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俺はオタクだ。学校では全く相手にされない。言わゆる陰キャってやつだ。
「はぁ……友達でもできないかな……」俺は家でぼそっと呟いた。
「あ、もうこんな時間だ……」俺はVTuberも見るのだ。配信の時間にアラームを設定してあった。
『皆さん。!こんにちは!』
『天ノあみだよー!』
俺の好きなVTuberは天ノあみ(てんの あみ)だ。
可愛い声で学校の疲れをいつも癒してくれる。
でも、何か一つ、違和感を覚えることがある。
それは何かは分からないが。……
「ご飯よー!」
母が呼んできた。配信中だが……あとで見るしか無くなったようだ。
「あ、はーい。」
俺は降りてリビングに向かった。ご飯が用意されている。
「おぉ、」
俺は美味しいと思ったが、それを口にはしなかった。何か照れくさかったからだ。
「あんたも何かバイトしなさいよ!高校生なんだし……」
「まだいいだろ……!」
「お母さんを養いなさいよ……ー?」
「はぁ、」
俺は自分のお小遣いも欲しいしバイトをしようと考えていたが、何がいいのか分からず、諦めていた。
「部屋戻る。」
俺は食べ終わって、部屋に戻った。
「バイト……検索してみるか」
「こんなのあるのか……」
俺の目に止まったのは。
バイトを依頼するサイトだった
「内容は……っと」
俺はサイトを開いた。
「!」
俺は驚いた。サイトで応募しているのは配信者だった。名前は伏せてあるようだ。
俺は内容を確認した。
「えっと……、」
そこには
『48歳。✋😅男性!👨よろしくね😊💦』
と書いてあった。おぢさん構文感があったが、48歳だ。それもそうだろう。
「48……か、」
俺は結構年の差があったから怖いと思ったが、多分ゲーム配信者だろう。それなら納得できる。と、思って自分を納得させた。
「お母さんー!」
俺は叫んで呼んだ
「お!なになに?」
「バイト決まった?」
「……まぁ、そんなとこ」
「見せて?」
「これ」
俺はそのサイトを見せた。
「んー、いいんじゃないかな?」
俺は心の中でガッツポーズをした。
お小遣い収入源が増えるのだ。
「申請してみる」俺はそう言ってボタンを押した。
明日を待つことにしよう。