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1 - そこの【誰か】

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2023年07月01日

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(閲覧注意)BL要素なし(もはやCPでもない)・ホラー・死ネタ


今日は、俺の家に子供組で集まって飲もう。そういう話だった。

外はあいにくの雨で、電車が遅れているらしく、先に始めてて!と申し訳なさそうに謝っているスタンプと共に、るぅとくんから文章が送られてきた。

珍しくころちゃんは予定時間より、早く来て現在スマホをいじっている。

やはり、飲むとなると、こいつは早いのか?

『ころちゃ~ん』

『ん?』

『るぅとくん遅れるって』

『だから、先始めていいよって言ってるけど』

『じゃ、先に飲も飲も』

『りょーかい』

『僕、取り行くわ』

『どんだけ早く飲みたいんだよ笑』

ころちゃんは足早にキッチンへと移動し、冷蔵庫を物色し始めた。

お酒足りないとか言わないよね?笑

そんなことを考えていると、俺のスマホに某チャットアプリの通知が入った。

開くとそれはころちゃんからだった。

正直思考が追い付かなかった。

え、ころちゃん…?ん?

考えることは後にして、とにかく文を読む。

「ごめん!!ねぼう!おくれる!」

慌てて打ったのか、全部ひらがなで送られた文章。

全く分からない。

ドッキリ?ん、待って。

テーブルの上にある、ころちゃんのスマホ。

…いや、違う。

これ、ころちゃんのスマホじゃない。

え、じゃあ。

今、俺の家に居るころちゃんは誰…?

スマホの画面が自動的に暗くなり、その画面越しに映った、俺の背後に立つ【誰か】

それは、ころちゃんでもない全く知らない人。

手には包丁を持っていて。

それは、死を表した。




速◼️で_。

都内に__男◼️が何者_に刺◼️_死亡◼️ました。

死亡_たのは_◼️さ_で、現在◼️◼️さん_刺した犯_は見つ◼️_てず、警察__隣住民に注意◼️呼び◼️__行って_◼️す。


【誰か】の家のテレビから、そんなニュースが流れていた。









夏はやっぱりホラーよね!!【作者より】

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