注意⚠️
・まだ🌈🕒️に沼って一ヶ月も経ってない新人リスナーが書いたものです
・口調迷子
・一人称、二人称捏造の可能性有(極限まで追求はしました)
・🌩️🦒✕🤝要素しかない
・ここから先伏せ字無し
・今回少し短め
それでもいい方のみ先へGO!!!
🤝視点
「リト君〜!一緒にゲームしよー!」
自分の部屋からリビングへそう声をかける。
「……おー……わかった……すぐ行く……」
今日はなんだか返事が遅いし暗いみたい。何かあったのかな…?
「リト君ー?」
階段をタンタンと駆け下りる。
「開けるよ?いい?」
リビングのドアの前まで来て、そう声をかける。
「待て、テツ…!!今きちゃ…!!」
もう、遅かった。
リビングには僕のお気に入りの食器が破片となって散乱していた。
その中心に佇む、リト君。
「え…?リト君…?」
リト君は僕の反応を見るなりすぐにこっちに駆け寄ってきた。
「テツ…ほんとごめん!!割るつもりは無かったんだよ…けど手が滑って…勝手に落ちちまった…。ほんとに悪いと思ってる…」
僕にその弁明は届かなかった。
目頭が熱くなっていくのを感じる。僕の目からはポロポロと涙が溢れ出した。
リト君が僕にプレゼントしてくれた唯一の食器なのに…。
大切に…してたのに…。
「馬鹿!!もう知らない!!リト君なんて大っ嫌い!!」
僕はおもわず大声を出してそう言う。
リト君はこの言葉にショックを受けたようだった。
「っ…テツ!」
リト君の呼び止める声が聞こえる。が、そんなのは僕の耳には入らなかった。
次々と零れ落ちてくる涙を袖で拭いながら、自分の部屋に戻る。
そして、鍵をかけた。
あれからどれくらいが経っただろうか。
涙はようやく収まったものの、大切なものがなくなってしまったという喪失感は消えない。
俺の瞼の裏にはあの日、食器をプレゼントしてくれたリト君との思い出が流れていた。
『テツ、これなーんだ?』
『なにそれ…顔と同じくらいの…新聞紙…?』
『これはなー…じゃじゃーん!食器ー!皿だぜー!』
『センス良!?めっちゃ使いやすそう!』
『だろー?テツと同棲するんだしどうせなら思い出に残るものにしようと思ってさ!』
『リト君…!ありがと!僕、すっごく嬉しい!大切にするね!』
思い出の中の俺は、にこやかに笑っていた。
あーあ。こんなに泣いたら目とかすごい腫れちゃうよ。赤くもなっちゃうし。やっちゃったなー…リト君がわざと壊してないことは知ってるのに…どうしてあんなひどいこと言っちゃったんだろう…。
僕の胸には後悔が渦巻いていた。
その時。
コンコンコン…
ノック音が聞こえた。
「…テツ?今…大丈夫か?」
リト君の声だった。
いけない。安心してまた涙が出てきそうだ。
「鍵…開けてくんね?俺、テツの顔見たい」
おぼつかない足取りで部屋の鍵を開ける。
開けた途端リト君に抱きつかれた。
「ごめん…ほんとにごめんな…テツ…。思い出の食器なのに壊してごめん。言い訳ばっかしててごめん。謝っても許されることじゃないのはわかってる。だけど謝らせてほしい。ほんとに…ごめん…。」
僕はリト君の背中をポンポン、となだめるようにする。
「大丈夫だよ。リト君。もう僕は大丈夫。食器を壊したことも怒ってない。俺も…ひどいこと言ってごめん…」
「…嫌いって言葉だけは…嘘でも言うなよ…」
「ごめんね。もう言わないようにする。」
「…こんなことしても、離れないでいてくれるか?」
「いるよ。ずっといる。リト君のそばにずっといるよ。」
「ありがと…ごめんな、テツ」
俺の足元にリト君の涙が一滴、滴り落ちた。
リクエストありがとうございましたー!
コメント
4件
最高です、、( ´ཫ`)و✧
うぁー!めっちゃすき!