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廊下の掃除をしてた。
そしたら急に奥様の部屋から怒号が聞こえて。
その声は確実に廉真様のもので。
「失礼致します。奥様。」
二人の会話を遮るように部屋に入った。
廉真様は僕が部屋に入った瞬間に気が抜けた表情をした、
なんでだろう。
とりあえず2人に怪我がないか確認して部屋を出た。
その日の夜にほかの使用人に聞いた話だと心を痛めている廉真様への縁談話が来ていたと。
ただでさえ凪様を失って悲しんでいるというのに縁談話?
間違えてるよ。
_廉真様を慰めなきゃ
それからはよく廉真様と一緒にいるようになった。
お姉ちゃんと廉真様のお世話係になって……
_毎日廉真様のことを気付かぬうちに考えるようになってたんだ