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ーあらすじー
いろいろあってなんか一緒に寝ることになった
ー本編ー
まさか初対面のやつと寝ることになるなんて零士さんは一緒に寝てくれないのかと迫ってくる…
「一緒は嫌ですか…?」
さっきまでのキャラはいったいどこに、、
しかしいつまでも文句を言ってちゃ進まないので
「んんんんいえ、大丈夫デス、」
と答えざるを得なかった。羅堂さんはもう布団に入ってるし…ナンナンダヨッ…!
仕方なく右端の布団に入る。零士さんは真ん中の布団に入った。
「ランシーさん。おやすみなさい。」
そう零士さんは告げて間もなく寝息が聞こえてきた。
[ランシーの夢の中]
外で遊び終わって家に帰ってくると家は静かだった。
怖いほどに。
ランシー(幼少期)「おかあさん、?おとうさん、?」
ふたりを呼びながらリビングに行くと誰かがいた。
モブ「クックック、ありゃ??なんだよ甘そうなのがいるじゃねぇか、」
誰かが私を見た。そいつは頭から角が出ていて口からは赤いものが垂れていた。目は赤く黒く光っていてその姿はまるで悪魔だった。そしてそいつの後ろには血まみれになったお父さんとおかあさんがいた。
ランシー(幼少期)「おかあさん、?おとうさん、?(震」
呼んでも返事はなかった。それを見たそいつは
モブ「あぁ、こいつらの娘かクックッなぁ嬢ちゃん、おかあさんたちのところへいかせてやるよ、」
そう言って私の元へ長い黒い爪を伸ばしてきた。怖かった。怖かった。ただ怖くて、でもおかあさんたちはもう返事をしてくれなくてどうすればいいのか分からなくてただ泣き叫びながら目の前の恐怖から逃げていた。走った。そして私は石につまづいた。振り返るともうそこに黒い禍々しい手があった。殺される、死ぬ
怖い、いやだ、助けて、誰か、お願い、誰か、、!
「現実]
「ら…し、さ、 らん…さ ランシーさん!」
私はその声で目覚めた。すると私の顔の前で零士さんと羅堂さんが心配そうにしていた。私が目を覚ますと零士さんたちはホッとしたような顔をした。
久しぶりに幼少期の夢を見たな、そうおもいながらふと目元が濡れていることに気づいた。
すると羅堂さんが
「お前、うなされてたんだぞ?どんな夢を見たんだ?」
と教えてくれた。あのことを思い出すと今でも怖くて震えてしまう。私が怖くて言うのを躊躇っていると
零士さんが
「大丈夫ですよ、よしよし。」
と私を撫でてくれた。そして私を包み込むようにギュッってしてきた。私はその温もりに安心して
ポツリポツリとあの悪夢を話した。
ー続くー
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