テラーノベル
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初ノベルです。
暖かな目で見てくれると嬉しいです。
注意 にじさんじBL
kgty
本人様関係なし
口調迷子
この先伏字なし
もう付き合ってます
それでもいい方だけお進みください
ty「」 kg『』
剣持side
今日は周りから見ればなんでもない日。
でも僕たちにとってはなんでもなくない日。
僕が加賀美さんと付き合ってから一年だ。
だが平日ということもあり、僕は学校だし加賀美さんは仕事。
加賀美さんは早めに帰るために朝早く出勤したから今日は少ししか会えていない。
僕はもう学校から帰っていて絶賛ソファでスマホをいじっている。
ピロン
加賀美さんからの連絡だ。
『すいません、会社の方でトラブルで帰るの遅くなります。」
「…」
まあ、会社のトラブルだったら仕方ないし…
「…」
そういう日もあるよね…
別に寂しくないし…
でも記念日ぐらいは一緒に居たいな〜なんて
そんなこと思ってないし…
加賀美side
『ただいま』
「…お帰りなさい」
『記念日だというのに本当にすいません…』
「別に加賀美さんのせいじゃないんでしょ」
『すいません…』
「謝らなくていいよ」
そう言いながらもこっちを見てくれない。
『どうしたら機嫌を直してくれますか?』
「別に」
『そうですか…』
『では先にお風呂に入りますよ』
剣持side
なんかちょっと悲しげな声だったな…
もう許してやるか
僕だって記念日を台無しにしたくないし
加賀美side
リビングに入った瞬間駆け寄ってくる愛らしい恋人の姿を見た。
「加賀美さん、さっきはごめんなさい」
「加賀美さんだって頑張ってくれたのに酷いこと言いました」
『ふふ、いいですよ』
『ご飯食べましょうか』
「僕、加賀美さんにあげたいものがあって…」
食後にそう言って渡してくれたのは小さめな紙袋。
『中、見てもいいですか?』
返事をすることはなかったが、小さく頷いていた。
中から出てきたのはミルクベージュの財布だった。
『え』
『学生からこんなもの貰ってもいいんですか?』
「僕がバイトして貯めたお金なので大丈夫です」
『本当にありがとうございます』
「僕があげたんだから大事にしてよね」
『もちろんです』
『実は私からもプレゼントがあるんですけど』
『目を瞑って後ろを向いてくれませんか?』
「なになになになに」
そう連呼しながらも言う通りにしてくれた。
いつもあの時にしか見ない首筋は新鮮に感じた。
「わ、冷た」
『はい、できました』
『目を開けてもいいですよ』
私がつけたネックレスを確認した瞬間、こっちに振り返った。
「うわ、高そ」
『人があげたプレゼントに対しての感想がそれですか』
「さすが社長」
「にしてもなんでこれにしたの?」
『秘密です』
少し顔を顰めたがすぐにネックレスに目線を直した。
「にしても本当に高そう」
『もう何回言うんですかそれ』
『値段なんて気にしないでください』
「余裕のある言い方…」
『そんなことよりも、もう遅いですし寝ましょうか』
「…シないんですか?」
『おや、珍しいですね』
「うるさい」
オチは食べました。おいしかったです。
妄想をぶち込んどくと指がすんなり入ってtyが「期待して悪いかよ」とか言って欲しい…
閲覧ありがとうございました。
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