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自己満
トントン 「俺、死んでくる!」
「は、?」
唐突にそう発言するトントンの表情は
とて も 楽しそうだった
チーノ 「ぇ、は…
ト、トントン、?」
チーノも動揺している
お前が色々吹き込んだのに
ロボロ 「…チーノ。」
チーノ 「、はい何ですか」
ロボロ 「何ですか、じゃないやろ。トントンの事押さえて」
チーノ 「ぇ、や。無理ですよ、トントン身体でかいから、」
ロボロ 「はぁ、お前は本当になんにも見とらん。こんだけ痩せ細って、きっと一般兵も押さえれるで」
そう言いながら俺はトントンの上に乗る
トントン 「ちょ、退けてや。
もう吹っ切れたんよ!
俺おらんくてもやっていける。やっていけちゃう。」
「俺なんか、居らんでええねん」
そういったトントンから目線を外しチーノに目線をやる
チーノ 「っ、や、俺はただ…
トントンに依存して欲しかっただけでっ、」
ロボロ 「こんな事までは想定してません、ってか?」
「…ふざけんのも大概にせーや」
ロボロ 「大体、お前なぁ!」
そうチーノを怒鳴った時
俺は完全に気を抜いていた
ドンっ、)
ロボロ 「へ、?」
トントンにベッドから突き落とされる
急な出来事にすぐ反応できなかった
トントン 「っ、ごめ、ん」
ダッダッダッ…)
あ、やばい
トントン死んじゃう
でも俺は追いかけられなかった
医務室から出て行くトントンの背中を見つめる
ロボロ 「ッ…くそ、」
右足首がズキズキと痛む
足の付き方が悪かった
ロボロ 「こんな時にっ、」
ゾム視点
ほんまに何処にもおらん、
トントン
なんかあったんやないか
そう思ったその時
ガラガラ)
ゾム 「ぁれ、?」
医務室から出てくるトントンの姿が見えた
ダッダッダッ、)
歩き方がおかしい
トントンはいつも一定の速度で歩いとる
今はふきそく
そして何より
なんでそんな左腕を庇うような、
ゾム 「…トントン、」
俺はトントンを追いかけた
遠くにあったトントンの背中は思ったより早く近くに来た
トントンの右腕を引っ張る
パッ)
ゾム 「トントン、ぁの、」
トントン 「…」
黙りこくったとんとんの顔を覗く
ゾム 「っ?と、とんとん」
トントンは泣いていた
今までとんとんが泣いてるところは見た事がなかった
トントン 「…あぁ、ゾムか、笑ごめんな、ゾム。今日でお別れかも」
ゾム 「へ、?な、なんで」
トントン 「…ぁ、あっちからロボロが来とるよ。ロボロに聞いたら分かるから、」
そう言ってとんとんは微笑んで俺の背中を押した
俺はトントンの言ったことを疑わなかった
だから少し遠くにいるロボロの方まで走っていった
ロボロが遠くでジェスチャーをする
俺はそのジェスチャーの意味が分からんかった
あと少しでロボロの近く
その時
ロボロ 「ばかばか!!
トントン追いかけろ!!!」
右足を引きずりながらそう俺に言う
ゾム 「ぇ?でも、トントンは」
ロボロ 「トントンっ、死んでまうで!!」
ピタ、)
俺はロボロの方に向かっていた足を止めた
ゾム 「…ぇ」
チーノ視点
ロボロ 「トントンを追いかけてチーノ!」
無理、
無理だよ、
ロボロ 「っ、…こんな言い方ダメなのは分かってる…」
「でも同じ事してんのに、トントンの気持ち分からないん、」
分からないことはなかった
でも俺とトントンはいつになっても対等じゃなくて
トントンはきっとグルッペンの右腕としての責任や記事帳としてのプレッシャー。
有能というレッテルに耐えられなくなってって感じがする
それに比べて俺は、
シャオロン 「しゃー!また俺勝った大先生〜」
うつ 「オォ〜すげ!チーノ何敗めさ」
チーノ 「…分かりません、笑
もういっぱい負けちゃいました」
シャオロン 「やーい!チーノ弱くなったんちゃう〜?チーノって、何ができるん? 」
その場のノリとかそう言うのだって分かっとった
でも俺にはその一言が酷く刺さった
チーノ 「、ほんとっすよね笑」
俺はこんな事で辛くなって
自傷して
勝手にトントンと同じなんだって思って少し喜んで
憧れなトントンが俺に依存してくれたらって
チーノ 「、そう思って…」
でも依存は叶わなかった
ロボロ 「…チーノはホントに自分の事しか考えとらん、」
チーノ 「ごめん、なさいっ、」
俺、最低や
依存させるどころか
死なせちゃうかも
最低や
追いかけたい
追いかけたい、
でも俺の中で
俺はトントンの背中を追いかけていいのか
分からなくなって、
チーノ 「ッ、ごめんなさい」
俺はまた左腕をむしる
ロボロ 「ぁーくそ、まじか…俺しか居らん」
ロボロが右足を引きずりながら医務室を出て行く
「ごめんなさい」
俺は何も出来なくて膝から崩れた
トントン視点
ゾムに悪い事をした、
そう思いながら外に出る
森の奥深くに
ペ神視点
グルッペンと一緒にショッピくんを運んだ
血がダラダラ右目から垂れる
ぺ神 「グルッペン、医療チームを呼んで欲しい。俺はショッピくんの血を抑えてる」
グルッペン 「分かった」
そう言いグルッペンに医療チームを呼んできてもらいに行った
正直待ってる暇もないほどショッピくんは死にそうだった
これだけの出血
あまりご飯を食べないショッピくんはすぐ倒れてしまう
さっきより元気がないショッピくんは
もう応答も余りできないくらいになっている
ぺ神 「多量出血で死んじゃう、」
医療チームの方々
「来ました!これは、酷いですね、ぺ神さんグルッペン様が少し話したいことがあるらしいです。」
「こちらはやっておきます」
ぺ神 「…分かった」
本当に頼りになる医療チームだ
ぺ神 「グルッペン、早めに」
グルッペン 「俺はトン氏の近くに居た方が、良いのか」
ぺ神 「…うん、なるべく、いやいてあげて欲しい」
そう言って振り返ろうとした時
窓に目がいった
ぺ神 「っ!グルッペン。追いかけた方がいいかも 」
トントン視点
だいぶ森の奥まで来たな
ここで、終わりにしようか
崖の下を見る
トントン 「ここから落ちたら…もう人の目とか気にしなくて済む」
先に目を潰しちゃおうか
トントン 「…ダメや、」
そう思ったがショッピくんのあの光景がよぎる
夢で目をアスファルトで刺した時
凄く痛かった
目も
心も
夢に出てきたあの人達
「無能」
トントン 「…ふぅ、はッ、」
あぁ、また思い出しちゃう
耳をぐっと抑える
強く
でもその声は聞こえてくる
トントン 「く、ッ、!!」
ぐさっ)
俺は耳を切り落とそうとした
衝動的にやったそれは痛さで正気に戻った
トントン 「あぁ” いッ、!!」
左耳の上部分が繋がってないのがわかる
左耳が聞こえにくい
でもさっきの声は聞こえてこない
トントン 「っ、…」
俺は最悪な事を思いついた
右耳も切れば
もう嫌なことも聞かなくて良いんじゃ?
…
トントン 「…もう、やめや」
薄々気付いとった
死ぬのを恐れてこうして時間稼ぎをしていた事
あと1歩前に出れば死ねるのにわざわざもっと痛いことして
トントン 「我ながらくだらん」
そう吐き捨てておもむろに立つ
トントン 「無能でごめん」
俺は森の崖から落ちた
と思った
パシッ)
トントン 「っ!。はは、…なんでおんねん」
「グルッペン」
グルッペン 「ッ、登ってきてくれ、トントンッ!」
トントン 「…」
グルッペン 「お願いだっ、」
「お前が必要だ!!」
そう言われた瞬間
全身が痺れた
トントン 「…そ、」
俺はトントンの方へ登る
これは自分で生きる選択をしたということ
少し、まだ生きてもいいかもって気持ちが揺らいだ
またさっきの地面に足をつける
あぁ、戻ってきた
ぎゅっ)
グルッペン 「…生きていてよかった」
そう言われた
視界がどんどん歪んでいく
トントン 「っ!おれ、グルッペンにっ、なんにもできとらんのに」
「皆にもッ、記事帳としてダメなとこばっか見せてっ!」
トントン 「おれ、無能だからっ、」
グルッペン 「トン氏は、無能なんかじゃない。」
「記事帳として」
「そして俺の右腕として」
グルッペン 「トン氏は完璧だ」
そう言われてまた目が熱くなる
そしてがむしゃらにグルッペンの腕の中で泣いた
声を上げて
おれまだ必要とされとる
「おれ、生きててええんか」
そうしてまた死にたい気持ちが揺らいだ
色々回収できないまま終わりましたね
ーちょっとした要素ー
トントン→グルッペンの右腕
グルッペンの右腕として不十分。プレッシャー。と感じたトントン
トントン→リスカを左腕にする
ショッピ→右目を刺す
ロボロ→右足首を怪我する
チーノ→左腕をリスカ
(トントンに依存して欲しかったから)
そして最後
トントンは左耳を刺す
右腕である以上有能でいないとというプレッシャーがある
だから傷つけるのは左という風に一応していました
多分わからなかったと思いますが
コメント
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いやー、終わっちゃいましたね…これ系のシリーズまた見てみたいです!!シリーズお疲れ様でした
色々回収出来ずに終わりました。ごめんなさい。