんて
綾 なのでせめて暗殺されるまでは生きてください。
綾 それが償いです貴方の
柚 わかった、、、、
そこから人を殺すことに喜びも悲しみも何も怒らなかった。
…僕は何のために生きてるの
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